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Ymoisyhai (会話 | 投稿記録)
セーブポイント追加
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'''セーブ''' (save) とは、[[コンピュータ]]の[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]において、作業内容や各種[[データ]]を[[補助記憶装置|記憶媒体]]に保存すること。
 
コンピュータプログラムにおいて、[[電源]]が切れるなどの不測事態対策、作業の中断・終了、別の機器で読み出したいなどの理由で行われる。
 
同義語は他にもいくつかあるが、多くの[[BASIC]]環境で<code>SAVE</code>という[[命令 (コンピュータ)|命令]]([[文 (プログラミング)|文]]ではない)であったことなどもあり、セーブという表現がポピュラーである。
 
== コンピュータゲーム ==
{{seealso|セーブポイント (ゲーム)}}
[[コンピュータゲーム]]においては、プレイを中断する際、現在の進行状態を保存し、次回にプレイするときにその時点から再開できるように処理することをセーブという。主に子どもの間では、この保存されたデータそのものを「セーブ」と呼ぶこともある(「セーブが消えた」など)。
 
時代が進むと、自動的にセーブを行う「オートセーブ」の[[ゲームソフト]]も増えた。
 
また、[[2010年代]]には複数の[[ハードウェア]]でセーブデータを[[共有]]できる「[[クロスセーブ]]」機能も登場する。
 
{{seealso|=== セーブポイント (ゲーム)}}===
==関連項目==
'''セーブポイント'''(save point)は、コンピュータゲームにおいて進行状況のセーブができる箇所に制限がある場合、セーブが可能な地点を指す。
 
[[アクションゲーム]]や[[コンピュータRPG|ロールプレイングゲーム]]などには[[プレイヤー]]の緊張感を高めるためや[[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]上の都合のため、セーブできる箇所を制限するものがある。こうしたゲームではセーブを行うための地点が設けられ、この地点をセーブポイントと呼ぶ。セーブ可能地点に制限のあるゲームでも、ワールドマップでは自由にセーブできるものがあるが、この場合はワールドマップをセーブポイントと呼ばない。
 
なおセーブポイントはアクションゲームやロールプレイングゲームなど操作キャラクターがフィールド画面を自由に移動できるゲーム、またはステージ制のゲームにおいて使用される概念であり、[[パズルゲーム]]や[[音楽ゲーム]]、[[ボードゲーム]]などのようにフィールド画面が存在しないゲームや[[スポーツゲーム]]・[[レースゲーム]]のように限られた狭いエリア内でしか移動できないゲームには基本的にこの概念はない(この場合メニュー画面でセーブを行うか、または自動的にセーブされる)。
 
またアクションゲームやロールプレイングゲームでも、メニュー画面からいつでもセーブ可能な場合や自動的にセーブを行うものはセーブポイントの概念はない。
 
セーブポイントは作品により設置されている場所は異なり、ダンジョン内、ステージ選択画面、[[町]]の入口、[[教会]]、[[宿泊施設|宿屋]]などに設置されている。形態もさまざまで、[[光]]などで示されたエリアに立つことによりセーブが可能になるもの、何らかの物体に触れてセーブ画面を呼び出すもの、特定の人物(教会の[[神父]]や宿屋の店主など)に話しかけてセーブを行ってもらうものなどの種類がある。
 
[[バンジー (ゲーム会社)|バンジー]]の[[ゲームデザイナー]]、{{仮リンク|ジェイソン・ジョーンズ (プログラマー)|label=ジェイソン・ジョーンズ|en|Jason Jones (programmer)}}は自身のゲームにセーブポイントを設けた理由について、次のような点を挙げた<ref>Hamish Sinclair '[http://pid.bungie.org/undocumentedfeatures.html Undocumented Features]' bungie.org, 2012年2月29日</ref><ref>Jason Jones '[http://pid.bungie.org/jjonessavedgamesystem.html Re: PiD gripes]' 1993年9月3日</ref>。
* どこでもセーブできると、挽回できない場面でセーブしてしまう場合がある。
* どこでもセーブできると、場当たり的にセーブしがちである。前項のほか貴重[[アイテム]]の消費などセーブ前にしてはいけないことについてプレイヤーに考えさせる。
* セーブポイントの設置によって、別のレベルの難易度調整を加えられる。
* 再開時にセーブポイントまで大きく戻ることで、[[ゲームオーバー]]に避けるべき[[動機づけ]]をする。
 
== 出典 ==
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
*[[ファイル (コンピュータ)]]
*[[ロード (コンピュータ)]]