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=== 概要 ===
原作の挿絵を担当した[[作画監督]]の[[近藤勝也]]をはじめとした、スタジオジブリ内の若手作家を育成する目的で制作され、[[宮崎駿]]や[[高畑勲]]が全く関わらない初めての作品となった。また[[小金井市|東小金井]]に移されたスタジオジブリ新社屋で制作された初めての作品にもなった。挿絵自体のキャラクターによって、原作とは若干違うストーリーを展開した。日本テレビでは夕方4時から放映されたが、この時間帯では異例の[[視聴率]]17.4%を記録した。
 
挿絵自体のキャラクターによって、原作とは若干違うストーリーを展開した。日本テレビでは夕方4時から放映されたが、この時間帯では異例の[[視聴率]]17.4%を記録した。
72分間(当初予定では50分間程度)という枠であるが故に作品の主な舞台が高知での中高一貫校時代に限定され、大学進学後の話はアニメの冒頭とエンディングのみでしか描かれず(しかも原作とはかなり異なる構成である)、そのために津村知沙など大学で出会う人物が一切登場せず、また原作には掲載されているキスシーンが描かれていないなどの点で、原作とアニメとでは大きく異なっている。
 
72分間(当初予定では50分間程度)という枠であるが故に、原作とアニメとでは内容やストーリー展開が異なっている。
歴代スタジオジブリ作品の中で、男性の専業声優([[飛田展男]])が主人公の声を演じている唯一の作品である。またキャストのほとんどが専業声優で占められていることも、スタジオジブリ制作の作品では例外的である。制作当初、主題歌は[[中島みゆき]]の『傷ついた翼』が検討されていたが楽曲使用料の問題で、里伽子の声優を務める[[坂本洋子 (女優)|坂本洋子]]の「海になれたら」が使用された。方言指導は、[[高知県]]出身の声優、[[島本須美]]と[[渡部猛]]が務めた。
72分間(当初予定では50分間程度)という枠であるが故に例えば、作品の主な舞台が高知での中高一貫校時代に限定され、大学進学後の話はアニメの冒頭とエンディングのみでしか描かれず(しかも原作とはかなり大きく異なる構成である)、そのために津村知沙など大学で出会う人物が一切登場せず、また原作には掲載されているキスシーンが描かれていないなどの点で、原作とアニメとでは大きく異なっている。
 
歴代スタジオジブリ作品の中で、男性の専業声優([[飛田展男]])が主人公の声を演じている唯一の作品である。またキャストのほとんどが専業声優で占められていることも、スタジオジブリ制作の作品では例外的である。制作当初、主題歌は[[中島みゆき]]の『傷ついた翼』が検討されていたが楽曲使用料の問題で、里伽子の声優を務める[[坂本洋子 (女優)|坂本洋子]]の「海になれたら」が使用された。方言指導は、[[高知県]]出身の声優、[[島本須美]]と[[渡部猛]]が務めた
 
制作当初、主題歌は[[中島みゆき]]の『傷ついた翼』が検討されていたが楽曲使用料の問題で、里伽子の声優を務める[[坂本洋子 (女優)|坂本洋子]]の『海になれたら』が使用された。
 
方言指導は、[[高知県]]出身の声優、[[島本須美]]と[[渡部猛]]が務めた。
 
=== あらすじ ===