「発達」の版間の差分

[[心理学]]における'''発達'''（[[:<ref>{{lang-en:-short|development]]）}}</ref>とは、一般に[[受精]]から[[死]]に至るまでの人の心身、及びその社会的な諸関係の量的及び質的変化・変容をいう。英語の「<ruby lang="en">development<rp>（</rp><rt lang="en-Kana">ディヴェロップメント</rt><rp>）</rp></ruby>」等、あるいはドイツ語の「<ruby lang="de">die Entwicklung<rp>（</rp><rt lang="de-Kana">ディー・エントヴィックルンク</rt><rp>）</rp></ruby>」は、巻いた絨毯のようなものを開いていくような行為、様子をいうもので、開ききってしまったところが人間の終焉になる。

*成長（Growth）<ref>{{lang-en-short|growth}}</ref> - この反対が老化。ただし、老化＝衰退ではない。生涯発達のピークを分水嶺としては、前半が成長、後半が老化となる。

*成熟（Maturation）<ref>{{lang-en-short|maturation}}</ref> - 性交渉による生殖が可能な段階に達すること。その可能時期の終わりを告げる、女性では[[閉経]]。男女共に[[更年期]]というものがあり、様々な[[更年期障害]]を呈することがある。

*学習（Learning）<ref>{{lang-en-short|learning}}</ref> - 経験により獲得した知識、理解により、自分の行動、態度を微調整していく事が出来ること。この特殊なものは、学校教育の中で得られる。学習は人生の前半にのみあるものではない。また、健忘症、物忘れなどいわば負の学習というものも存在し、これもまた人生の後半に現れるとは限らない。