「1998年ハンガリーグランプリ」の版間の差分

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シューマッハは43周目に2回目のピット作業を行い、給油時間6.8秒でコースに復帰した。44周目にクルサード、46周目にハッキネンが8秒台のピットストップを行うと、この間にシューマッハがトップに浮上した。シューマッハは1分19秒台のファステストラップを連発し、毎周2〜3秒ずつリードを拡げる。勢い余って最終コーナーをオーバーランする場面もあったが、27秒のマージンを稼いで62周目にピットイン。なお5秒の余裕をもってコースに復帰し、そのまま優勝した。通算32勝目となり、[[ナイジェル・マンセル]]を抜いて歴代3位(当時)の勝利数となった。
 
マクラーレン勢は2回目のピットストップ後にペースを上げられず、フェラーリとシューマッハの奇襲戦法の前に為す術なくれた。ハッキネンはハンドリングの不調で後続に抜かれていき、最後はシューマッハに周回遅れにされ6位に終わった。これで対シューマッハのポイントリードは7点となった。
 
1998年10月、オーガナイザーはコースに侵入者があったことで100万ドルの罰金を課された。翌2年間のレースで再発しなかったことで、罰金は25万ドルに引き下げられた。