「アドルフ・マンジュー」の版間の差分
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'''アドルフ・マンジュー'''(Adolphe Jean Menjou、[[1890年]][[2月18日]] –[[1963年]][[10月29日]]) はアメリカ合衆国の俳優。[[サイレント映画]]から[[トーキー]]の移り変わりから活躍を開始し 『[[シーク (映画)|シーク]]』、『[[巴里の女性]]』、『[[モロッコ (映画)|モロッコ]]』、『[[スタア誕生 (1937年の映画)|スタア誕生]]』と言った作品に出演した。また、1931年に『犯罪都市』に出演したことで[[アカデミー賞]]にノミネートされた。
==略歴==
[[フランス人]]と[[アイルランド人]]の血を引いて、[[ペンシルベニア州]][[ピッツバーグ]]に生まれた彼は<ref>[http://www.imdb.com/name/nm0579663/bio IMDbのバイオグラフィ]によると、"His Irish mother was a distant cousin of novelist/poet James Joyce ("Ulysses") (1882-1941). His Frenczfather, an émigré, eventually moved the family to Cleveland, Ohio, where he operated a chain of restaurants."(訳:彼のアイルランド人の母親は、[[ジェームズ・ジョイス]]の遠いいとこである。彼のフランス人の父は[[フランス革命]]時の亡命貴族で、最終的に家族で[[オハイオ州]][[クリーブランド (オハイオ州)|クリーヴランド]]に移り住んだ際、レストランチェーンを開いた)とある。</ref>、[[カトリック教会]]を信仰する一家に育てられ、[[:en:Culver Academies|Culver Military Academy]]を出て、[[コーネル大学]]でエンジニアリングの学位を取得して卒業。[[ヴォードヴィル]]の魅力に引き付けられ、1916年''The Blue Envelope Mystery''で俳優デビューを果たす。[[第一次世界大戦]]のさなか、彼は救護班のリーダーとして活躍した。
1947年、マンジューはハリウッドで[[赤狩り]]が猛威を振るった時、[[下院非米活動委員会]]と手を組み<ref>{{
政治的信念のために[[キャサリン・ヘプバーン]]とは対立していた。マンジューは『[[ステージ・ドア]]』と『愛の立候補宣言』に、[[スペンサー・トレイシー]]と共に出演したが、ヘプバーンが共産主義者と疑われた際、彼女はアメリカ人の告げ口に反対した<ref name="TCM">http://www.tcm.com/tcmdb/title/91341/State-of-the-Union/articles.html</ref>。ウィリアム・マンが著したヘプバーンの伝記 ''Kate''によれば、『愛の立候補宣言』で脚本上やむを得ずしゃべらなければいけない時だけしか2人は口を利かなかったとされる。
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!公開年!!邦題<br
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|rowspan="4"|1921|| 勝手口から<br
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| 生に勝つ力<br
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| 三銃士<br
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| [[シーク (映画)|シーク]]<br
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|rowspan="5"|1922|| 結婚は失敗か<br
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| 向ふ見ずの女<br
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| 速達郵便列車<br
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| 永劫の焔<br
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| 桃色の神々<br
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|rowspan="4"|1923|| ベラ・ドンナ<br
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| 風雲のゼンダ城<br
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| [[巴里の女性]]<br
|-
| 西班牙の踊り子<br
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|rowspan="6"|1924|| 結婚哲学<br
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| 巴里の暗影<br
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| 縺れ行く情火<br
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| 輝く一路<br
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| 浮気征伐<br
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| 禁断の楽園<br
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|1925|| 子の心親知らず<br
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|rowspan="3"|1926|| 三日伯爵<br
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| 不良老年<br
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| サタンの嘆き<br
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|rowspan="4"|1927|| 金髪か黒髪か<br
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| 夜会服<br
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| 婦人に御給仕<br
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| セレナーデ<br
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|rowspan="3"|1928|| 一夜の秘密<br
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| 虎御前<br
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| パリのしゃれ者<br
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|rowspan="2"|1929|| 結婚商売<br
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| コンサート<br
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|rowspan="2"|1930|| [[モロッコ (映画)|モロッコ]]<br
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| ニュウ・ムウン<br
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|1931|| [[犯罪都市 (1931年の映画)|犯罪都市]]<br
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|rowspan="3"|1932|| たそがれの女<br
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| ナイトクラブの女<br
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| [[戦場よさらば]]<br
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|rowspan="2"|1933|| 十三日の殺人<br
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| [[勝利の朝]]<br
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|rowspan="5"|1934|| 夫の日記<br
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| 喇叭は響く<br
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| 可愛いマーカちゃん<br
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| 舞台に立つ妻<br
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| 曲芸団<br
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|1935|| ゴールド・ディガース36年<br
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|rowspan="2"|1936|| ロイドの牛乳屋<br
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| 銀盤の女王<br
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|rowspan="3"|1937|| [[スタア誕生 (1937年の映画)|スタア誕生]]<br
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| [[オーケストラの少女]]<br
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| [[ステージ・ドア]]<br
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|rowspan="2"|1938|| 華麗なるミュージカル<br
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| 忘れがたみ<br
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|1939|| ゴールデン・ボーイ<br
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|1942|| 晴れて今宵は<br
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|1944|| 芸人ホテル<br
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|1945|| 生きていた良人<br
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|rowspan="2"|1947|| 私はあなたのもの<br
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| 自信売ります<br
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|1948|| 愛の立候補宣言<br
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|1949|| 夢はあなたに<br
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|1950|| スピード王<br
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|1951|| ミズーリ横断<br
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|1953|| 綱渡りの男<br
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|1955|| 野性地帯<br
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|rowspan="2"|1956|| 恋は巴里で<br
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| 歓びの街角<br
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|rowspan="2"|1957|| さらわれた花嫁<br
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| [[突撃 (映画)|突撃]]<br
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|1960|| [[ポリアンナ (1960年の映画)|ポリアンナ]]<br
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|}
==脚注==
{{
==外部リンク==
202行目:
{{DEFAULTSORT:まんしゆ}}
[[Category:アメリカ合衆国の
[[Category:ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム]]
[[Category:フランス系アメリカ人]]
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