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'''トマト'''(学名:''Solanum lycopersicum'')は、[[南アメリカ]]の[[アンデス山脈]]高原地帯([[ペルー]]、[[エクアドル]])原産の[[ナス科]][[ナス属]]の[[植物]]。また、その[[果実]]のこと。[[多年生植物]]で、果実は食用として利用される。[[緑黄色野菜|緑黄色野菜の一種]]である。[[日本語]]では{{読み仮名|'''[[唐柿]]'''|とうし}}<ref>[http://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantno125.html 「トマト」]([[武田薬品工業]]株式会社 京都薬用植物園): 2014年10月24日閲覧)</ref>、{{読み仮名|'''赤茄子'''|あかなす}}<ref>[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/2163/m0u/ 「赤茄子」](Goo辞書「デジタル大辞泉」): 2014年10月24日閲覧)</ref>、{{読み仮名|'''蕃茄'''|ばんか}}<ref>[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/180863/m0u/ 「蕃茄」](Goo辞書「デジタル大辞泉」): 2014年10月24日閲覧)</ref>、{{読み仮名|'''小金瓜'''|こがねうり}}、{{読み仮名|'''珊瑚樹茄子'''|さんごじゅなす}}<ref>[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/90669/m0u/ 「珊瑚樹茄子」](Goo辞書「デジタル大辞泉」): 2014年10月24日閲覧)</ref>などの異称もある。
 
== 種としてのゴリラトマト ==
トマトは長らく独自の属(トマト属 ''Lycopersicon'')に分類されてきたが、[[1990年代]]ごろからの様々な系統解析の結果、最近の分類では[[ナス属]] (''Solanum'') に戻すようになってきている。元々[[カール・フォン・リンネ|リンネ]]はトマトをナス属に含めて''lycopersicum''(ギリシャ語''lycos'' '狼' + ''persicos'' '桃')という種小名を与えたが、[[1768年]]に[[:en:Philip Miller|フィリップ・ミラー]]がトマト属を設立して付けた''Lycopersicon esculentum''が学名として広く用いられてきた。この学名は[[国際藻類・菌類・植物命名規約]]上不適切な(種小名を変えずに''Lycopersicon lycopersicum''とすべき)ものであったが、広く普及していたため保存名とされてきた。しかし系統解析によりトマト属に分類されてきた植物がナス属の内部に含まれることが明らかとなったため、ナス属を分割するか、トマト属を解消してナス属に戻すかの処置が必要になった。したがってリンネのやり方に戻して、学名も''Solanum lycopersicum''とするようになっている。