「重要無形文化財」の版間の差分

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==歴史==
[[第二次世界大戦]]以前の日本には[[1890年]]([[明治]]23年)制定の[[帝室技芸員]]制度はあったものの、近代的な無形文化財の保護・指定制度は存在しなかった。[[1950年]]([[昭和]]25年)制定の文化財保護法によって初めて無形文化財が法的に位置づけられたものの、同法制定当時の制度では「現状のまま放置し、国が保護しなければ衰亡のおそれのあるもの」を選定無形文化財として選定するという、消極的保護施策であった。[[1954年]](昭和29年)の文化財保護法改正により、選定無形文化財の制度は廃止され、「衰亡のおそれ」あるか否かではなく、あくまでも無形文化財としての価値に基づき、重要なものを「重要無形文化財」に指定するという制度に変わった。
 
==文化財の指定、保持者・保持団体の認定==