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IwaimBot (会話 | 投稿記録)
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; 徳川(とくがわ)
: 運送会社社長。培った確かな信用から美術品の運送を手がける。かつて菱沼の贋作を暴いたことがあり、それを根に持たれて復讐されそうになったが藤田の協力(菱沼への裏切り)で難を逃れる。
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; 長谷万次(はせ まんじ)
: 消費者金融会社「ミリオンローン」を経営。通称・ハセマン。作品の初期に頻繁に登場し、藤田によく借金返済が滞った顧客の美術品・骨董の処分を依頼している。また、お互い金銭を融通しあったりする仲でもある。前身は銀行員で、[[MOF担]]と呼ばれる旧大蔵省との交渉を担当するエリート行員でもあった。大の落語ファン。
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; 三田村みちる(みたむら みちる)
: 小夜子の妹であり、自宅マンションで同居している。女優志望→グラビアアイドル。将来的に女優になりたいと願っているが故に、姉と対立している。男性関係も派手で藤田とも親しい。
 
; 藤田東湖(ふじた とうこ)
: 玲司の父親で、[[日本画家]]。日本画家の多くが関わった贋作事件により、一人罪を着せられて美術界から追放された。
 
=== 準レギュラー(日本以外) ===
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: ドイツ人。ナチスの略奪絵画を正当な所有者へ返却するために、調査・回収を行っているカナン・ファウンデーションの弁護士。美術への造詣が深く行動力にも富んでおり、「Wolf(ドイツ語で狼)」の異名で恐れられている。[[ハンス・ポッセ]]の孫で、ともすれば略奪絵画回収の過程で、第一級の美術品を目にする機会に心躍らせることもあるが、美術に溺れ戦争犯罪に加担したと見なした祖父に対する反発から、強く自分を戒めている。
 
=== '''藤田玲司に関係するゲスト''' ===
; ポール・ベルナール
; 藤田東(ふじた とうこ)
: 美術品修復家にして[[日本画家]]。藤田玲司の実父。作中では後姿のみだが南山曰く容姿は玲司に似ている。
: 30年前に榊原南山ら多くの画家の贋作作りに加担し、素材や画材などのアドバイスをしていたが報酬の分け前で仲間内でトラブルになり事件が発覚してしまい南山や仲間達が金や師匠の名を利用する中で唯一頼るべきものが無かった為に他の仲間達の分まで事件の責任を負わされ画壇から追放され10年前に「波濤鵜図」を描き残し亡くなった。
 
; 榊原南山
: 声 - [[麦人]]
: 日本画の巨匠。複数の弟子を抱え作品に高価なアズライト(岩群青)を多用する事で知られている。弟子の作った顔料が気に入らないと絵皿を投げつけるなど傲慢で直情的な性格。
: 実は若手だった30年前に多くの画家や修復家の藤田東胡と共に贋作作りをしていたが金や師匠の名を利用して事件の責任を逃れた過去を持つ。
: 藤田から自身も参加する展覧会に作品を飾るのを条件にアズライトを提供して貰い大作を描き上げたが、三田村館長から藤田の持ち込んだ東胡作の「波濤鵜図」と比較され構図や色使いは手慣れ緊張感のない凡作と酷評されてしまい藤田が東胡の息子だと知りさらに自身の過去を持ち出されその場にうなだれてしまう。
 
; エカテリーナ・コラシニコワ
: 声 - [[内海賢二]]
: ロシア人。[[エルミタージュ美術館]]の学芸部長で「エルミタージュの女帝」と呼ばれている。かつてMETにいた藤田と合同企画展で出会っておりそれ以来、一目置いている。一方の藤田からも多くを教えてもらい感謝しているが若干、苦手意識も持たれいている。エルミタージュ美術館の別館計画の為に来日して藤田と再会し運営方針の為に協力させる。「ブノアの聖母」に惚れておりMETとの合同企画展にも貸し出さず藤田から一ヶ月間だけ別館に貸し出すことを条件に受け入れたが内心は穏やかではなかった。
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; '''ポール・ベルナール'''
: フランス人。絵画修復の大家。藤田が「人生における唯一人の師」と仰ぐ存在で、美術品の修復技術は彼から学び取った。死の直前、[[ゴヤ]]の「アルバ公爵夫人」を修復して欲しいと藤田に依頼したが、藤田の到着前に亡くなる。