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m 英語名はEaglesではなくThe Eagles
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マルチプレイヤーであったレドンが演奏するテレキャスター、[[バンジョー]]、[[スティール・ギター]]、[[マンドリン]]のサウンドが、バンドのイメージを決定付けていた。特に、バンジョーをフィーチャーした「早起き鳥」などの楽曲にみられるブルーグラス要素をロックのダイナミズムと融合させた点は斬新であった。
 
[[プロデューサー]]は[[グリン・ジョンズ]]で、すでに[[ローリング・ストーンズ]]の『[[ベガーズ・バンケット]]』や[[レッド・ツェッペリン]]の[[レッド・ツェッペリン I|デビュー・アルバム]]など、ロック指向の強い多くの作品に[[エンジニア]]として関わっていた経験を持つベテランだったが、同作のレコーディング時にはイーグルスをバラード・グループと見なして「君たちはロックンロールに向いていない」などと発言し、またどの程度カントリー的要素をブレンドするかといった意見について、しばしば衝突を繰り返したとされる。
 
2枚目のアルバム『'''[[ならず者 (アルバム)|ならず者]]'''』は[[コンセプト・アルバム]]で、基本的にはファースト・アルバムと同様のサウンド構成に留まり、バーニー・レドンのカラーが強い[[ブルーグラス]]的な楽曲と、ロック的な要素の曲が共存しているものの、その音楽的成熟度としては格段の向上を見せた。タイトル曲の哀愁を帯びたバラード'''「[[ならず者 (曲)|ならず者]]」'''は、後にリンダ・ロンシュタットや[[カーペンターズ]]に至るまで、数多くのアーティストたちに[[カバー]]される[[スタンダード・ナンバー]]となっている。