「時刻系」の版間の差分

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現在では、[[地球時]](TT)は地球表面([[ジオイド]]表面上)での時刻、[[地心座標時]](TCG)は地球中心での座標時、[[太陽系座標時]](TCB)は太陽系の重心での座標時、そして[[太陽系力学時]](TDB)は太陽系重心での力学時である。
 
[[天体暦]]の計算用途には、暦表時(ET)は[[太陽系力学時]](TDB)で置き換えられた。しかしTDBの定義では不足があったため、TDBは更に、地球近傍での用途には[[地座標時]](TCG)で置き換えられ、[[太陽系]]全体での用途については[[太陽系座標時]](TCB)で置き換えられた。実際には天体暦の計算はT<sub>eph</sub>と呼ばれる、太陽系座標時(TCB)と線形的に関係する時刻が使われているが、これは公式には定義されていない。
 
=== 地球時(TT) ===