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m 日付の「日」を補完
波ダッシュの回避およびレール刻印の説明付加。
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|定尺レール||25m(30kgレールは20m)<br/>(一部では、24mなどの寸詰まりなレールも存在する)
|-
|短尺レール||5m - 25m(調整用レールに使われているほか、<br/>ごく一部の地方の[[ローカル線]]の古い規格のレールがそれである)
|}
 
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== 製造 ==
[[ファイル:Rail-kokuin.jpg|thumb|レールの刻印 製造情報が記載される ]]
=== 製造方法 ===
高温で熱した鋼塊(オレンジから黄くらいの[[色温度]])を、ローラーを組み合わせて作られた圧延機に通して、[[圧延]]([[熱延]])する。圧延機は段階に合わせて数台あり、そこを複数回往復させる複雑な行程を経て製造される。不純物は両端にたまりやすいので、日本では長く作ってから両端を切断する方法がとられている。また、製造時では、レールに対して各種試験<ref>引っ張り試験、荷重試験、破断面試験、曲げ試験、硬度試験、磨耗試験、腐食試験、顕微鏡試験を行う。</ref>を行い、レールの品質の確保を行っている。
 
なお製造されたレールには、[[JIS]]に従い鋼塊又は鋳片の頭部方向を示す矢印・レールの種類の記号・製鋼炉([[LD転炉]]なら LD 、[[電気炉]]なら E)・製造業者名又はその略号(社章など)ならびに製造年月又はその略号が浮き出し表示される<ref>JIS E 1101</ref>。
 
=== 材質と性質 ===