「花嫁衣裳は誰が着る」の版間の差分

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雪村千代は、母の死を要因にして3歳の頃、[[佐渡島|佐渡]]で有数のホテルを経営する伯父・相良源造の家に引き取られた。7歳の頃、源造の娘で千代と同い年の従姉妹であるみさ子が崖から転落し、足が不自由になる事故があり、その原因が千代とされてしまう。
ある日、千代は海岸で負傷しているアイドル歌手の上月光を助ける。
 
高校を卒業したら、東京へ行き[[ウエディングドレス]]のデザイナーを目指すという夢を支えに頑張る千代だったが、周囲からいじめを受け、孤立する佐渡の生活に耐えられず、予定を繰り上げて高校を中退して上京し、デザイナー事務所に就職する。
光はリサイタルの衣装を新進デザイナーのユリ麻見に依頼する。ユリの店で、千代と光が再会した。
 
ファッションショーで千代にデザイン盗用の疑いがかかった。 かおりが調べたところスパイは同じデザイン事務所の理子だとわかるが、その罪をかぶって千代はデザインルームを辞める。その頃、光と千代は異母兄妹だということが発覚する。
光の父、信行が設計したビルが建設中に崩壊し、多額の借金を背負うこととなる。千代はデザイン盗用の疑いが晴れてふたたびユリのもとに戻ることとなった。
みさ子は光と結婚することとなる。みさ子は千代にウェディングドレスを作らせた。
光が主役の映画では、スタントなしで撮影が行われた。崖から転落するが、奇跡的に生還する。千代は光に異母兄妹だと告げたことを耳にしたみさ子は、光の記憶障害の父がいる金沢へ赴く。千代は佑介と結婚することを決意する。みさ子は光と千代が兄妹でない証拠写真を手に入れるが、焼き捨ててしまう。
 
光は佑介と千代とともに金沢へ行き、兄妹ではないことを確認する。2人に希望が生まれた矢先、みさ子はガス自殺を図ったが未遂に終わる。
千代は佑介のもとで花嫁修業に励むが、仙台のコンサートで光と再会する。佑介は光を潰す目的で芸能事務所を設立する。
千代のもとを訪れたユリから、千代の父・篠原はユリの元恋人で、明江の夫であるということを知り失神してしまう。
 
千代と佑介の挙式の日が迫り、千代は佐渡に戻される。光は覚悟を決め佐渡に渡った。佑介との婚礼が2日後に迫る中、千代は光と東京に向かう。佑介から逃れるため、明江の元でデザイナーの仕事を手伝うこととなる。
佑介は千代を奪うために手段を選ばず、みさ子や光に圧力をかけた。千代は諦め佑介と結婚する。
光が佐渡にやって来るも、千代は「私はもう人妻です」と光を拒絶する。明江は藤堂と企み千代のデザイナーとしての才能を利用し、デザイン業界からユリを抹殺しようとしていた。
千代とユリが対決する形のジョイントコレクションが開かれ、結果は明江の思惑どおりとなった。それを見たみさ子は空しさを感じ、千代が作ったウェディングドレスを千代に返し、光と結婚すべきと告げる。
光は千代が心の妻として生きていく、と千代に約束する。芸能界から追放されていた光は歌手として再起を果たそうとする中、佑介は交通事故を起こし、帰らぬ人となる。
ユリは一緒に勉強しようと千代にパリに行こうと誘ったが、酒田家の未亡人として生きていくことを決意した千代はそれを断る。しかし、千代の誠実さがスエの心を動かし、千代を酒田家の束縛から開放し、フランス行きをすすめた。
 
== 出演者 ==