削除された内容 追加された内容
→‎特徴と逸話: 画像の変更
466行目:
=== 初期の曲銃床とマズルジャンプ ===
: マズルジャンプとは、弾丸が[[銃口]]から飛び出した瞬間に銃口が跳ね上がる現象で、射撃時の反動から生じる。この現象は通常の銃であれば程度の差はあれ必ず生じるが、初期のAK-47は[[銃床|曲銃床]]であったため、反動を直に受け止めにくく、マズルジャンプが起こりやすかった。
: フルオート射撃マチック時には連続的に反動が生じるため、銃口が連射とともに徐々に跳ね上がり、狙いを定めることが出来なくなる。同様の例は[[アメリカ軍]]に採用された[[スプリングフィールドM14|M14]]でも起き<ref>津野瀬光男 『幻の自動小銃―六四式小銃のすべて』 光人社〈光人社NF文庫〉、2006年</ref>、M14は後のM14A1で、AK-47ではAKMでいずれも直銃床に変更され、より反動を受け止めやすく、制御しやすい構造<ref group="注">AKMは銃口先端を斜めに切ったマズルブレーキで銃口の跳ね上がりを軽減している。</ref>に改良されている。
 
=== 民族自決と革命の象徴 ===