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'''日本の航空事故'''(にほんのこうくうじこ)は、[[日本]]国内で発生した主な[[民間機|民間航空機]]や[[ゼネラル・アビエーション]]の[[航空事故]]および[[インシデント]]についての一覧である。以下ではそれぞれの事故を事故発生日順に並べ、[[#凡例|凡例]]で挙げた項目について記述す載している。
{{TOCright}}
日本国外で発生した航空事故については以下を参照。
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* [[航空事故の一覧 (1980年から1999年)]] - 1980年から1999年までに発生した航空事故
* [[航空事故の一覧 (2000年以降)]] - 2000年以降に発生した航空事故
 
また、本項以外の航空事故および事件については以下を参照。
* [[航空機テロ・破壊行為の一覧]] - 民間航空機に絡むテロや破壊行為による事件
* [[航空機ハイジャック事件の一覧]] - 民間航空機に対するハイジャックやハイジャックを原因とする破壊・墜落事件
* [[軍用機事故の一覧]] - 軍用機が平時の訓練や航空ショーなどで起した事故
* [[日本におけるアメリカ軍機事故の一覧]] - 日本国内で発生した在日米軍機(進駐軍機)による事故
 
なお、日本国内の各航空会社の事故については、[[日航機事故]]、[[全日空機事故]]、[[日本エアシステム機事故]]も参照のこと。
 
== 凡例 ==
# 事故発生
# 航空会社と便名もしくは[[機体記号]]または機体名
# 製造元と機種
# 犠牲者数もしくは負傷者数
# 事故の状況
# 個別の記事がある場合には詳細として内部リンク
<!--
スタイル:
. 航空会社、便名、機種、製造元、犠牲者数については確認が可能な限り詳しく記載
. すでに存在しない製造元・企業・空港・都市などで、現在これを継承するものがある場合には、そこにパイプでリンクする (例: [[ネタジ・スバス・チャンドラ・ボース国際空港|ダムダム空港)
. 死者については「乗員○人、乗客○人、計○人」と細かく分けずに、「乗員乗客○人」とする
. ○名ではなく○人とする
. 空港名は原則として副名称や「国際」を省き、正式名称をパイプでリンクする (例: [[ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港|ニューオーリンズ空港]]) また「羽田」や「成田」など周知のものについては「空港」も省く
. カタカナ固有名詞の中黒 (・) は原則としてすべて抜く
. 画像は不要
-->
 
== 1910年代 ==
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** 死者: 2人が死亡。
** 状況: 北白川宮、久邇宮、朝香宮家が見物に訪れた陸軍による「帝都訪問」の帰り、所沢飛行場から1キロメートル東の山林に墜落した。日本における航空機での最初の犠牲者となった<ref>[http://www.geocities.jp/showahistory/history08/topics02a.html 誰か昭和を思わざる 大正ラプソディー(大正2年1〜6月)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110125222139/http://www.geocities.jp/showahistory/history08/topics02a.html|date=2011年1月25日}}</ref>。
 
* 1913年[[5月4日]]
** 便名: 大阪発京都行き
59 ⟶ 62行目:
** 死者: 乗員5人全員が死亡。
** 状況: [[大阪府]]の[[木津川飛行場]]から[[福岡県]]の[[名島水上飛行場]]に向かっていた旅客飛行艇が、吹雪による視界不良で迷い込んだ[[八幡市 (福岡県)|八幡市]](現在の[[北九州市]])郊外の[[河内貯水池]]に墜落。乗客はいなかったが乗員全員が殉職した。この事故の調査のために文部省航空評議会に事故調査委員会が設けられた。調査の結果、機体は吹雪に耐え切れなくなり空中分解したことが判明した。一連の経緯は事故調査に参加した[[寺田寅彦]]の随筆集に記述がある。
 
* 1932年[[9月15日]]
** 便名: [[朝日新聞社]] 取材機(機体記号:J-BBAA)
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** 死者: 乗員7人全員が死亡。
** 状況: [[横須賀市|横須賀]]から[[南洋諸島]]の[[サイパン島]]を経由して[[パラオ]]に向かう予定の南洋庁の飛行艇が、機体トラブルのため[[小笠原諸島]]の[[父島]]近海に不時着したとの通信があったが、その後の捜索で痕跡を発見することが出来なかった。不時着後沈没したと見られている。
 
* 1938年[[8月24日]]
** 便名: 1) [[日本飛行学校]] 訓練機(機体記号:J-BIDH)、2) [[日本航空輸送]] 旅客機(機体記号:J-BJDO)
86 ⟶ 87行目:
** 状況: [[大森区]](現在の[[大田区]])上空で空中衝突。1機が工場に墜落し爆発炎上したため、付近の市民も数多く巻き込まれた。
** 詳細:「[[大森民間機空中衝突墜落事故]]」を参照。
 
* 1938年[[12月8日]]
** 便名: [[大日本航空]] 富士号(機体記号:J-BBOH)<ref name=ASN19381208-0>{{Cite web|url=https://aviation-safety.net/database/record.php?id=19381208-0|title=ASN Aircraft accident Nakajima-Douglas DC-2 J-BBOH Kerama Islands|publisher=Aviation Safety Network|language=en|accessdate=2017-11-05}}</ref>
109行目:
** 状況: [[福岡市|福岡]]から[[那覇市|那覇]]を経由して[[台北市|台北]]に向かっていた旅客機が、エンジントラブルにより[[尖閣諸島]]の[[魚釣島]]の海岸に不時着した<ref>朝日新聞1940年2月6日朝刊</ref>。乗員乗客13人は無事に救助されたが、機体は現地にて放棄された。
** 詳細: 「[[大日本航空阿蘇号不時着事故]]」を参照。
 
* 1940年[[12月20日]]
** 便名: [[三菱航空機|三菱航空機(初代)]] 試験機 妙高号
131 ⟶ 130行目:
** 死者: 乗員17人全員が死亡。
** 状況: [[鳥取県]][[境港市]]の航空自衛隊[[美保飛行場|美保基地]]に着陸しようとして失敗、基地西側1キロメートルほど離れた海上に墜落した。
 
* 1957年[[9月30日]]
** 便名: [[日本航空]] 108便 雲仙号
155 ⟶ 153行目:
** 状況: 航空管制ミスにより、[[名古屋飛行場|小牧空港]]の滑走路上で2機が正面衝突。
** 詳細: 「[[全日空小牧空港衝突事故]]」を参照。
 
* 1960年[[11月17日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 社用機(機体記号:JA3023)
176 ⟶ 173行目:
** 死者: なし(2人が負傷)。
** 状況: [[千歳基地|千歳空港]]を飛び立ち、[[東京国際空港|羽田空港]]へ着陸し滑走路を高速で走行している最中に、突然前輪後輪共に引っ込んでしまい胴体着陸状態になってしまった。この事故で客室乗務員1名と乗客1名が打撲など負った<ref>朝日新聞1963年4月25日朝刊</ref>。
 
* 1963年[[5月1日]]
** 便名: [[日東航空]] つばめ号(機体記号:JA3115)
183 ⟶ 179行目:
** 状況: 濃霧の中、航路を誤ったことで[[淡路島]]の[[諭鶴羽山]]に墜落。
** 詳細: 「[[日東航空つばめ号墜落事故]]」を参照。
 
* 1963年[[5月10日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 802便
190 ⟶ 185行目:
** 状況: [[仙台空港]]で着陸に失敗。
** 詳細: 「[[全日空機仙台空港着陸失敗事故]]」を参照。
 
* 1963年[[8月17日]]
** 便名: [[藤田航空]] 臨時便(機体記号:JA6155)
205 ⟶ 199行目:
** 状況: [[大阪国際空港]]を離陸直後にエンジントラブルに遭い、畑に不時着を試みたが失敗し機体炎上。なお機内に取り残された乗客の救出に当たった客室乗務員が、乗客とともに爆発に巻き込まれ[[殉職]]した。
** 詳細: 「[[日東航空おやしお号墜落事故]]」を参照。
 
* 1964年[[2月27日]]
** 便名: [[富士航空]] 902便
212 ⟶ 205行目:
** 状況: 旧[[大分空港]]への着陸時にオーバーランのため河川敷に墜落。
** 詳細: 「[[富士航空機墜落事故]]」を参照。
 
* 1964年[[5月3日]]
** 機種: [[セスナ機]]
** 死者: 乗員3人が死亡。
** 状況: [[富山県]][[砺波市]]で開催されたイベントのため飛行していたセスナ機が低空飛行中に失速して墜落。墜落場所が田んぼだったため地上で巻き添えになった者はいなかったがイベント会場にいる1万人近くの人々の目の前で墜落した。
 
* 1964年[[9月15日]]
** 便名: [[航空自衛隊]]
231 ⟶ 222行目:
** 状況: [[赤石山脈|南アルプス]]山中に巡航中墜落したが、機体が発見されたのは失踪後22か月経ってからであった。失踪当日は悪天候であったが、墜落原因は不明となっている。
** 詳細: 「[[全日空貨物機失踪事件]]」を参照。
 
* 1965年[[2月27日]]
** 便名: [[日本航空]] 訓練機(機体記号:JA8023)
245 ⟶ 235行目:
** 状況: [[東京国際空港|羽田空港]]着陸直前に東京湾に墜落。原因不明。
** 詳細: 「[[全日空羽田沖墜落事故]]」を参照。
 
* 1966年[[3月4日]]
** 便名: [[カナディアン航空|カナダ太平洋航空]] 402便
252 ⟶ 241行目:
** 状況: 濃霧の中、[[東京国際空港|羽田空港]]への着陸に失敗し爆発炎上。
** 詳細: 「[[カナダ太平洋航空402便着陸失敗事故]]」を参照。
 
* 1966年[[3月5日]]
** 便名: [[英国海外航空|英国海外航空 (BOAC)]] 911便
259 ⟶ 247行目:
** 状況: 富士山上空で乱気流に巻き込まれて機体が空中分解し墜落。
** 詳細: 「[[英国海外航空機空中分解事故]]」を参照。
 
* 1966年[[8月26日]]
** 便名: [[日本航空]] 銀座号(訓練機、機体記号:JA8030)
266 ⟶ 253行目:
** 状況: 操縦士の試験飛行の際に離陸に失敗し、滑走路脇に墜落炎上。
** 詳細: 「[[日本航空羽田空港墜落事故]]」を参照。
 
* 1966年[[9月18日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 60便
272 ⟶ 258行目:
** 死者: なし。
** 詳細: 「[[全日空機鹿児島空港オーバーラン事故]]」を参照。
 
* 1966年[[11月13日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 533便
293 ⟶ 278行目:
** 死者: なし。
** 詳細: 「[[全日空機宮崎空港オーバーラン事故]]」を参照。
 
* 1969年[[12月14日]]
** 便名: 1) [[全日本空輸]] 547便、2) [[読売新聞社]] 取材機(機体記号:JA5022)
308 ⟶ 292行目:
** 死者: 搭乗者3人全員が死亡。
** 状況: [[かりふぉるにあ丸]]遭難事故取材のために[[フジテレビジョン|フジテレビ]]がチャーターした航空機が千葉県沖に不時着水し行方不明に。原因は杜撰な飛行計画のために燃料が枯渇し不時着水を余儀なくされたこととされた。
 
* 1970年[[5月23日]]
** 便名: [[チャイナエアライン|中華航空]] 802便
314 ⟶ 297行目:
** 死者: 地上の1人が死亡。
** 状況: 諸般の事情で大幅に到着の遅れていた台北発大阪経由東京行きが、大阪を通過し滑走路閉鎖中の羽田空港C滑走路に特例として4時に着陸することになった。しかし、滑走路で標識塗り替え作業を行っていた作業員に管制塔が連絡していなかった上に、航空機からも[[スモッグ]]の影響<ref>朝日新聞1970年5月23日夕刊</ref>で作業員の姿を確認できず、そのまま着陸進入を続行。そのため空港事務所のライトバンに旅客機の主脚が接触、運転席にいた職員が圧死した。旅客機のほうは無事に着陸し搭乗者11人に怪我はなかった。
 
* 1970年[[7月27日]]
** 便名: [[フライング・タイガー・ライン]] 45便
329 ⟶ 311行目:
** 状況: [[函館空港]]への着陸アプローチ中に山間部に墜落。
** 詳細: 「[[ばんだい号墜落事故]]」を参照。
 
* 1971年[[7月30日]]
** 便名: 1) [[全日本空輸]] 58便、2) [[航空自衛隊]] 訓練機(機体記号:92-7932)
344 ⟶ 325行目:
** 状況: 操縦ミスにより離陸中に滑走路を逸脱し、エンジン火災より出火。
** 詳細: 「[[日航機事故#日本航空羽田空港暴走事故]]」を参照。
 
* 1972年[[5月30日]]
** 便名: [[横浜航空]] そよかぜ号
373 ⟶ 353行目:
** 状況: 太平洋上空を飛行中に失踪。現在に至るまで行方不明のため原因不明。
** 詳細: 「[[ヴァリグ・ブラジル航空機遭難事故]]」を参照。
 
* 1979年[[7月21日]]
** 便名: [[日本エアシステム|東亜国内航空]] 381便
417 ⟶ 396行目:
** 死者: なし(8人が負傷)。
** 状況: [[美保飛行場|米子空港]]を離陸滑走中、凍結により[[昇降舵]]が適切に働かなくなり、離陸中止を試みるも[[オーバーラン]]して滑走路端の[[中海]]に突入。同機の[[コックピット]]部分は、現在[[川崎市]]の[[電車とバスの博物館]]内で[[フライトシミュレーション#フライトシミュレータ(模擬飛行装置)|フライトシミュレーター]]として展示されている。
 
* 1988年[[1月18日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 779便
423 ⟶ 401行目:
** 死者: なし。
** 状況: [[千歳基地|千歳空港]]への夜間着陸の際に滑走路を見失い、滑走路接地後に再浮上して滑走路の左側端に接地後オーバーランし滑走路を右側に飛び出して停止した。機体下面やエンジン下部を損傷するなど中破した。
 
* 1988年[[5月30日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 訓練機(機体記号:JA8455)
446 ⟶ 423行目:
** 死者: 乗員1人が死亡。
** 状況: [[岡南飛行場]]から[[広島西飛行場]]に回送していた小型機が、着陸進入のために必要以上に高度を下げたことから、滑走路はるか手前の[[広島県]][[佐伯郡]][[能美町]](現在の[[江田島市]])にある野登呂山山頂付近の斜面に激突大破した<ref name=JTSB96-3-4 />。機長が夜間飛行に慣れていなかったこともあったが、飲酒操縦をしていたことも事故要因であったとされた<ref name=JTSB96-3-4 />。
 
* 1994年[[4月26日]]
** 便名: [[チャイナエアライン|中華航空]] 140便
453 ⟶ 429行目:
** 状況: [[名古屋飛行場|名古屋空港]]への着陸復行の際に操縦士と機体制御システムが相反したあげく、失速し墜落。
** 詳細: 「[[中華航空140便墜落事故]]」を参照。
 
* 1994年[[10月18日]]
** 便名: 1) [[朝日新聞社]] 取材機(機体記号:JA9621)、2) [[毎日新聞社]] 取材機(機体記号:JA9250)
492 ⟶ 467行目:
** 状況: 航空管制官が誤った指示を出したため、2機が空中衝突寸前の[[ニアミス]]を起こした。
** 詳細: 「[[日本航空機駿河湾上空ニアミス事故]]」を参照。
 
* 2001年[[5月19日]]
** 便名: 1) [[中日本航空]] 訓練機(機体記号:JA6787)、2) 中日本航空 訓練機(機体記号:JA4201)
506 ⟶ 480行目:
** 状況: [[名古屋飛行場|小牧空港]]発[[函館空港]]行き391便が函館空港に着陸しようとしたが、[[ウインドシア]]に遭遇し機体が沈下したために、[[着陸復行]]を決意した。この際に機体の後部が滑走路に接触し機体のフレームや後部圧力隔壁、フロアビームに亀裂が入るなど中破した。
** 詳細: 「[[全日空391便函館空港着陸失敗事故]]」を参照。
 
* 2002年[[6月26日]]
** 便名: [[全日本空輸]] 訓練機(機体記号:JA8254)<ref name=ASN20020626-0>{{Cite web|url=https://aviation-safety.net/database/record.php?id=20020626-0|title=ASN Aircraft accident Boeing 767-281 JA8254 Shimojishima Airport (SHI)|publisher=Aviation Safety Network|language=en|accessdate=2017-11-11}}</ref>
513 ⟶ 486行目:
** 状況: [[沖縄県]][[下地島空港]]でタッチアンドゴーの訓練中に、滑走路を[[オーバーラン]]して滑走路東側の草地に止ったものの機体を大きく損傷した。
** 詳細: 「[[全日空機下地島オーバーラン事故]]」を参照。
 
* 2002年[[10月21日]]
** 便名: [[日本航空]] 356便
528 ⟶ 500行目:
** 状況: [[仁川国際空港]]発[[成田国際空港]]行きの908便 が、雨天追い風の中、操縦ミスで速度超過のまま着陸、滑走路中央近くで着地したため停止できず、B滑走路を約70メートルオーバーランし草地に突っ込み、誘導路灯や滑走路末端補助灯を倒し停止した。このため開港後初めて事故による滑走路閉鎖が行われた。
** 詳細: 「[[全日空機成田空港オーバーラン事故]]」を参照。
 
* 2003年[[6月7日]]
** 便名: [[日本航空]] 322便
542 ⟶ 513行目:
** 死者: なし(2人が負傷)。
** 状況: [[徳之島空港]]へ着陸時に[[降着装置|左主脚]]を折損し、左主翼が滑走路上に接触して動けなくなった。 原因は左主脚に金属疲労による亀裂が生じ、着陸時の衝撃により折損したため。
 
* 2004年[[9月23日]]
** 便名: [[日本航空|日本航空ジャパン]] 2408便
555 ⟶ 525行目:
** 死者: 乗員5人全員が死亡。
** 状況: 上空から高速道路の渋滞状況を監視中に[[静岡市]][[清水区]]の住宅街にあるアパートの屋根に接触した後、市道へ叩きつけられるように落下して墜落、燃料タンクに引火し、爆発を繰り返しながら全焼した。
 
* [[2005年]][[6月15日]]
** 便名: [[日本航空|日本航空インターナショナル]] 1002便<ref>{{Cite web|url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=1834|title=航空事故調査報告書 概要|publisher=運輸安全委員会|accessdate=2017-11-12}}</ref>
561 ⟶ 530行目:
** 死者: なし(17人が負傷)。
** 状況: [[操縦桿]]の操作ミスにより、前脚の着地時に著しい荷重がかかりこれにより前脚を破損したものである。
 
* 2005年[[8月12日]]
** 便名: [[JALウェイズ]] 58便
576 ⟶ 544行目:
** 状況: 車輪が出なくなったため胴体着陸を行った。その後長時間にわたり滑走路が閉鎖された。
** 詳細: 「[[全日空機高知空港胴体着陸事故]]」を参照。
 
* 2007年[[4月9日]]
** 便名: [[アカギヘリコプター]] 輸送機(機体記号:JA9203)<ref>{{Cite web|url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=1885|title=航空事故調査報告書 概要|publisher=運輸安全委員会|accessdate=2017-11-12}}</ref>
582 ⟶ 549行目:
** 死者: 乗員乗客10人中2人が死亡。
** 状況: [[富山県]]の北アルプス・[[水晶岳]]にある場外離着陸場から離陸直後に斜面に激突大破。搭乗者10名のうち機長と乗客1名が死亡。事故の状況は機長が視界の利かない状況で離陸したものの、機体の姿勢を保てず強風の影響もあり斜面に激突した。事故原因について国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(当時)は、機長に基本的な計器飛行の能力が劣っていたため、有視界飛行によって機体の姿勢を制御しようとしたが、風下側に旋回したため気流の影響を受けたため、斜面に激突したとしている。
 
* 2007年[[8月20日]]
** 便名: [[チャイナエアライン]] 120便
589 ⟶ 555行目:
** 状況: [[那覇空港]]着陸直後に漏れた燃料が右エンジンから出火し爆発、炎上した。
** 詳細: 「[[チャイナエアライン120便炎上事故]]」を参照。
 
* 2007年[[10月27日]]
** 便名: 大阪航空 体験飛行便(機体記号:JA102D)<ref>{{Cite web|url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=1907|title=航空事故調査報告書 概要|publisher=運輸安全委員会|accessdate=2017-11-12}}</ref>
620 ⟶ 585行目:
** 状況: [[埼玉県]][[秩父市]]大滝の山中で、滝つぼに転落した女性登山者の救助活動中に機体が樹木に接触して墜落。運輸安全委員会は、障害物の確認が不適切だったことで、[[フェネストロン]]が木と接触して壊れ、操縦不能に陥ったとしている<ref name=JTSBAA2012-2-2 />。
** 詳細: 「[[埼玉県防災航空隊#「あらかわ1」墜落事故(埼玉県消防防災ヘリコプター墜落事故)]]」を参照。
 
* 2010年[[8月18日]]
** 便名: [[海上保安庁]] あきづる(機体記号:JA6796)<ref name=JTSBAA2012-3-1>{{Cite web|url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2002|title=航空事故調査報告書 概要|publisher=運輸安全委員会|accessdate=2017-11-12}}</ref>
642 ⟶ 606行目:
** 状況: [[仁川国際空港]]発[[広島空港]]行きの便が滑走路へ進入する際、通常より30メートル近く低空飛行していたため、着陸復行を行ったが間に合わず、[[計器着陸装置|ローカライザアンテナ]]に接触し、着陸後滑走路を逸れて停止した<ref name=JTSBAA2016-9-4 />。
** 詳細: 「[[アシアナ航空162便着陸失敗事故]]」を参照。
 
* 2015年[[7月26日]]
** 便名: 個人所有機(機体記号:JA4060)<ref name=JTSBAA2017-4-1>{{Cite web|url=http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/detail.php?id=2131|title=航空事故調査報告書 概要|publisher=運輸安全委員会|accessdate=2017-11-12}}</ref>
649 ⟶ 612行目:
** 状況: 慣熟飛行の届出<ref>{{Cite news|title=墜落機、実態は遊覧か 届け出は「慣熟飛行」 調布事故|newspaper=朝日新聞|date=2015-07-28|url=http://www.asahi.com/articles/ASH7W7HSPH7WUTIL05G.html}}{{リンク切れ|date=2017年11月}}</ref>で[[調布飛行場]]から[[伊豆大島]]に向けて離陸した直後、近隣の住宅地に墜落し、大破・炎上した<ref>[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150726/k10010166711000.html 小型機が住宅街に墜落 3人死亡5人けが 東京]{{リンク切れ|date=2017年11月}} - NHKニュース、2015年7月26日、同日閲覧。</ref>。最大離陸重量を超過した状態で飛行し、過度な機首上げ姿勢を継続したことなどにより失速して墜落したと推定されている<ref name=JTSBAA2017-4-1 />。
** 詳細: 「[[調布市PA-46墜落事故]]」を参照。
 
* 2015年[[8月28日]]
** 便名: [[第一航空]] 101便
681 ⟶ 643行目:
** 死者: 乗員9人全員が死亡。
** 状況: 山岳救助訓練のため、パイロット1人、整備士1人、および長野県内の消防隊員7人の計9人を乗せ、13時31分に長野県[[松本市]]の[[松本空港]]を離陸した後、[[鉢伏山 (筑摩山地)|鉢伏山]]付近に墜落した。目的地である[[高ボッチ山|高ボッチ高原]]の臨時ヘリポートに到着時刻を30分過ぎてもヘリは到着せず、ヘリからの連絡も無かったため、[[長野県警察]][[都道府県警察航空隊|航空隊]]「やまびこ2号」が捜索したところ、墜落している機体を発見した。事故当日に3人、翌日に6人の死亡が確認され、長野県最悪の航空機事故となった<ref>{{Cite news|title=墜落ヘリ機内の6人、死亡を確認 搭乗9人全員が死亡|newspaper=朝日新聞|date=2017-03-06|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASK3631JVK36UOOB00B.html|accessdate=2017-11-12}}</ref>。長野県警は被疑者不詳で、業務上過失致死容疑で捜査中<ref>{{Cite news|title=防災ヘリ墜落 長野県警が捜査本部を設置|newspaper=日テレNEWS24|date=2017-03-07|url=http://www.news24.jp/articles/2017/03/07/07355843.html|agency=日本テレビ放送網|accessdate=2017-03-07}}{{リンク切れ|date=2017年11月}}</ref>。
 
* 2017年[[6月3日]]
** 便名: [[新中央航空]](機体記号:JA3989)
687 ⟶ 648行目:
** 死者: 乗員4人全員が死亡。
** 状況: [[富山空港]]から[[松本空港]]に向かっていた軽飛行機が、[[富山県]][[立山町]]の[[獅子岳]]南東斜面に墜落した<ref>{{Cite news|title=小型機墜落4人死亡…濃霧の中、山越えか|newspaper=読売新聞|date=2017-06-05|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/20170604-OYT1T50008.html|accessdate=2017-06-05}}{{リンク切れ|date=2017年11月}}</ref><ref>{{Cite news|title=小型機墜落4人死亡…濃霧の中、山越えか|newspaper=読売新聞|date=2017-06-05|url=http://www.yomiuri.co.jp/stream/?id=06517|accessdate=2017-11-12}}</ref>。
 
* 2017年[[6月9日]]
** 便名: [[大韓航空]] 783便
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** 状況: [[釜山広域市|釜山]]の[[金海国際空港]]発[[福岡空港]]行きの便が、福岡空港から北約13キロメートルの上空で操縦室から煙が発生し、同空港に緊急着陸した<ref>{{Cite news|title=操縦室内に煙、福岡行きの大韓航空機が緊急着陸|newspaper=日刊スポーツ|date=2017-06-09|url=https://www.nikkansports.com/m/general/news/1837474_m.html|accessdate=2017-06-11}}{{リンク切れ|date=2017年11月}}</ref>。
 
== 脚注・出典 ==
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=== 注釈 ===
. 航空会社、便名、機種、製造元、犠牲者数については確認が可能な限り詳しく記載
{{Notelist2}}
. すでに存在しない製造元・企業・空港・都市などで、現在これを継承するものがある場合には、そこにパイプでリンクする (例: [[ネタジ・スバス・チャンドラ・ボース国際空港|ダムダム空港)
. 死者については「乗員○人、乗客○人、計○人」と細かく分けずに、「乗員乗客○人」とする
. ○名ではなく○人とする
. 空港名は原則として副名称や「国際」を省き、正式名称をパイプでリンクする (例: [[ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港|ニューオーリンズ空港]]) また「羽田」や「成田」など周知のものについては「空港」も省く
. カタカナ固有名詞の中黒 (・) は原則としてすべて抜く
. 画像は不要
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=== 出典 ===
 
== 脚注・出典 ==
{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==
{{* [[航空事故の一覧}}]]
** [[航空機テロ・破壊行為の一覧]] - 民間航空機に絡むテロや破壊行為による事件
** [[航空機ハイジャック事件の一覧]]
*** [[全日本空輸ハイジャック事件]]
*** [[日本航空ハイジャック事件]]
** [[軍用機事故の一覧]]
** [[日本におけるアメリカ軍機事故の一覧]] - 日本国内で発生した在日米軍機(進駐軍機)による事故
 
== 外部リンク ==
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* [http://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/disaster/disaster.htm 日本の航空事故総覧]
* [http://www.eonet.ne.jp/~accident/ Aircraft Accident in Japan] 1974年以降の日本の航空事故調査報告、元航空事故調査官による個人サイト
* [https://aviation-safety.net/database/country/country.php?id=JA Aviation Safety Network > Japan air safety profile]{{En icon}} - 世界各地日本国内で発生した民間航空機による事故の便覧(英語)
* [http://wacolle.com/gossip/470 日本で死者が多く出た航空機事故ランキング]{{リンク切れ|date=2017年11月}}
* [https://aviation-safety.net/database/ Aviation Safety Network] 世界各地で発生した民間航空機による事故の便覧(英語)
 
{{航空の一覧}}
{{航空事故}}
{{Portal bar|航空|災害}}
 
{{デフォルトソート:にほんのこうくうしこ}}
[[Category:日本で発生した航空事故|*]]