「ワライカワセミ」の版間の差分

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==生態==
{{試聴|filename=LaughingKookaburra.ogg|title=笑うワライカワセミの声|description=採録地はオーストラリア、ペンバートン近郊。ウィキメディア・コモンズから呼出}}
本来のカワセミ科は河川や湖に生息するが、ワライカワセミは水辺は勿論、森林地帯から、木がまばらに生える草原までの他、都市部の公園や市街地など様々な環境に生息するが、都市部にも進出している。大声でさえずって[[縄張り]]を誇示主張するが、このさえずり鳴き声が人間の笑い声に似ているのがこの名前の由来である。特徴的な鳴き声から、[[動物園]]などでもよく飼育されている。
 
繁殖期は主に夏で、[[巣]]は木のうろに作る。通常、2~4つの白い卵を産む。繁殖に参加しない個体が、抱卵や給餌を手伝う。巣立ち後も、繁殖に参加しなかった個体が、天敵から若鳥を守ることが知られている。非繁殖期も家族で生活し、通常、一生涯をその土地で過ごす。寿命は20年前後と長め
 
ほとんどのカワセミ科は魚やカニを食べる肉食で水面に突入して獲物を捕らえるが、ワライカワセミは木の枝などに止まって獲物を探し、獲物を見つけると飛びかかり、大きなくちばしで獲物を捕える。日本また、ほとんどの獲物は丸呑みにし、有毒のヘビも飲み込める。他のカワセミのように水に飛び込んで[[魚類|魚]]を捕食することは稀で、通常は地上で獲物を捕える。肉食を中心とする雑食性で、[[昆虫類]]から[[ネズミ]]、[[ヘビ]]、、[[カエル]]、果実に至るまで様々な小動物ものべ、市街地では人間のゴミをカラスのように食い荒らたり森林では他の鳥の巣を襲うこともある。
 
==近縁種==