「玉勝間」の版間の差分

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+{{参照方法}} さらなる発展が期待できそうな記事ですので、脚注をつけて一文一文の情報源が明確化されると記事の質も上がるように思います。
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== 概要 ==
{{参照方法|date=2018年5月|section=1}}
「たまかつま」の「たま」は接頭語で、目の細かい竹のかごを表す古語、あるいは竹籠の実と蓋が合うことから、「あへ」「あふ」「しま」「し」にかかる[[枕詞]]でもある。宣長が古典研究で得た知識を収録し、[[有職故実]]や語源の考証、談話・聞書抄録など多様の分野にわたる学問・思想についての見解を述べたもので、[[1793年]]より起稿し、[[1801年]]([[享和]]元年)までの記事を載せ、その後推敲を重ねて完成したものである。「葬礼婚礼など、ことに田舎には古く面白き事多し」とあり、民俗的視点をもそなえている。宣長の生活・学問への傾注が記述されており、晩年の思想を知る上でも重要な書である。