「知多鉄道」の版間の差分

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デハ910形の改番時期について訂正
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== 保有車両 ==
2形式合計11両の電車を保有した<ref name="CB521_p124" />。いずれも[[動力車|制御電動車]]として設計・製造されたが、うち3両は落成直前に[[制御車]]に設計変更されて竣功した<ref name="CB521_p124" /><ref name="1943-no410" />。
* '''[[知多鉄道デハ910形電車|デハ910形]]''' - 開業に際してデハ910 - デハ914・デハ916 - デハ918の8両が1931年(昭和6年)に新製された<ref name="JTBC-R131_p153" />。愛電の[[鉄道の車両番号|車両番号]]付与基準に準拠し、初番を0として末尾5は当初より欠番とされた<ref name="JTBC-R131_p153" />。名鉄継承後は[[1941年]](昭和16年)1月に実施された形式称号改定にて記号のみ愛電流の「デハ」から名鉄流の「モ」へ改め、同時に車両番号のゼロ起番を廃止して'''モ910形'''911 - 918となり<ref name="1941-no289" />、名鉄継承後は原形式・原番号のまま運用された<ref name="CB521_p124" />。
* '''[[名鉄3500系電車 (初代)|ク950形]]''' - [[1942年]](昭和17年)にク951 - ク953の3両が新製された<ref name="1943-no410" />。デハ910ク950異な当初よ車種記号「ク」や車両番号のゼロ起番廃止など<ref name="1943-no410" />、記号番号の付与基準が名鉄流に改められている。同時期に名鉄が発注したモ3500形と同一設計の車体を備え、当初は制御電動車'''モ950形'''として発注されたものの<ref name="1943-no410" />、名鉄モ3500形と同じく太平洋戦争激化に伴う民間向け物資の不足により電装品が調達できなかったことから暫定的に制御車として導入された<ref name="1943-no410" />。ク950形は名鉄への継承に際してはモ910形同様に改番などは行われず、原形式・原番号のまま運用された<ref name="RP771_p79" />。
 
<gallery widths="200" style="font-size:90%;">
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<ref name="ndl1190630">[{{NDLDC|1190630/60}} 『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和10年4月1日現在』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
<ref name="ndl2959064">[{{NDLDC|2959064/8}} 「地方鉄道運輸開始」 『官報』 1935年8月14日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
<ref name="1941-no289">[[#1941-no289|「監督局 第289号 電動客車型式、記号番号変更ノ件 昭和16年1月30日」]]</ref>
<ref name="1943-no410">[[#1943-no410|「監督局 第410号 車輌設計変更ノ件 昭和18年3月29日」]]</ref>
<ref name="meitetsu1961_p149-150">[[#meitetsu1961|『名古屋鉄道社史』 pp.149 - 150]]</ref>
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=== 公文書 ===
* [[国立公文書館]]所蔵資料
** {{Anchor|19431941-no410no289|[[鉄道省]] 地方鉄道免許・名古屋鉄道(元知多鉄道)・昭和1811 - 17年 「監督局 第410289名古屋鉄道 電動客輌設計型式、記号番号変更ノ件 昭和1816312930日」}}
** {{Anchor|1943-no410|鉄道省 地方鉄道免許・名古屋鉄道・昭和18年 「監督局 第410号 名古屋鉄道 車輌設計変更ノ件 昭和18年3月29日」}}
 
=== 書籍 ===