「テトラクロロエチレン」の版間の差分

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大部分が[[エチレン]]から [[1,2-ジクロロエタン]]を経て生産されている。1,2-ジクロロエタンを塩素の存在下で 400 ℃に加熱すると、以下の[[化学反応]]によりテトラクロロエチレンが生成する。
 
: <ce>{ClCH2CH2Cl} + 3Cl2 -> Cl2C={CCl2} + 4HCl</ce>
: ClCH<sub>2</sub>CH<sub>2</sub>Cl + 3 Cl<sub>2</sub> → Cl<sub>2</sub>C=CCl<sub>2</sub> + 4 HCl
 
この反応は[[塩化カリウム]]と[[塩化アルミニウム]]、または[[活性炭]]で[[触媒]]される。[[トリクロロエチレン]]はこの反応の主な副生成物であるが、これらは共に有用な化合物なので、典型的な生産過程では両方の生成物を回収し、[[蒸留]]によって分離するのが一般的である。