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→‎特徴: フコキサンチンのみでは褐色にならない。当該ページは他の記述も正確でない。
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'''褐藻'''(かっそう、{{Lang-en|Brown algae}}、[[学名]]:Phaeophyceae)は、[[藻類]]の一群で、[[褐色]]をしているのが特徴である。ほとんどが海産の多細胞[[藻類]]を中心とする生物群で、極めて大型になるものが含まれる。
 
== 特徴形態 ==
褐藻は、海産の多細胞[[藻類]]を中心とする生物群である。褐色をしていることからその名がある([[ワカメ]]は湯通しするまでは褐色)。この褐色は[[クロロフィル]]および[[光合成色素|光合成補助色素]]である[[フコキサンチン]]による<ref>{{Cite web|title=昆布の加工によるフコキサンチン含有量の変化| url=http://www.kombu-labo.jp/function/nutrition/change.html| accessdate=2018-08-05| publisher=昆布の栄養機能研究会}}</ref>。単細胞のものはなく、糸状、葉状、あるいは樹枝状などさまざまな構造のものがある。[[生殖器]]や[[分裂組織]]などが分化するものもあり、海藻の中では最もよく発達した藻体を形成し、大きくなるものでは数十mにも達する。
 
藻体が褐色を呈するのは、光合成色素として[[クロロフィル]]の他に[[フコキサンチン]]をもつことによる<ref name="a">{{Cite web|title=昆布の加工によるフコキサンチン含有量の変化| url=http://www.kombu-labo.jp/function/nutrition/change.html| accessdate=2018-08-05| publisher=昆布の栄養機能研究会}}</ref>。フコキサンチンは熱に対して不安定であり、天然では褐色の[[ワカメ]]が食卓では緑色を呈しているのは湯通しによってフコキサンチンが分解されるからである<ref>{{Cite web|url=http://www.nippon-wakame.jp/about/index.html |title=わかめについて |publisher=日本わかめ協会 |accessdate=2018-08-07}}</ref>。
日常生活に最も近い褐藻は、[[コンブ]]やワカメなどの食用の海藻である。
 
== 生活環 ==
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***[[アカモク]]{{Snamei||Sargassum horneri}}
* [[ドゥルビアエラ目]] {{Sname||Durvilaeales}}
 
== 人間との関わり ==
日常生活に最も近い褐藻は、[[コンブ]]やワカメなどの食用の海藻である。
 
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