「吊り掛け駆動方式」の版間の差分

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→‎路面電車: 都電荒川線から吊り掛け駆動方式の営業用車両が消滅したため、同路線名を削除
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[[路面電車]]は高速走行を必要とせず、構造簡便で、かつ[[輪軸 (鉄道車両)|輪軸]]外側に主[[電動機]]を吊り掛けることで台車[[ホイールベース|軸距]]を極限まで短縮できることから、後年まで吊り掛け式が多く採用された。
 
現在の日本の路面電車事業者の多くは経営基盤が脆弱で、新車投入に際してもコストを抑制する必要があったことから、近年に至っても車両新造の際に旧式な吊り掛け駆動車から機器流用する車体更新車が主力を占めていた。そのため、[[ライトレール|軽快電車]]形の近代的な車体でありながら、吊り掛け駆動の動力を持った車体更新車が主力を占めている路線も少なくない([[岡山電気軌道]]、[[長崎電気軌道]]、[[都電荒川線]]、[[京福電気鉄道]]など)。
 
だが、小型の電動機の登場や低コスト化に加え、現在では各地で[[超低床電車|超低床路面電車]]の導入が少しずつ進められ、引き替えに吊り掛け車の廃車も進められている。路面電車型の低床車を使用する事業者には、現在なお吊り掛け車を主流とする例もいくつかあるが、そのような事業者も吊り掛け車の完全新規製造は行っていない。