「オーソン・ウェルズ」の版間の差分

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オーソン・ウェルズは[[1915年]][[5月6日]]に[[ウィスコンシン州]][[ケノーシャ (ウィスコンシン州)|ケノーシャ]]で生まれた。子供時代の彼は、詩、漫画、演劇に才能を発揮する天才児であったが、傍若無人な性格で、周りとの人間関係に問題があった。母は彼が9歳の時に亡くなり、父は発明に没頭する[[アルコール依存症]]の奇人で、祖母は神経質で[[オカルト]]と[[魔術]]に耽溺しており、ウェルズとは嫌いあう仲であった。
 
父は、彼を[[イリノイ州]][[ウッドストック]]にある比較的自由な校風のトッド校に通わせた。しかし、ここでウェルズは最初の演劇を制作し、俳優として出演した。彼は、登校早々に怪談話で同級生を怖がらせ、手品やほら話を披露した。また、肥満児であったためいじめを受けると、トイレに駆け込んで赤いペンキを顔に塗り、大怪我になった演技をして相手を狼狽させた。これ以降、誰も彼をいじめようとはしなくなった。[[ハロウィン]]では学校を恐怖に陥れ、[[クリスマス]]にはキリスト[[受難劇]]や[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]の劇を自ら演じた。彼は、この学校で、校長で義理の父親になったロジャー・ヒルの指導を受けた。また、神学者・哲学者[[チャールズ・ハートショーン]]の妻だった歌手ドロシー・ハートショーンの講義を受けた。
 
=== 演劇人の時代 ===