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VMware社 (VMware Inc.) は1998年にアメリカで設立。2004年1月に[[EMCコーポレーション]] (現:[[Dell EMC]]) 傘下になり、2007年8月に[[ニューヨーク証券取引所]]で[[株式公開]]。日本法人であるヴイエムウェア株式会社 (VMware K.K.) は2003年に設立された。
 
現代の業務用ITシステム環境では、[[サーバー]]や[[クライアント]] ([[OS]]・[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]])、[[ネットワーク]]、[[クラウド]]環境等の[[仮想化]]によりシステムを効率的に運用することが一般的となってきているが、その仮想環境を構築する際の[[デファクトスタンダード]]として用いられるのがVMware製品群である。IT基盤製品が中心であるため、システム利用者が直接VMware製品を目にするケースはそれほど多くはないものの、日本においてもほぼ全ての企業でVMware製品が利用されている。
 
オンプレミス環境だけでなくクラウド環境への対応も進んでおり、VMware Cloud on [[AWS]]、VMware virtualization on Azure などを例として、パブリッククラウド上にVMware製品群を乗せた形でサービスとして利用することできる。これによりマルチパブリッククラウド環境やクラウド・[[オンプレミス]]併用環境や次世代のマルチパブリッククラウド環境においても可用性や運用性、可搬性を確保することが可能になる(パブリッククラウドサービスの終了や障害、サービス・料金改定などへの対策も図ることができる)。また、[[Microsoft Azure]]などを例として、クラウドサービスの構築やサービスの提供にもVMware製品群が用いられている。このように現代のITシステム基盤において、VMware製品群は幅広く利用されている。
 
このように現代のITシステム環境において、VMware製品群は幅広く利用されている。主要な製品としては、サーバー仮想化のvSphere、ストレージ仮想化のvSAN、ネットワーク仮想化のNSX、[[デスクトップ仮想化]]のHorizon、といった仮想化製品を筆頭に、デバイス管理/制御・統合ワークスペースの Workspace ONE(AirWatch・Identity Manager)など。
 
== 名称 ==