「スーパーフォーミュラ」の版間の差分

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全日本F3000からフォーミュラ・ニッポン時代の初期はランキング3位以内を獲得すればスーパーライセンスを取得できたこともあり、ステップアップカデゴリーとしてF1ドライバーを輩出していた。だが、年を追うごとに海外に拠点を移してF1を目指す日本人ドライバーが増えたことや、運営側がインディカー・シリーズのような独立カテゴリーを目指したこともあって、F1にステップアップするドライバーはほとんど見られなくなった。また、リーマンショックによって景気が悪化。それに伴いトヨタやホンダが相次いでF1から撤退したことから出場台数や観客数が減少傾向となった。
 
そのため、2013年から現在の名称であるスーパーフォーミュラとして再スタートすることとなった。当初(というより全日本F3000時代から共通していることだが)、F1で使用される鈴鹿サーキット以外のコースや(現在のF1で使用される)ピレリ製タイヤの経験を積めないことやF1以前は違いここでタイヤメトルを獲得してもスの違ライセンスを取得する条件を満たせなからため、レベルは高いが参戦する根拠が薄いという状況であった。ところが、ストフェル・バンドーンが2016年に、ピエール・ガスリーが2017年にF1のシートを確保するまで参戦していたことで注目度が上がり、ヨーロッパのジュニアカテゴリーの参戦資金が高騰していることから<ref>2018年頃のFIA F2の参戦費用だが、一説には年間で2億~2億5000万円ものシート代が必要と言われている。[https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/motorsports/motorsports/2018/12/19/f1_split_f2/index_2.php 「F1の夢はあきらめない」。松下信治が名門F2チームから欧州再挑戦] - sportiva.shueisha.co.jp・2018年12月31日</ref>、F2以外でF1マシンに準じた経験を積めるカデゴリーとして見直され、本カデゴリーの参戦を企図する海外勢のドライバーが増えつつある。一方で前述に関連することだが、F1参戦にはFIA F2あるいはF3の経験がないと不利な状況に変わりなく、前述の二人もF2(GP2)のタイトルを獲得し、スーパーライセンスの発給条件を満たした上での参戦であるため、本カテゴリーが再評価されつつあるものの、課題も残っている。
 
== 車両 ==