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全てのネットワーク技術がブロードキャストに対応しているわけではない。例えば、[[X.25]]や[[フレームリレー]]はブロードキャスト機能を持っておらず、[[インターネット]]全体にわたるブロードキャストも存在しない。ブロードキャストは、[[Local Area Network|LAN]]関連の技術、特に[[イーサネット]]や[[トークンリング]]に限定されている。ブロードキャストのパフォーマンスへの影響は、[[wide area network|WAN]]ほど大きくはない。
 
[[IPv4]]の後継技術である[[IPv6]]にも、ブロードキャスト機能は存在しない。ブロードキャストを使用する特定のサービスを利用するノードが少ししかない場合に、ネットワーク内の全てのノードを乱すことを防ぐためである。その代わりに[[マルチキャスト]](概念的には1対多のルーティング)を使用する。ただし、マルチキャストでは、受信者は特定のマルチキャスト受信者グループに参加するノードに限定される。
 
イーサネットとIPv4のどちらも、ブロードキャストのパケットであることを示すために全ビットが1の[[ブロードキャストアドレス]]を使用する。トークンリングでは、[[IEEE 802.2]]制御フィールドで特別な値を使用する。