「天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線」の版間の差分

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== 運行形態 ==
[[ワンマン運転]]の列車が各駅停車で運転される。単線かつローカル線であるために、完全な等間隔運行ではないが、昼間はほぼ1時間に1本の割合で列車が運行されている。全線を通して運転される列車のほか、天竜二俣駅発着列車<!--(日中にもある)-->、朝夕には掛川駅 - 遠州森駅間・天竜二俣駅 - 宮口駅間、金指駅 - 新所原駅間、夜間には掛川発金指行きの区間運転列車が設定されている。
 
かつては[[快速列車]]の設定もあり1996年3月16日改正で2往復が新設されたが、1往復への減便<!--1999年時点 『JTB時刻表』1999年6月号、JTB、pp.290-291-->を経て2000年3月26日改正で廃止<ref name=DIA25-163>{{Cite book|和書|author=寺田裕一|year =2004|title = ローカル私鉄 列車ダイヤ25年 東日本編|publisher =JTB|isbn =978-4533054846|page=163}}</ref>。以後定期ダイヤにおける快速列車の設定はなく、後述する臨時列車などで運行されるに留まっている。
 
国鉄二俣線時代は[[国鉄キハ20系気動車|キハ20形]]気動車1両または2両編成でおおむね2時間に1本の割合の運転であった。また一部の列車は[[東海道本線]]に乗り入れ[[豊橋駅]]までの直通運転を実施しており、新所原駅の西側にかつて二俣線の下り列車が立体交差で東海道本線に合流するための跨線橋があったが、[[第三セクター]]転換後は東海道本線への直通列車はなく<ref name="RJ247"/>、跨線橋も撤去されている。
 
なお、全線の線路検測を実施する際は、[[東海旅客鉄道]](JR東海)の[[事業用車|軌道試験車]][[JR東海キヤ95系気動車|キヤ95]]が乗り入れて行っている。
2017年3月4日のダイヤ改正により、季節列車として「井の国号」の運転が同年3月18日から開始される<ref>{{PDFlink|[https://www.tenhama.co.jp/wp-content/uploads/20170222jikokukaiseipress.pdf 天竜浜名湖鉄道 「ダイヤ改正」について]}} - 2017年2月22日</ref>。運転日は春休み中の土休日やゴールデンウィーク、お盆期間などの繁忙期。下りは掛川発新所原行き区間快速として運転され、天竜二俣駅 - 新所原駅間は各駅に停車する。上りは新所原発天竜二俣行きの普通列車として運転される。
 
=== 臨時列車 ===
[[快速列車]]は、1996年3月からの一時期に設定されていたこともあった<ref>[http://www.tenhama.co.jp/about/history/ 天浜線の歴史] - 天竜浜名湖鉄道、2016年11月29日閲覧</ref>。当初1日2往復設定されていたが<ref>『JTB時刻表』1996年3月号、JTB、pp.292-293</ref>、1999年時点では1日1往復になり<ref>『JTB時刻表』1999年6月号、JTB、pp.290-291</ref>、2001年頃には<ref>『JTB時刻表』2001年4月号、JTB、pp.294-295</ref>すべて各駅停車化されたため快速の設定はなくなった。
2000年の春3月26日改正から[[トロッコ列車]]「そよかぜ号」が遠州森 - 三ヶ日間(2003年からは天竜二俣 - 三ヶ日間)を走っていたが、2007年度より客<ref name=DIA25-163/>。同列の老朽化(台枠に亀裂が発見された)のため運行を中止し、後に廃車、解体された。このトロッコ貨車改造のトロッコ車両2両と上り方向に[[レールバス]]1両を連結した3両編成で、動力車はレールバスのみであった。終着駅でレールバスの[[機回し]]を避けるため、トロッコ車両の下り側は制御付き運転台となっており、下り列車の場合トロッコ車両を先頭にして、後のレールバスを操縦する方式([[動力集中方式#プッシュプル方式|ペンデルツーク]])を採用していた。しかし、客車台枠に亀裂が発見されたことから2007年度より運行を中止し、後に廃車、解体された。
 
2017年3月4日のダイヤ改正により、からは季節列車として「井の国号」の運転が同年3月18日から開始された(運転開始日は3月18日)<ref>{{PDFlink|[https://www.tenhama.co.jp/wp-content/uploads/20170222jikokukaiseipress.pdf 天竜浜名湖鉄道 「ダイヤ改正」について]}} - 2017年2月22日</ref>。運転日は春休み中の土休日やゴールデンウィーク、お盆期間などの繁忙期。下りは掛川発新所原行き区間快速として運転され、天竜二俣駅 - 新所原駅間は各駅に停車する。上りは新所原発天竜二俣行きの普通列車として運転される。
2000年の春から[[トロッコ列車]]「そよかぜ号」が遠州森 - 三ヶ日間(2003年からは天竜二俣 - 三ヶ日間)を走っていたが、2007年度より客車の老朽化(台枠に亀裂が発見された)のため運行を中止し、後に廃車、解体された。このトロッコは、貨車改造のトロッコ車両2両と、上り方向に[[レールバス]]1両を連結した3両編成で、動力車はレールバスのみであった。終着駅でレールバスの[[機回し]]を避けるため、トロッコ車両の下り側は制御付き運転台となっており、下り列車の場合トロッコ車両を先頭にして、後のレールバスを操縦する方式([[動力集中方式#プッシュプル方式|ペンデルツーク]])を採用していた。
 
なお、全線の線路検測を実施する際は、[[東海旅客鉄道]](JR東海)の[[事業用車|軌道試験車]][[JR東海キヤ95系気動車|キヤ95]]が乗り入れて行っている。
 
== 遠州鉄道鉄道線乗り入れ計画 ==