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* [[内閣総理大臣]]退任からまもない時期の[[海部俊樹]]を「[[英語]]をしゃべらない[[宮澤喜一|宮沢]]さん」とあからさまな形で揶揄した<ref>1992年1月10日付、『となりの山田くん』1巻(東京創元社)、p92</ref>。
* [[角川春樹]]が麻薬取締法違反の容疑で逮捕された時、「クスリなしでも[[ラリる|ラリ]]っとった」というセリフを登場人物(しげ)に言わせた<ref>1993年8月30日付、『となりの山田くん』4巻、p149。なお漫画の中では「あの社長」と記しており、角川の名前は出ていない。</ref>。
* [[渡邉恒雄]]をモデルとするワンマンマンを登場させた。このエピソードの発表時は、[[読売新聞]]側が「特定個人(渡邉)を中傷するような漫画の掲載」を非難する事態になった{{Efn|[https://web.archive.org/web/20010709012840/http://www.zakzak.co.jp/top-xus/top2001012908.html 読売・渡辺社長にケンカ売った?漫画]、サンケイスポーツ、2001年1月29日([[インターネットアーカイブ]]のミラー)。この事情のゆえかは不明であるが、「ワンマンマン」頃のエピソードは発表から1年以上経ってようやく単行本が発売された。その後特に表面化した抗議などはなく、ワンマンマンは2010年代にも登場。近年はわがままなサンタクロース役が恒例化している}}。
 
登場人物の言動も、従来の朝日新聞的良識を大きく逸脱していた{{Efn|「ボケ、カス、アホンダラー」といったセリフを女性や子供も用い(1857回の3小3年3組、2457回、3395回のまつ子、5561回のしげなどなど)、主人公のの子も興が乗ると関西弁や岡山弁を口真似するだけでなく、時折兄を呼び捨てにしたり「どこに目えつけとんじゃい、このタコヤキ頭のスットコドッコイ」(1268回)「ションベンくさいガキがほざくんじゃないよ」(5781回)などと口にする。のの子の担任藤原先生が抜き打ちテストなどで生徒から浴びるブーイングには「何を言い出すんだひとみ」「さっさとヨメにいけー」といった声が混ざる。藤原先生自身も、自習を連発して読書や居眠りにふけり、隠れタバコや校内飲酒すら辞さず、毎夏のプール監視では生徒を一顧だにしていないが、特に2251回ではヘッドフォンを掛けて宇宙戦争の勃発と終焉に気づかないままで、もはや新聞読者の抗議とか苦情を受けるレベルを遥か超越してしまった。}}。日常漫画でありながら、SFやファンタジー的な要素も折り込まれており、山田家には何人かの妖怪が住み着いていて、ごくたまに当たり前のような顔をして出てくる。