「クール・ジャズ」の版間の差分

'''クール・ジャズ''' (Cool Jazz) とは、[[ビバップ]]の反動として[[1940年代]]後半に生まれた、白人寄りの傾向をもつ[[ジャズ]]のジャンル。理知的でコリラックスした軽いサウントロールされて聞こえる一方ドが特徴だが、ビバップにあが持っている躍動緊張感や情緒感は複雑性、高度な即興が欠けている傾向にある。反対のジャンルに[[ホット・ジャズ]]がもある。

[[スウィング・ジャズ]]の反動から出衰退を受け、戦後まもなくに登場したビバップは、陽気で奔放複雑なアドリブ演奏主体と奔放さを特徴として持っていた。しかし、音楽的成熟のピクークを経た後にル・ジャズは、命でもあったアドリブ（[[即興演奏]]）も単調になりがちになった。そビバップの反動として奏法・展開などに抑制の効いたスタイルを持ち味とする、このジャズが生まれした<ref>http://www.allmusic.com/style/cool-ma0000002530</ref>。一連南部の[[ニューオーリンズ・ジャズ]]などやディキシーランド・ジャズの後に、都市の反動からスウィング・ジャズが生まれた当初経緯と、このビバップから後にクール・ジャズが出てきた音楽的背景な反作用が似ていることを指摘する評論家もいる。クール・ジャズはビバップに比べ、控えめなテクニック表現とリズムで、クールにも聞こえた一方、アンサンブルサウンドやその楽器編成、音楽構成も重要視されていた。

ビバップが黒人のためのジャズであるのに対し、クール・ジャズは白人による白人のためのジャズと、後に定義づけられることになったが、創始者は[[マイルス・デイヴィス]]と言われ、彼のアルバム[[クールの誕生]] ([[w:en:Birth of the Cool|Birth of the Cool]])がその起源ともされている。常に進化を望む彼が打ち出したこのスタイルは、彼らが自らの人種的多様性を黒人であ受け入れるこ姿勢とさえを否定するかのよう同様にも見え、彼の思惑通りか「[[ジャズ]]は黒人が演奏するもの」という当時の概念を結果として否定す打ち破ることになったのである。

* [[ウォースタン・マーシュケントン]] (19271911-19871979)