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ロウ病 (会話 | 投稿記録)
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署名(サイン)と[[印章]]とは、ともに自己同一性を証明するものとして洋の東西を問わず古来広く使用されてきた。[[花押]]も署名の一種と理解される。
 
[[日本]]においては、[[律令制度]]の確立以降は印章が重視されていたが、次第に簡便な署名が通用するようになり、[[中世]]以降は花押全盛となる。もっとも、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]から印章の使用も再度広まり始め[[朱印状]]などが発行されるようになる。[[江戸時代]]になると、印章の使用も広がる。[[明治時代]]以降は印章が非常に重視されるようになる。もっとも、[[閣議 (日本)|閣議]]署名は今なお花押が使用されている。なお[[刑法 (日本)|刑法]]においては、「印章又は署名」「印章若しくは署名」等のように同列に扱われており、署名や印章の偽造等は[[犯罪]]とされている。
 
[[西洋]]においても、印章と署名との盛衰がある。また、他人が偽造出来ないよう、特別な書き方が為される(署名を考案し、且つ全く同一の筆跡に出来る様指導してくれる業者が存在する)。