「国道305号」の版間の差分

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=== 玉川岩盤崩落事故 ===
1989年(平成元年)7月16日午後3時30分頃、越前町玉川の国道305号で高さ40 m(推定重量1,500 t)にわたる大規模な岩盤崩落が発生、落石防止用の覆道(ロックシェード)を突き破って、現場を走行中のマイクロバスを押し潰した<ref>京都大学防災研究所年報{{Cite 第33号 B-1journal (1990) pp.219-236 「|和書|author=平野昌繁|author2=諏訪浩|author3=藤田崇|author4=奥西一夫|author5=石井孝行|title=1989年越前海岸落石災害における岩盤崩壊過程の考察|date=1990|publisher=京都大学防災研究所|journal=京都大学防災研究所年報|volume=33|issue=B-1|pages=219-236|id={{hdl|2433/72245}}}} </ref><ref>{{Cite journal |和書|author=池島功|title=福井県越前海岸国道305号線のがけ崩れ|date=1989|publisher=日本写真測量学会|journal=写真測量とリモートセンシング|volume=28|issue=5|pages=2-3|doi=10.4287/jsprs.28.5_2}} </ref>。この事故でバスに乗っていた15人全員が死亡した。事故の瞬間はバスの後方を走っていた乗用車により偶然ビデオ撮影されており、轟音とともにバスが一瞬で押しつぶされる瞬間が写っていた。
 
この崩落の12年前の1977年(昭和52年)5月にも現場付近で崩落が発生した。その措置として福井県はトンネル案と海上道路案を提示したが、トンネル案は玉川観音が素通りになり、海上案も水産資源への影響による反対があり、中間となる「現道にロックシェードを設置する案」で決着した。