「遅延記憶装置」の版間の差分

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== 水銀遅延線(mercury delay line) ==
黎明期のコンピュータで主記憶装置としてよく使われた遅延記憶装置が、'''水銀遅延線'''(すいぎんちえんせん)である。記憶装置としては、[[ジョン・プレスパー・エッカート]]が考案した。[[水銀]]の中の[[超音波]]を利用する。英語 delay line memory から(delay memory とはしない)「遅延'''線'''」の語があるが、線というより管であることから'''水銀遅延管'''(すいぎんちえんかん)とも呼ばれる。英語でも mercury delay tube としている例が見られる。(真空管と勘違いしないように<ref>『ウィルクス自伝』12章、p. 156</ref>)tank の語を使うことも見られる。
 
[[File:Delay line memory fr.svg]]