「名探偵コナン 業火の向日葵」の版間の差分

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美術館の外では、何者か<ref group="注">キッドと思われる。</ref>からトランシーバーで指示を受けた後藤<ref group="注">寺井の変装。</ref>によって貯水タンクが爆破された上に、蘭とコナンが火災で今にも崩壊しそうな美術館の中にまだ残っていると分かり、騒然となっていた。そんな中、炎の燃え盛る美術館内では、ある人<ref group="注">コナンはそれ以上のことは暴けていないが、寺井のことを指している。</ref>から依頼を受けて真犯人から『ひまわり』を守るために今回の一連の犯行に及んでいた、という巨大な宝石(=ビッグジュエル)しか狙わないはずのキッドの本当の狙いを見抜いたコナンが、キッドやそこへ駆け付けた蘭とともに協力し、無事に『ひまわり』を守り切ることに成功する。
 
非常時に7枚の『ひまわり』が自動的に集積されて来るはずの搬出口では、7人のサムライが集積されて来た『ひまわり』の枚数を数えていたが、全て数えても『ひまわり』が6枚しかないことに気付く。そこへ新一(この「新一」はコナン本人から蝶ネクタイ型変声機を用いたのもであり、怪盗キッドによるものではない。では、そのとき、怪盗キッドは何をしていたのか、というと、蘭らのために脱出口を探していた。)から連絡が入り、今回の『ひまわり』に関する一連の事件はキッドによる犯行ではなく、7人のサムライの1人である宮台なつみによるものだと告げ、彼女の動機と犯行に使われたトリックを暴く。全てを暴かれたなつみは目暮警部によって連行され、2枚目の『ひまわり』が無事であることも新一から告げられたが、一方で美術館内ではコナンと蘭が美術館の崩壊という窮地に陥ってしまい、何とか脱出する方法を思案する。そこでコナンは、ボール射出ベルトの花火ボール<ref group="注">このアイテムは前作『異次元の狙撃手』内で初登場し、同作の終盤のシーンでも活躍した。</ref>を駆使する方法を思い付き、辛くも脱出に成功する。
 
キッドは気絶している蘭をハンググライダーで運び出して川岸に横たえた後、近くの木陰に隠れていた。それから暫くして、園子やチャーリー達が蘭を発見し、まだ脱出して来ないコナンを蘭の傍らで待っている彼らとともに、キッドは隠れている木陰からそっとその様子を見守っていた。そして、コナンが『ひまわり』とともに川底から浮上して来る様子を見届けたキッドはその場を静かに立ち去ろうとするが、その時キッドの踏んだ小枝の音に気付いたチャーリーが、キッドの背後へ静かに近付きながら銃口を向け、キッドに今回の犯行の真意を問う。その問いに対してキッドは「ある依頼人の想い出を守るため」とだけ答え<ref group="注">この時、すぐ傍の木陰で寺井が後藤の変装を解いていた。</ref>、チャーリーとお互いの誤解を解いてから姿をくらまして終幕を迎える。