「二相交流」の版間の差分

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[[Image:Elementary Two Phase Alternator.jpg|thumb|400px|二相交流発電機の簡略図<ref>Figure 1253 from the 1917 Hawkins Electrical Guide</ref>]]
'''二相交流'''(Two-phase electric power)は、 [[20世紀]]初頭の多相交流電気を配電するシステムであり、[[電圧]]の[[位相]]が90度、つまり1/4周期ずれた2組の交流電気である。通常は、4本の電線で各相の電気を送電するが、1本を共通線にし、3本の電線で送電した場合もある。その時、共通線は、他の電線より太い電線を使用した。初期の二相交流発電機は、2つの回転子と[[界磁]]の組合わせを持ち、二相電気を取り出すためにそれぞれの巻き線は並置されていた。1895年に[[ナイアガラの滝]]にて二相発電機が設置され、それは、当時世界最大であった。21世紀の時点では、二相交流は三相交流に置き換えられ、三相交流から単相交流を作り出す過程での利用や、20世紀に作られた鉄道車両車載機器を除き、産業では使用されていない。
 
== 単相交流との比較 ==