「旭酒造 (山口県)」の版間の差分
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「獺祭」の名は、蔵元の地名が元々「[[玖珂郡]][[周東町]]獺越(おそごえ)」であったため「獺」の一字を用い、「獺祭」の号を用いたとされる<ref group="注">[[獺祭魚|「獺祭魚」あるいは「獺祭」]]とは、<!--元々[[七十二候]]の一つで[[雨水]]の初候を指すが、-->[[カワウソ]](獺)が捕らえた魚を岸に並べる様がまるでそれらを供物にして祭りをするようにみえることを指す。また転じて、詩文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす様を指す。</ref>。
製法の特色として、日本酒醸造に欠かせない[[杜氏]]が居ないことが挙げられる。旭酒造でも、元々は杜氏が醸造に携わっていたが、杜氏の経験と勘を徹底的に数値化しデータ化することで、杜氏なしでの酒造りを実現した<ref name="gacchiri20170718"/>。現在は、米の吸水量を頻繁な計量により管理し、
他にも、酒米の王様と呼ばれる[[山田錦]]を最大168時間かけて精米し、日本最高水準の精米歩合23%の純米大吟醸を作ったり、[[もろみ]]から[[絞り#「絞る」と「搾る」|圧搾]]せず[[遠心分離器]]にかけて無加圧状態で酒を分離した日本酒など、ほかでは見られない製法による酒を製造している(通常の圧搾による抽出の酒も造っている)。また、[[シャンパン]]以上に発泡性が高い[[発酵]]途上の濁り酒([[発泡日本酒]])や、[[燗酒]]に適した醸造を施した純米大吟醸(吟醸酒は本来は冷酒で飲まれるのが一般的)などの変わり種も製造している。
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