「シティ・ポップ」の版間の差分

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== 概要 ==
シティ・ポップは、アダルト・コンテンポラリーの日本版<ref>http://rateyourmusic.com/genre/City+Pop/</ref>とも解釈することも可能である。[[1970年代]]に日本で定着した[[シンガーソングライター]]やバンドのミュージシャンのうち、フォーク寄りではなくポップ寄りのミュージシャンがこれにあたる。[[パイド・パイパー・ハウス|長門芳郎]]が好む[[はっぴいえんど]]、[[大滝詠一]]の[[ナイアガラ・レーベル]]、[[ティン・パン・アレー]]系などが典型であり、彼らは1970年代末から1980年代初頭にかけてアルバムを発売した。洋楽ではオハイオ・ノックス、ザ・フィフス・アベニュー・バンド<ref>山下達郎や長門芳郎らが詳しいシティ・ポップ・バンド  http://www.discogs.com/Fifth-Avenue-Band</ref>、フル・ムーン<ref>http://www.allmusic.com/album/full-moon-mw0000454427</ref>、ラーセン=フェイトン・バンドなどが、これにあたる。またプロデューサーではデヴィッド・フォスター<ref>http://davidfoster.com/</ref>らがいた。日本のシティ・ポップのミュージシャンの場合、ボズ・スキャッグスやスティーリー・ダンのような、多様性や音楽的幅の広さが不足しているのが、難点でもある。
 
既存の「歌謡曲」「フォーク」が強く持っていた「歌」ではなく、「ニューミュージック」寄りのサウンド([[ポップ・ロック]]、や[[ジャズ]]、[[クロスオーバー_(音楽)|クロスオーバー]]、[[フュージョン_(音楽)|フュージョン]])を前面に打ち出した音楽スタイルは、聴衆から洗練された都会的なものであると同時に中流、中産階級志向と受け取られ、レコード会社もこれを既存の音楽とは違うものとして「'''都会のポップ=シティ・ポップ'''」という呼称でアピールを行うようになった。