「附属池田小事件」の版間の差分

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== 概要 ==
=== 宅間の生い立ち ===
{{Infobox 犯罪者
|name = 宅間 守
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|birth_name =
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|birth_date = {{生年月日と年齢|1963|11|23}}
|birth_place = {{JAP}}
|death_date = [[2004年]][[9月18日]](40歳没)
|death_place = [[大阪府]][[大阪市]][[都島区]][[友渕町]]([[大阪拘置所]])
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|victims = 23人
|country = {{JAP}}
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|beginyear = [[2001年]][[6月8日]]
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|apprehended = [[2001年]][[6月8日]]
| occupation = [[無職]]
|conviction = [[2003年]][[8月23日]]([[東京地方裁判所]])
|sentence = [[日本における死刑|死刑]]
| charge = [[殺人罪 (日本)|殺人罪]]
}}
宅間は[[1963年]][[11月23日]]に生まれた。幼少時代の宅間はたびたび問題行動を起こし、3歳の時点で三輪車で国道の中央を走って渋滞させたり、小学校では自分より強い児童にはいじめられていたが、自分より弱い児童に対しては徹底的にいじめるなどした。すなわち、いじめられっ子であると同時にいじめっ子でもあった{{Sfn|片田珠美|2009|p=104}}。乱暴者で、小学校時代のあだ名は『[[ゴン太]]』であり<ref>{{Cite book|title=Showa heisei nihon no kyoaku hanzai hyaku.|url=https://www.worldcat.org/oclc/1003125116|date=2017.8|publisher=Takarajimasha|isbn=9784800273413|others=Takarajimasha., 宝島社|oclc=1003125116}}</ref>、[[猫]]などの動物を新聞紙に包んで火をつけて殺害したこともあった。中学入学後も弱いものいじめは継続して行っており、本人が事件後鑑定医に語ったところによれば、「好意を抱いていた女子生徒の[[弁当]]に[[精液]]をかけた」こともあるという{{Sfn|片田珠美|2009|p=105}}。小学生の頃から[[自衛隊]]に強い関心を持っており、「将来は自衛隊入るぞ~」と大声で叫んだり、一人で軍歌を大声で歌っていたこともあり、高校生になっても周囲の同級生に「俺は自衛隊入るからお前らとはあと少しの付き合いや」と発言していたこともあったという。また、高校時代に停学処分を受けた際、反省文にも「自衛隊は[[内申書]]一切関係無しの一発勝負」などと綴っていたこともあった{{refnest|group="注"|その他、当時の反省文には自身が小学生の頃からの反社会的行動や、[[運転免許証]]を所持していないにも関わらず[[オートバイ]]を購入したこと、祖母への愛着、[[部落問題]]への批判など十数ページにわたり延々と綴った後、文末には「最後に俺自身の大きな反省点は、先の事を考えて行動せよ。それだけ」で締め括っている。}}。宅間は幼いころから「高学歴・高収入のエリート」に対する屈折した羨望、嫉妬を抱いていた{{Sfn|片田珠美|2009|p=104}}。