「キャスト (バンド)」の版間の差分

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1999年5月発表の3rdアルバム『マジック・アワー』では、プロデューサーに[[ギル・ノートン]]、ストリングス・アレンジに[[デヴィッド・アーノルド]]をそれぞれ起用し、オーケストラを導入するなどよりスケール感を増した路線へシフト。アルバムからは「ビート・ママ」(9位)、「マジック・アワー」(28位)の2枚がシングル化された。アルバムは全英6位を記録したものの、前作までのようなビッグヒットとはならずセールス的には落ち込んだ。この時期にはブリットポップは完全に終焉を迎えており、同じようにキャストの勢いも少しずつ下降線をたどっていった。
 
2001年7月、4thアルバム『ビートルート』を発表。このアルバムは主にジョン・パワーと共同プロデューサーのトリスティン・ノーウェルによってレコーディングされ、ジョン以外のメンバーはほとんどレコーディングに参加しなかったというまた当時ジョンがハマっていたというファンクやレゲエの影響を全面に取り入れたアルバムの音楽性は、旧来からのファンからの反発を招き、商業的には全英78位と失敗に終わった。セールス不振のため、先行シングル「デザート・ドラウト」(45は45)の1枚のみで打ち切りとなった。結果バンド内の環境は最悪なものとなり、アルバム発表直後は全英78位とセールス面では完全失敗に終わった。予定されていた全英ツアーをキャンセルしてとなり、そのままバンド活動停止(実質的には解散)となった。
 
解散後、ジョンはシンガーングライターとしてロ活動を開始、フォークやブルース色の強いソロ・アルバムを3枚発表する一方、2005年にはザ・ラーズの再結成ツアーにも参加した。ベースのピーターは、[[エコー&ザ・バニーメン]]のサポートや再結成したシャックに再加入した。ギターのリアムは、[[ロバート・プラント]]のバックバンド、ストレンジ・センセーション(Strange Sensaton)のメンバーとして活躍。ドラムのキースは、[[ベイビーシャンブルズ]]や[[ジョニー・マー]]など人気アーティストのツアーマネージャーへ転向した。
 
キャスト解散から9年が経ち、2010年にジョンはキャストの楽曲を演奏するソロツアーを敢行。そのツアーでジョンが新たに作って演奏していた曲が、ソロではなくキャストとして発表するに相応しい楽曲群だと感じたジョンは、すぐに各メンバーに連絡を取り、同年オリジナル・メンバーで再結成することを発表。デビュー作である『オール・チェンジ』発表から15周年に当たるということで、同作の再現ライヴを行う形で再結成ツアーを敢行した。
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2017年4月、前作から5年ぶりとなる6作目『キッキング・アップ・ザ・ダスト』を発表。前作同様、PledgeMusicを通じて制作資金を[[クラウドファンディング]]し、自主レーベルから発表したにも関わらず、久々に全英チャートのトップ50に食い込む健闘を見せた。
 
2018年11月、ポリドール時代の4作とシングル集『Singles 1995-2017』をレコード盤で発売。併せてグレイテスト・ヒッツ・ツアーとして、2019年2月に来日することを発表した(のちに、同年10月に延期された)。なお、単独の来日公演としては22年ぶりとなる。
 
== ディスコグラフィー ==