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Ayumu21 (会話 | 投稿記録)
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* [[水文学]] において、フレシェ分布は、1日当たり降水量の年間最大値のような極端な現象に適用される。しかし、多くの水分学の応用例において、分布は、一般化[[極値分布]]を通してフィットされる。これは、分布が下限を持つというフレシェ分布の仮定を課すことを避けるためである。
 
* [[国際経済学]]([[貿易論]])において、[[リカード・モデル]]を連続財・多数国モデルに拡張した著名な研究Eaton & Kortum (2002) は、''i''の各財を生産する効率性(''z'') の分布が次のフレシェ分布に従うと仮定した。
:<math> F_{i}(z)=e^{-T_{i} z^{-\theta}} </math>
ここで、<math>\theta>1 </math>が形状パラメータ(定義式の<math>\alpha </math>)に相当する。<math>\theta </math>が大きいほど、効率性(''z'') の分散が大きくなり、[[比較優位]]の役割が大きくなる。<math>T_{i}>0 </math>は、分布の場所を左右する追加的なパラメータである。<math>T_{i}</math>が大きいほど、効率性(''z'')が大きくなり、[[絶対優位]]が強くなる。
 
==関連文献==