「ブラックバイト」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
2行目:
 
== 概要 ==
ブラック企業になぞらえ、[[2013年]]([[平成]]25年)に、[[中京大学]][[国際教養学部]]の[[大内裕和]][[教授]]が提唱した。これは、学生や生徒の大多数が法令(特に[[刑事法]]・[[労働法]])に無知であることにかこつけ、[[残業代]]・[[割増賃金]]不払い([[サービス残業]]、長時間労働)、[[休憩時間]]を与えない、不合理な[[罰金]]の請求など、[[労働基準法]]に違反して<ref>2014年8月2日付『[[中日新聞]]』朝刊29面</ref>[[学生]]や[[生徒]]に[[契約]]内容と違った業務をさせたり、「ノルマ達成が当たり前」を口実に、販売数や売上に厳しい[[ノルマ]]を課したり<ref>仮にノルマを達成しても、達成分に対する手当や報酬が一切支給されない。</ref>、[[高等学校|高校]]や[[大学]]の定期[[試験]]期間であっても休ませてくれないなど、扱いが酷いアルバイトのことをさす。
 
このようなブラックバイトが増加している背景には、本来は[[正社員]]または[[契約社員]]に任せるべき業務を、人件費([[賃金]])を削減する目的から派遣社員やパートタイム労働者の割合を多くしているといった、[[経営]]方針が存在する。