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{{出典の明記|date=2019年9月11日 (水) 02:49 (UTC)|ソートキー=人1829年没}}
{{基礎情報 武士
[[Image:Matsudaira Yorinori.jpg|200px|thumb|松平頼儀(愛媛県歴史文化博物館蔵)]]▼
| 氏名 = 松平頼儀
'''松平 頼儀'''（まつだいら よりのり、[[安永]]4年[[11月12日 (旧暦)|11月12日]]〈[[1775年]][[12月4日]]〉 - [[文政]]12年[[8月25日 (旧暦)|8月25日]]〈[[1829年]][[9月22日]]〉）は、[[江戸時代]]後期の[[大名]]。[[讃岐国]][[高松藩]]の第8代藩主。[[官位]]は[[従四位]]上、[[近衛府|左近衛権中将]]、讃岐守。▼
| 画像 = Matsudaira Yorinori.jpg
| 画像サイズ = 200px
▲[[Image:Matsudaira Yorinori.jpg|200px|thumb| 画像説明 = 松平頼儀(（愛媛県歴史文化博物館蔵)]]）
| 時代 = [[江戸時代]]中期 - 後期
| 生誕 = [[安永 (元号)|安永]]4年[[11月12日 (旧暦)|11月12日]]（[[1775年]][[12月4日]]）
| 死没 = [[文政]]12年[[8月25日 (旧暦)|8月25日]]（[[1829年]][[9月22日]]）
| 改名 =
| 別名 =
| 諡号 =
| 神号 =
| 戒名 =
| 霊名 =
| 墓所 =
| 官位 = [[従四位|従四位上]][[近衛府|左近衛権中将]]、[[讃岐国#江戸時代|讃岐守]]
| 幕府 = [[江戸幕府]]
| 主君 = [[徳川家斉]]
| 藩 = [[讃岐国|讃岐]][[高松藩]]主
| 氏族 = [[高松松平家]]
| 父母 = 父：[[松平頼真]]、母：中山氏娘・即就院<br/>養父：''[[松平頼起]]''
| 兄弟 = '''頼儀'''、勝
| 妻 = 正室：'''[[前田治脩]]養女・藤姫'''<br>継室：'''[[池田治政]]娘・晴姫'''<br>藤木氏
| 子 = [[松平頼該|頼該]]、[[松平頼胤|頼胤]]、[[松平頼顕|頼顕]]、[[本多忠民]]、倫姫、<br>[[井伊直亮]]正室、[[板倉勝明]]正室、律姫ら<br>養子：'''''[[松平頼恕|頼恕]]'''''
| 特記事項 =
}}
 
▲'''松平 頼儀'''（まつだいら よりのり、[[安永]]4年[[11月12日 (旧暦)|11月12日]]〈[[1775年]][[12月4日]]〉 - [[文政]]12年[[8月25日 (旧暦)|8月25日]]〈[[1829年]][[9月22日]]〉）は、[[江戸時代]]中期から後期にかけての[[大名]]。[[讃岐国]][[高松藩]]の第8代藩主。[[官位]]は[[従四位|従四位上]]上、・[[近衛府|左近衛権中将]]、[[讃岐国#江戸時代|讃岐守]]。
第6代藩主[[松平頼真]]の長男。母は側室・即就院（中山氏）。正室は[[前田重教]]の娘・藤（[[前田治脩]]の養女）。継室は[[池田治政]]の娘・晴。子に[[松平頼該]]（長男）、[[松平頼胤]]（次男）、[[松平頼顕]]（三男）、[[本多忠民]]（四男）、倫（[[松平頼恕]]正室）、粲（[[井伊直亮]]正室）、娘（[[板倉勝明]]正室）らがいる。
 
== 生涯 ==
6代藩主・[[松平頼真]]の長男として誕生。母は側室・即就院（中山氏）。
[[寛政]]4年（[[1792年]]）、叔父の第7代藩主[[松平頼起|頼起]]の跡を継いだ。当初は緊縮財政を行っていたが、次第に奢侈に傾き、[[藩札]]の乱発により物価高騰と紙幣の価値低下（[[インフレーション]]）を起こした。また、殖産振興策にも失敗し、さらに江戸屋敷が火災に遭ったり、屋島神社（讃岐東照宮）造営の建築費を支出するなどした結果、江戸・大坂の商人からの借財が50万両以上に達し、藩財政が破綻状態に陥った<ref>工藤寛正 編『徳川・松平一族の事典』東京堂出版、2009年</ref>。そのため、東浜の海岸一帯を埋め立てて問屋街を造ったり、「讃岐二白」と呼ばれる製塩と製糖の産業育成を行うなどした。就任中、16回の旱魃に遭う。文政4年（[[1821年]]）、婿養子の頼恕に藩主を譲り、隠居した。文政12年（1829年）死去。享年55。▼
 
▲[[寛政]]4年（[[1792年]]）、叔父の第で7代藩主・[[松平頼起|頼起]]の跡を継いだ。当初は緊縮財政を行っていたが、次第に奢侈に傾き、[[藩札]]の乱発により物価高騰と紙幣の価値低下（[[インフレーション]]）を起こした。また、殖産振興策にも失敗し、さらに江戸屋敷が火災に遭ったり、屋島神社（讃岐東照宮）造営の建築費を支出するなどした結果、江戸・大坂の商人からの借財が50万両以上に達し、藩財政が破綻状態に陥った<ref>工藤寛正 編『徳川・松平一族の事典』東京堂出版、2009年</ref>。そのため、東浜の海岸一帯を埋め立てて問屋街を造ったり、「讃岐二白」と呼ばれる製塩と製糖の産業育成を行うなどした。就任中、16回の旱魃に遭う。文政4年（[[1821年]]）、婿養子の頼恕に藩主を譲り、隠居した。文政12年（1829年）死去。享年55。
 
[[文政]]4年（[[1821年]]）、婿養子・[[松平頼恕|頼恕]]に藩主を譲り、隠居した。文政12年（[[1829年]]）死去。享年55。
 
== 系譜 ==
*父：[[松平頼真]]
*母：即就院 - 中山氏
*正室：藤姫（1778-1796） - [[前田治脩]]の養女、[[前田重教]]の四女
*継室：晴姫 - [[池田治政]]の娘
*室：藤木氏
**次男：[[松平頼胤]]（1811-1877） - [[松平頼恕]]の養子
*生母不明の子女
**長男：[[松平頼該]]（1809-1868）
**三男：[[松平頼顕]]
**四男：[[本多忠民]]（1817-1883） - [[本多忠考]]の婿養子
**女子：倫姫 - [[松平頼恕]]正室
**女子：[[井伊直亮]]正室
**女子：[[板倉勝明]]正室
**女子：律姫（?-1813） - [[前田斉泰]]婚約者
 
== 脚注 ==
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{{Reflist}}
 
{{水戸徳川家|[[高松松平家]]|1792年 - 1821年|第8代}}
{{高松藩主|高松松平氏|8代|1792年 - 1821年}}
 
{{DEFAULTSORT:まつたいら よりのり}}
[[Category:高松松平家|よりのり]]▼
[[Category:高松藩主|松08]]
[[Category:親藩]]
▲[[Category:高松松平家|よりのり]]
[[Category:1775年生]]
[[Category:1829年没]]
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