「1996年のF1世界選手権」の版間の差分

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*ポールポジションタイムの107%をクリアできないドライバーは予選落ち(厳密には主催者側が予選時のコースコンディションやフリー走行でのラップタイムなどから、審議の上で決勝出場の可否を決定)とする「[[107%ルール]]」が導入された。
*レーススタート時の信号表示が「赤点灯→緑点灯」というグリーンシグナル方式から、「赤5つ点灯→全消灯」というブラックアウト方式に変更された。
*ドライバーの側頭部保護のため[[コックピット]]の横に[[プロテクター]]の装備が義務付けられたが、その形状に関してチームごとに解釈が分かれた。フェラーリやベネトンは規定通り大型のものを取り付けたが、ウィリアムズやジョーダンはフィンで高さを稼ぎ、プロテクター部分を小型化した(「概要」の節と本節の画像を参照)。この形状はリアウイングへの整流に影響し、レギュレーションウィリアムズ勢遵守という見地から独走の要因に問題となった。
*カーナンバー制度が変更された。チャンピオン在籍チームが1・2番を付けるのは同じだが、それ以外は前年度のコンストラクターズランキング順となった。これにより[[ティレル]]の3・4番、ウィリアムズの5・6番、アロウズの9・10番、フェラーリの27・28番、ザウバーの29・30番といった馴染みの持ち番号が見られなくなった。