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'''月桂冠'''(げっけいかん)は、[[ゲッケイジュ|月桂樹]]の葉の付いた枝をリング状に編んだ[[冠]]のことである。月桂樹は[[ギリシア神話]]における光明神[[アポローン]]の霊木として、崇められていた。
 
月桂樹以外の素材を使用して組み立てられた冠は、日本では「草冠」「草の冠」「花冠」「花の冠」等と呼ばれている。
 
== 備考 ==
* [[古代ギリシア]]では、アポローンの祭りである[[ピューティア大祭]]の勝者に月桂冠が与えられた。なお、よく誤解されるが、[[古代オリンピック|オリュンピア大祭]]の勝者に与えられるのは月桂冠ではなく[[オリーブ]]冠である。
* [[ローマ帝国]]では、[[剣闘士#闘技会|闘技会]]の勝利者にはシュロの小枝が与えられ、卓越した者には月桂冠が与えられた。また、上流階級の女性は結婚式に花冠を使用していた(参照:[[ローマ帝国時代の服飾#女子の衣装]])。
* 日本では、古墳時代に女性が真折鬘を使用していた<ref>{{cite news|url =http://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000007|title =日本服飾史|publisher =風俗博物館|date=}}</ref>。
 
== 脚注 ==