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'''トーゴ共和国'''(トーゴきょうわこく、{{Lang-fr|République Togolaise}})、通称'''トーゴ'''は、[[西アフリカ]]に位置する[[共和制]][[国家]]。東に[[ベナン]]、北に[[ブルキナファソ]]、西に[[ガーナ]]と国境を接し、南は[[大西洋]]の[[ギニア湾]]に面する。[[首都]]は[[ロメ]]。
== 国名 ==
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[[ファイル:Togo-CIA WFB Map.png|thumb|220px|right|トーゴの地理]]
{{Main|{{仮リンク|トーゴの地理|en|Geography of Togo}}}}
トーゴの国土は南北に510km延びているのに対し、東西は広い部分で140km、最狭部では45kmにすぎず、非常に細長い国土となっている<ref>田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p.404、朝倉書店 ISBN 4254166621 </ref>。北部はなだらかに起伏するサバナで、中部は丘陵である。南部は高原だが、海岸平野は潟と沼沢からなる。
=== 気候 ===
国土のほぼ全域が[[サバナ気候]](Aw)に属する。降水量は内陸部の丘陵が最も多く、北に向かうにつれて減少するが、北部では少ない地域でも1000mm前後の降水量はある。最も降水量が少ないのはロメ周辺の海岸
== 経済 ==
[[ファイル:Imagelomé20.jpg|thumb|240px|首都[[ロメ]]]]
[[農業]]が[[国内総生産]] (GDP) の約39%、労働人口の約64%を占める農業国
トーゴの鉱物資源は[[リン鉱石]]である。[[1969年]]時点には14万3000トンだったが、[[1991年]]には296万5000トンまで採掘量が増加し、世界シェア10位に達した<ref>田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p.411、朝倉書店 ISBN 4254166621 </ref>。しかし資源の枯渇も早く、[[2003年]]時点には53万トン、2015年には40万トンまで減少している<ref>「データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版 世界各国要覧と最新統計」p296 二宮書店 平成30年1月10日発行</ref>。主要産品は[[セメント]]に取って代わられている。未開発の資源として[[鉄鉱石]]が確認されている。鉄を40%含むため、最高品位ではないものの採算が取れるとされている。推定埋蔵量は9500万トン。
ロメ港は良く整備されており、トーゴ国内のみならずブルキナファソやマリ、ニジェールといった内陸諸国の外港ともなっているため、トーゴ経済における比重は高い。道路は、ベナン国境から海岸線を走り、ロメを通りガーナへと抜ける東西幹線と、ロメから北上しソコデやカラといった国内主要都市を結んでブルキナファソへと抜ける南北幹線の2つの大幹線が完全舗装で整備されており<ref>田辺裕、島田周平、柴田匡平、1998、『世界地理大百科事典2 アフリカ』p.406、朝倉書店 ISBN 4254166621 </ref>、交易国家トーゴの動脈となっている。鉄道は、首都ロメから北276㎞のところにあるブリッタまで路線が伸びており、主に鉄鉱石の輸送を行っている。またリン鉱石輸送用の貨物鉄道が沿岸部に存在する<ref>「世界の鉄道」p335 一般社団法人海外鉄道技術協力協会著 ダイヤモンド・ビッグ社 2015年10月2日初版発行</ref>。
== 軍事 ==
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