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[[鉛筆]]製造の[[三菱鉛筆]]<ref>{{Cite web |url = https://www.mitsubishi.com/j/group/about.html |title = 三菱グループについて>Q.10 |publisher = 三菱グループ/mitsubishi.com |accessdate = 2016-03-07 }}</ref>、熊本県の[[弘乳舎]]が販売していた[[三菱サイダー]]は、「三菱」の名前と[[スリーダイヤ|スリーダイヤモンド]]の商標を使用しているが、両社とも三菱グループとは、一切の資本・人的関係がない。これは、三菱グループが商標登録するよりも早くからこの商標を用いており(鉛筆が1903年、サイダーが1919年)、三菱グループにはその使用を差し止める事が出来ないためである。他にも[[香川県]][[高松市]]の三菱クリーンサービス、文房具卸売業の[[妙高コーポレーション|三菱文具]]など、グループ外で「三菱」を名乗る企業も一部存在する(いずれも、スリーダイヤは使用していない)。なお、2010年8月には[[大阪府]][[門真市]]の「三菱タクシー」が[[未来都タクシー]]に改称した<ref>2018年11月30日付の読売新聞大阪本社版朝刊11面の記事によれば、商標上の問題が確認できず訴訟では争えないと判断した三菱グループが三菱タクシー側に社名変更の対価を支払ったとのこと。</ref>。
 
また、[[北海道]][[札幌市]]にはこれまた三菱鉛筆や三菱サイダー同様、スリーダイヤを社章に用いた三菱グループ外のLPガスの販売を行う(株)菱友という企業がある。[https://www.mitsubishi.com/ja/company/kansyo/ 三菱グループで「三菱」が社名につく会社の一覧]も参照のこと。この一覧表はグループ内で「三菱」がつく会社を、子会社・孫会社等・海外合弁会社にいたるまで漏れなく表示している。つまり、この表にない「三菱」がつく企業はグループ外である。
 
一方、三菱グループの中には「スリーダイヤ」マークを使用しない企業がある。三菱UFJ銀行<ref name="mitsubishitokyoufj">三菱銀行時代は「スリーダイヤ」マークを使用していたが、旧・[[東京銀行]]との企業合併による旧・東京三菱銀行発足以後は「スリーダイヤ」マークを使用していない。</ref>やJXグループ<ref name="shinnihonsekiyu" />のような「非」三菱グループと合併した企業や、日本郵船やキリンビール、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険<ref>保険両社は、合併前(明治生命、東京海上時代)から「スリーダイヤ」を使用していない。</ref>などのように、古くから「三菱」「スリーダイヤ」とは異なる商標を用いてきた企業がそれに当たる。