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== 日本路線 ==
[[ファイル:Okinawa branch store of Delta.JPG|thumb|デルタ航空 [[沖縄]][[北谷町]]営業支店]]
ここ最近まで成田空港もハブにしていたデルタは、[[1987年]]3月に日本乗入れを開始した。旧社時代は[[成田国際空港]]から[[ポートランド国際空港|ポートランド]]、[[ロサンゼルス国際空港|ロサンゼルス]]、[[ジョン・F・ケネディ国際空港|ニューヨーク]]、[[ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港|アトランタ]]の各路線を運航していたが、2001年9月11日の[[アメリカ同時多発テロ事件|アメリカ同時多発テロ]]の直後、成田 - アトランタ便を除いたアジア路線から一時撤退した。
 
[[File:4x Delta (4489588160).jpg|thumb|成田国際空港に駐機するデルタ機(2010年)]]
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成田と羽田の2つの「東京」空港で運航を強いられた場合、重要な顧客層の流れは、デルタの既存の成田発着便から地理的優位性の高い競合他社の羽田発着に移るとし、2016年秋から、成田/ニューヨーク・JFK線とその接続便の成田/関空線、成田/バンコク線の運休を決定(再開未定のため事実上撤退)した<ref>[http://flyteam.jp/airline/delta/news/article/67284 デルタ航空、羽田発着枠配分の影響で成田/JFK線などを運休 秋から]</ref>。
 
2019年5月16日、[[2020年東京オリンピック]]に対応した、[[2020年]]夏期スケジュールから[[羽田空港発着枠]]新規配分で、DOTから、シアトル・デトロイト・アトランタ・ポートランド・ホノルルの5路線の仮承認を受け<ref>[https://news.delta.com/dot-tentatively-approves-new-delta-service-between-haneda-and-five-us-cities-JP 米国運輸省、デルタ航空が申請した羽田と米国5都市間の新路線を仮承認]</ref>、同年8月9日、成田/シンガポール線を同年9月22日、成田/マニラ線も2020年4月に運休し、ノースウエスト航空時代から続いた成田発日本以遠路線からの撤退を発表し<ref>[https://news.delta.com/delta-become-largest-us-carrier-serving-tokyo-haneda-2020-JP デルタ航空、米国運輸省の最終承認を受け、2020年春に羽田から米国行き7路線を運航]</ref>、デルタのアジア・太平洋路線におけるハブ空港は、同じスカイチームの創設メンバーでジョイントベンチャーを協業している[[大韓航空]]の拠点である[[大韓民国|韓国]]・[[ソウル特別市|ソウル]]/[[仁川国際空港|仁川]]へ、完全移行することになった<ref>[http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=86194 デルタ航空、羽田シフトで20年夏までに成田路線撤退へ] トラベルビジョン 2019年8月8日</ref>。
 
2019年10月2日、デルタ航空国際事業部門社長のスティーブ・シアーが、「今のところ(羽田移管後に)成田に戻る計画はない」と記者会見で述べながら、他社から請け負う機材整備や顧客管理など一部の部門は成田に残すとした。また、羽田移管後に日本でのハブ運航は行わないとの認識を示している<ref>{{Cite web|title=米デルタの成田撤退「戻る計画ない」、羽田に投資集中|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50495450S9A001C1TJ2000/|website=日本経済新聞 電子版|accessdate=2019-10-20|date=2019-10-02}}</ref>。