デルタ航空

アメリカ合衆国の航空会社

デルタ航空(デルタこうくう、英語: Delta Air Lines, Inc.)は、アメリカ航空会社で、ジョージア州アトランタ市に本社を置く[2]

デルタ航空
Delta Air Lines, lnc.
Delta logo.svg
IATA
DL
ICAO
DAL
コールサイン
DELTA
法人番号 1700150005025 ウィキデータを編集
設立 1928年(Delta Air Service として)
ハブ空港 アトランタ国際空港
デトロイト空港
ミネアポリス・セントポール国際空港
ジョン・F・ケネディ国際空港ニューヨーク
ラガーディア空港ニューヨーク
ソルトレイクシティ国際空港
ローガン国際空港ボストン
ロサンゼルス国際空港
シアトル・タコマ国際空港
マイレージサービス SkyMiles
会員ラウンジ SkyClub
航空連合 スカイチーム
子会社 デルタシャトル英語版
保有機材数 756機
就航地 375都市
本拠地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタ
代表者 エド・バスティアン(CEO
グレン・ホーエンスタイン(社長[1]
ヴィクター大隅(日本支社長)
外部リンク https://ja.delta.com/jp/ja (日本語)
備考
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デルタ航空アトランタ本社
日本支社が入居する
虎ノ門・城山トラストタワー

概要編集

 
旧ロゴ

1929年コレット・E・ウールマンらがルイジアナ州モンローで「デルタ・エア・サービス」として旅客サービスを開始し(それまで農薬散布の会社)、1941年アトランタに移転する。社名は、ミシシッピ・デルタ[3] にちなんで付けられたものである[4]。現存するアメリカのエアラインでは最長の歴史を持つ。

第二次世界大戦の際には他の航空会社と同様アメリカ軍への協力を余儀なくされたが、戦後になるとその規模を急速に拡大し始める。

1955年には、早くも本拠地のアトランタを中心とする乗り継ぎ形態として「ハブ・アンド・スポーク」システムを構築している。 1960年代になるとDC-8をはじめとするジェット機を導入し、1970年代までにジェット機に機材をほぼ統一した。

1953年にシカゴ・アンド・サザン航空と、1972年にノースイースト航空と、1987年にウエスタン航空と合併する。

1970年代半ばまでは中米路線はあったもののアメリカ国内線が主であったが、1978年には規制撤廃に伴い大西洋路線を充実させていった[2]

1987年には、初の太平洋路線としてL-1011型機を使用して、ポートランド国際空港から成田空港へ就航した。1991年には破産したパンナムから大西洋ヨーロッパ路線を買収し、基本的には国内線及び近距離国際線、そして大西洋路線を重視したネットワークを形成していった。 2005年原油価格の高騰に伴う燃料費の増加によって収益が悪化。加えてハリケーン・カトリーナによって同社の地盤であるアメリカ南部が被害を受けたことなどから経営危機に陥り、同年9月14日ノースウエスト航空と同時期に連邦倒産法第11章(チャプター11)の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請して経営破綻した。しかし、運航自体は継続しながら経営再建を行い、2007年5月1日に正式に連邦倒産法第11章から脱却して経営再建に成功した。これと同時に機体に新塗装が施され、新しいロゴマークも発表された。それに先立って、ニューヨーク証券取引所への再上場も果たした。

2008年4月14日、アメリカ第5位のノースウエスト航空との合併を発表し[5]、同年10月29日アメリカ司法省の承認を経て、当時としては世界最大の航空会社「デルタ航空」が誕生し、2010年1月31日に正式に統合が完了した。

2012年シンガポール航空が保有していたイギリスヴァージン・アトランティック航空の49%の株式を取得し、共同事業を行うと発表[6]。翌年9月に反トラスト法の適用除外認定を受けた[7]。また同年5月には日本市場における競争力・財務力を強化する為、日本支社長に日本人実業家の森本大(もりもと まさる、同志社大学卒、元日本コカ・コーラ副社長)を起用した[8]

2018年2月、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射事件を契機に、全米ライフル協会会員に対して行ってきた運賃割引制度を廃止することを打ち出すと[9]、ライフル協会会員からボイコット運動を受けることとなった。同年3月、エド・バスティアンCEOは社内向けのメッセージで、ライフル協会に限らず政治的に異なる見解を持つ団体全てに対して、現在適用している運賃割引制度の見直しを進めていることを示唆している[10]

2019年、6月30日付をもって、日本支社長だった森本大が退任[11]。1か月の空白期間を経て、7月29日付で、元マリオット・インターナショナルのヴィクター大隅が日本支社長に就任した[12]

現在ではメインハブ空港であるアトランタ国際空港をはじめ、ハブ空港からアメリカ国内および世界各地に向け、1日に4900便を超えるフライトを運航している。 国際線はヨーロッパアジアカナダラテンアメリカアフリカオセアニアに就航している。2009年7月よりオーストラリアに新規就航を果たし、世界でも6大陸すべてに就航する数少ない航空会社となった[13]。 旅客運送数および旅客キロ数で、アメリカン航空に次ぐ世界第2位の大手航空会社である。航空アライアンススカイチームの創設メンバーかつ中心的な航空会社でもある。

保有機材編集

デルタ航空の保有機材は700機を超え、その数は単一の航空会社が保有する機材数では世界第1位である。その種類は旧デルタ航空発注のボーイング社製機材(旧マクドネル・ダグラス社製航空機を含む)中心のラインナップに加え、ノースウエスト航空から引き継いだエアバス機など、多岐にわたっている。そのため、様々な座席数を持つ機材が豊富に揃い、各路線に最適なサイズの機材を投入することが可能となっている。反面、機材の競合も多く、整備や部品管理などの効率が悪くなっている。 また、デルタ航空は新型機も多く発注している一方、アメリカン航空・サウスウエスト航空など競合他社からもボーイング757ボーイング717を購入・リースしている。

なお、デルタ航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は32で、航空機の型式名は767-332ER、777-232ERなどとなる。但し、ノースウエスト航空から引き継いだ機材は、ノースウエスト時代のカスタマーコード51が与えられており、航空機の型式名は747-451 757-251となる。

運用機材編集

デルタ航空機材(デルタコネクション機材を除く 2021年8月現在)
航空機 機数 発注 ビジネス・ファーストクラス エコノミークラス 座席数 備考
エアバスA220-100
40機
5機
12
97
109
エアバスA220-300
7機
43機
130
2020年から2023年に受領予定。
エアバスA319-100
57機
12-14
40-114
54-126
132席での標準化。
エアバスA320-200
63機
12
138
150
2017年から157席で標準化。
エアバスA321-200
121機
6機
20
172
192
エアバスA321neo
100機
20
174
194
2022年に受領延期。
エアバスA330-200
11機
34
200
234

2021年までにデルタプレミアムセレクトを導入予定。

エアバスA330-300
31機
34
259
293

2021年までにデルタプレミアムセレクトを導入予定。

エアバスA330-900neo
10機
27機
29
249
281
2019年から受領開始。ボーイング 767-300ERを更新予定。
エアバスA350-900
18機
17機
32
274
306
2017年から受領中。
ボーイング717-200
91機
12
98
110
全機、サウスウエストからリース扱いで導入。
エアトラン(旧バリュージェット)機。2025年までに退役予定。
ボーイング737-800
77機
16
144
160
ボーイング737-900ER
132機
20
160
180
ボーイング757-200
161機
16-26
72
150-160
0
168-184
72
ボーイング757-300
16機
24
200-210
224-234
ボーイング767-300ER
49機
26-36
172-200
208-226
2025年までに退役予定。
ボーイング767-400ER
21機
40
206
246
同社とコンチネンタル航空(現ユナイテッド航空)しか運航していない、主に大西洋路線で運用。

ギャラリー編集

発注機材編集

サウスウエスト航空からボーイング717型機を中古リースで導入し、DC-9シリーズを更新した。このボーイング717はエアトランで使用されていた機材である。2025年末までに全機退役させる方針である[14]

現有保有機材数で一番の大所帯であるボーイング757-200型機は一つの機材でなく、エアバスA321LR及びボーイング737-900ER型機の二機種の新造機によって代替する予定。

ノースウエスト航空が発注していたボーイング787-8型機については注文の一部が取り消され、残りも納入が2020年以降に延期されていた。しかし、2016年12月27日に正式に発注がキャンセルされた。発注取り消しについて契約の具体的な内容は非公表としている。なお、デルタは発注済みの737-900ERを2019年までに受領する予定で、計120機にのぼる。

ボーイング747-400及び767-300ER型機の代替を含めたワイドボディ50機程度[15] の導入を検討しており、エアバスA330やA350 XWBボーイング777-300ER/-8/-9787などが候補に挙がっていた。2014年11月20日にエアバスA350-900型機とA330-900neoを25機ずつをボーイング747-400型機や767-300ER型機の後継機として発注し、A350 XWBは2017年、A330neoは2019年から受領する予定と発表された。このうちA350 XWBは同年10月30日よりデトロイト - 成田線[16] でのデビューを果たした。

2017年12月13日、エアバスのA321neoを約100機発注する計画を発表した。エンジンはプラット・アンド・ホイットニーの予定である[17]

退役機材編集

ボーイング747の運航編集

ノースウエスト航空と合併後、貨物機を含め20機以上の747シリーズを保有し、同社の最大機材として太平洋路線を中心に運航された。

ボーイング747貨物機を中心とした貨物専用機の運用は2010年1月末をもって終了し、退役した。

 
成田を離陸する747-400

旅客型についてはしばらく運用が続けられたが、最終的にボーイング747-400型機は2017年に完全に退役し、デルタからボーイング747は引退した。ノースウエスト統合によりデルタは日本からの以遠権を有していたが、ハブとなる成田国際空港の発着枠には限りがあった。かつて、需要旺盛な日本および東アジアへこの少ない発着枠で輸送力を確保するには、ボーイング777では容量不足であり、747が必要とされていた。また、成田空港に設けた整備工場で747の高度な整備が可能であった。以上の理由によりデルタ航空はボーイング747-400型機の運用を続けていた。

しかし、初期に就航した機体は25年以上運用しており、置き換えが急務であったことから、2014年第3四半期の業績発表時に、747-400を2017年に完全退役させる予定を発表した。これにはデルタ航空とスカイチームにおける日本の重要性が低下し、日本路線の容量見直しが可能になったことも理由のひとつである。デルタのハブであるデトロイトから、スカイチームメンバーのハブであるソウル/仁川(大韓航空)上海/浦東(中国東方航空)などに直行便で接続できるようになり、成田を経由せずとも、以前は以遠権で就航していた東南アジア地域から集客できるようになった。さらに、統合前のデルタ時代から日本に提携するカウンターパートナーは存在せず、日本航空やスカイマークの再建計画にもデルタは参入できず、2021年現在もなお、日本の航空会社からスカイチームに所属するメンバーは出ていない。

2015年9月8日(ハワイ時間)のホノルル発アトランタ行836便をもって引退[21] した同社保有の登録番号「N661US」(製造番号23719/696ノースウエスト航空85便緊急着陸事故当該機)は747-400型機のプロトタイプの1機であり、2016年4月にアトランタ本社の付属施設であるデルタ航空博物館に寄贈され、2017年3月28日より一般公開されている[22]

2017年に、デルタの747は運用数6機まで削減され、デトロイト発着のアジア便を中心に運航されていた。日本の定期路線から10月30日の成田→デトロイト(DL276便)をもって引退[23] した。しかし定期以外では11月28・29日にかけて「N668US」がアメリカ軍パトリオット・エクスプレスとして仙台嘉手納へ飛来している[24]

12月には運用が4機にさらに減り、12月19日 仁川→デトロイト(DL158便)を最後に引退した。当初予定では、現地時間で12月17日発 仁川→デトロイト(DL158便)を定期便ラストフライトとしていたが[25]、12日になって19日仁川発が追加[26]され、結果的にはこれが最後の定期フライトとなった。17日デトロイト発(DL159便)が当日になりパイロットを確保できず747での運航を取りやめ、翌18日にデトロイト(9:18)→仁川(13:11)(DL9859(159A)便)で運航し、折返しの仁川→デトロイトは12日に設定された19日仁川発(DL158便)を約2時間半の遅延で運航した[27]。ラストフライトは「N666US」が務めた。

定期運航便とは別に18日から自社社員向けのフェアウェル・ツアーを以下で運航した。

「N674US」11日ソウル仁川→デトロイト着後ラインアウト、18日デトロイト→エバレットシアトル、19日シアトル→アトランタ
「N670US」17日ソウル仁川→デトロイト着後ラインアウト、18日デトロイト→シアトル
「N669US」18日上海浦東→デトロイト着後ラインアウト、19日デトロイト→アトランタ、20日アトランタ→ミネアポリス
「N666US」19日ソウル仁川→デトロイト着後ラインアウト、20日デトロイト→ロサンゼルス

また、12月31日迄年内はスポーツ団体向けを含むチャーター便を運航し、2018年1月3日までに全機アリゾナ州マラナへ回送された。デルタはこれらイベントをSNSで「#DL747Farewell」のハッシュタグで情報発信するとしている[28]

就航都市編集

就航都市は全世界6大陸にわたり、350都市を超える。

デルタ航空 就航都市 (2020年4月 現在)
都市 空港 備考
北アメリカ
  アメリカ合衆国 バーミングハム バーミングハム=シャトルズワース国際空港
  アメリカ合衆国 ハンツビル ハンツビル国際空港
  アメリカ合衆国 アンカレッジ テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港
  アメリカ合衆国 フェアバンクス フェアバンクス国際空港 季節運航便
  アメリカ合衆国 フェイエットビル ノースウエストアーカンソー地方空港
  アメリカ合衆国 フェニックス フェニックス・スカイハーバー国際空港
  アメリカ合衆国 ツーソン ツーソン国際空港
  アメリカ合衆国 ロサンゼルス ロサンゼルス国際空港
  アメリカ合衆国 パームスプリングス パームスプリングス国際空港 季節運航便
  アメリカ合衆国 オンタリオ オンタリオ国際空港
  アメリカ合衆国 サクラメント サクラメント国際空港
  アメリカ合衆国 サンディエゴ サンディエゴ国際空港
  アメリカ合衆国 サンフランシスコ サンフランシスコ国際空港
  アメリカ合衆国 サンノゼ ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港
  アメリカ合衆国 サンタアナ ジョン・ウェイン空港
  アメリカ合衆国 デンバー デンバー国際空港
  アメリカ合衆国 コロラドスプリングス コロラドスプリングス空港
  アメリカ合衆国 ハートフォード ブラッドレー国際空港
  アメリカ合衆国 デイトナビーチ デイトナビーチ国際空港
  アメリカ合衆国 フォートローダーデール フォートローダーデール・ハリウッド国際空港
  アメリカ合衆国 フォートマイヤーズ サウスウエスト・フロリダ国際空港
  アメリカ合衆国 ジャクソンビル ジャクソンビル国際空港
  アメリカ合衆国 キーウェスト キーウェスト国際空港
  アメリカ合衆国 メルボルン メルボルン国際空港
  アメリカ合衆国 マイアミ マイアミ国際空港
  アメリカ合衆国 オーランド オーランド国際空港
  アメリカ合衆国 タンパ タンパ国際空港
  アメリカ合衆国 ウェストパームビーチ パームビーチ国際空港
  アメリカ合衆国 アトランタ ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 メインハブ空港
  アメリカ合衆国 ホノルル ホノルル国際空港
  アメリカ合衆国 カフルイ カフルイ空港
  アメリカ合衆国 コナ コナ国際空港
  アメリカ合衆国 ボイシ ボイシ空港
  アメリカ合衆国 シカゴ シカゴ・オヘア国際空港
  アメリカ合衆国 シカゴ シカゴ・ミッドウェー国際空港
  アメリカ合衆国 インディアナポリス インディアナポリス国際空港
  アメリカ合衆国 デモイン デモイン国際空港
  アメリカ合衆国 シーダーラピッズ イースタン・アイオワ空港
  アメリカ合衆国 シンシナティ シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 ルイビル ルイビル国際空港
  アメリカ合衆国 バトンルージュ バトンルージュ・メトロポリタン空港
  アメリカ合衆国 ニューオーリンズ ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港
  アメリカ合衆国 ボルチモア ボルチモア・ワシントン国際空港
  アメリカ合衆国 ボストン ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港
  アメリカ合衆国 デトロイト デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 グランドラピッズ ジェラルド・R・フォード国際空港
  アメリカ合衆国 ミネアポリス ミネアポリス・セントポール国際空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 カンザスシティ カンザスシティ国際空港
  アメリカ合衆国 セントルイス ランバート・セントルイス国際空港
  アメリカ合衆国 ビリングス ビリングス・ローガン国際空港
  アメリカ合衆国 オマハ エプリー・エアフィールド
  アメリカ合衆国 ラスベガス マッカラン国際空港
  アメリカ合衆国 リノ リノ・タホ国際空港
  アメリカ合衆国 マンチェスター マンチェスター・ボストン地域空港
  アメリカ合衆国 ニューアーク ニューアーク・リバティー国際空港
  アメリカ合衆国 アルバカーキ アルバカーキ国際空港
  アメリカ合衆国 オールバニ オールバニ国際空港
  アメリカ合衆国 バッファロー バッファロー・ナイアガラ国際空港
  アメリカ合衆国 ニューヨーク ジョン・F・ケネディ国際空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 ニューヨーク ラガーディア空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 ロチェスター グレーター・ロチェスター国際空港
  アメリカ合衆国 シラキュース シラキュース・ハンコック国際空港
  アメリカ合衆国 シャーロット シャーロット・ダグラス国際空港
  アメリカ合衆国 ローリー ローリー・ダーラム国際空港
  アメリカ合衆国 ファーゴ ヘクター国際空港
  アメリカ合衆国 クリーブランド クリーブランド・ホプキンス国際空港
  アメリカ合衆国 コロンバス ポート・コロンバス国際空港
  アメリカ合衆国 ポートランド ポートランド国際空港
  アメリカ合衆国 ハリスバーグ ハリスバーグ国際空港
  アメリカ合衆国 フィラデルフィア フィラデルフィア国際空港
  アメリカ合衆国 ピッツバーグ ピッツバーグ国際空港
  アメリカ合衆国 プロビデンス T・F・グリーン空港
  アメリカ合衆国 チャールストン チャールストン国際空港
  アメリカ合衆国 スーフォールズ スーフォールズ地域空港
  アメリカ合衆国 メンフィス メンフィス国際空港 米デルタ航空 、メンフィス空港のハブ使用を9月で終了 ロイター 2013年6月5日
  アメリカ合衆国 ナッシュビル ナッシュビル国際空港
  アメリカ合衆国 オースティン オースティン・バーグストロム国際空港
  アメリカ合衆国 ダラス ダラス・フォートワース国際空港
  アメリカ合衆国 エルパソ エルパソ国際空港
  アメリカ合衆国 ヒューストン ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港
  アメリカ合衆国 サンアントニオ サンアントニオ国際空港
  アメリカ合衆国 ソルトレイクシティ ソルトレイクシティ国際空港 ハブ空港
  アメリカ合衆国 リッチモンド リッチモンド国際空港
  アメリカ合衆国 ノーフォーク ノーフォーク国際空港
  アメリカ合衆国 アーリントン ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港
  アメリカ合衆国 ワシントンD.C. ワシントン・ダレス国際空港
  アメリカ合衆国 シアトル シアトル・タコマ国際空港
  アメリカ合衆国 スポケーン スポケーン国際空港
  アメリカ合衆国 グリーンベイ オースチン・ストローベル国際空港
  アメリカ合衆国 ミルウォーキー ジェネラル・ミッチェル国際空港
  バミューダ諸島 バミューダ諸島 バミューダ国際空港
  カナダ トロント トロント・ピアソン国際空港
  カナダ モントリオール モントリオール国際空港
  カナダ バンクーバー バンクーバー国際空港
  カナダ オタワ オタワ国際空港
  カナダ カルガリー カルガリー国際空港
  カナダ ケベック・シティー ケベック・ジャン・ルサージ国際空港
  カナダ ウィニペグ ウィニペグ国際空港
  カナダ ハリファックス ハリファックス国際空港
  カナダ サスカトゥーン サスカトゥーン国際空港
  カナダ レジャイナ レジャイナ国際空港
  カナダ シャーロットタウン シャーロットタウン空港
  カナダ エドモントン エドモントン国際空港
  メキシコ アカプルコ アカプルコ・アルバレス国際空港
  メキシコ カンクン カンクン国際空港
  メキシコ グアダラハラ グアダラハラ国際空港
  メキシコ コスメル コスメル空港
  メキシコ マサトラン マサトラン空港
  メキシコ メキシコシティ メキシコ・シティ国際空港
  メキシコ モンテレイ モンテレイ国際空港
  メキシコ ロス・カボス ロス・カボス空港
中央アメリカ
  ベリーズ ベリーズシティ フィリップス・S・W・ゴールドソン国際空港
  コスタリカ リベリア ダニエル・オドゥベール国際空港
  コスタリカ サン・ホセ フアン・サンタマリーア国際空港
  エルサルバドル サン・サルバドル エルサルバドル国際空港
  グアテマラ グアテマラシティ ラ・アウロラ国際空港
  ホンジュラス テグシガルパ トンコンティン国際空港
  ホンジュラス サンペドロスーラ ラモン・ビジェダ・モラレス空港国際空港
  ホンジュラス ロアタン フアン・マヌエル・ガルベス国際空港
  ニカラグア マナグア マナグア国際空港
  パナマ パナマ トクメン国際空港
西インド諸島
  バハマ ナッソー リンデン・ピンドリング国際空港
  バハマ フリーポート グランドバハマ国際空港
  バハマ ジョージタウン エグズーマ国際空港
  バハマ マーシュハーバー マーシュハーバー空港
  バハマ ノースエリュウセラ ノースエリュウセラ空港
  キューバ ハバナ ホセ・マルティ国際空港 [29]
  アンティグア・バーブーダ セントジョンズ VCバード国際空港
  アルバ オラニエスタッド ベアトリクス女王国際空港
  バルバドス バルバドス グラントリー・アダムス国際空港
  グレナダ セントジョージズ ポイント・サリンス国際空港
  ジャマイカ モンテゴ・ベイ サー・ドナルド・サングスター国際空港
  ジャマイカ キングストン ノーマン・マンレー国際空港
  アンティル ボネール フラミンゴ空港
  アンティル シント・マールテン プリンセス・ジュリアナ国際空港
  セントルシア ビュー・フォート ヘウノラ国際空港
  トリニダード・トバゴ トバゴ クラウン・ポイント空港 季節運航便
  プエルトリコ サン・フアン ルイス・ムニョス・マリン国際空港
  ドミニカ共和国 プンタ・カナ プンタ・カナ国際空港
  ドミニカ共和国 サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス シバオ国際空港
  ハイチ ポルトープランス ポルトープランス国際空港
  アメリカ領ヴァージン諸島 セント・トーマス シリル・E・キング空港
  アメリカ領ヴァージン諸島 セント・クロイ アレキサンダー・ハミルトン空港
南アメリカ
  アルゼンチン ブエノスアイレス エセイサ国際空港
  ブラジル リオデジャネイロ アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港
  ブラジル ブラジリア プレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港
  ブラジル サンパウロ グアルーリョス国際空港
  チリ サンティアゴ・デ・チレ アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港
  コロンビア ボゴタ エルドラド国際空港
  コロンビア カルタヘナ ラファエル・ヌニェス国際空港
  エクアドル キト マリスカル・スクレ国際空港
  エクアドル グアヤキル ホセ・ホアキン・デ・オルメド国際空港 季節運航便
  ペルー リマ ホルヘ・チャベス国際空港
  ベネズエラ カラカス シモン・ボリーバル国際空港
ヨーロッパ
  ベルギー ブリュッセル ブリュッセル国際空港
  チェコ プラハ ルズィニエ国際空港
  デンマーク コペンハーゲン コペンハーゲン国際空港
  フランス パリ シャルル・ド・ゴール国際空港
  フランス ニース コート・ダジュール空港
  ドイツ ベルリン ベルリン・テーゲル空港
  ドイツ フランクフルト フランクフルト空港
  ドイツ デュッセルドルフ デュッセルドルフ空港
  ドイツ シュトゥットガルト シュトゥットガルト空港
  ドイツ ミュンヘン ミュンヘン国際空港
  ギリシャ アテネ アテネ国際空港
  ハンガリー ブダペスト フェレンツ・リスト国際空港
  アイルランド ダブリン ダブリン空港
  アイルランド シャノン シャノン空港 季節運航便
  アイスランド レイキャヴィーク ケプラヴィーク国際空港
  イタリア ローマ フィウミチーノ空港
  イタリア ミラノ ミラノ・マルペンサ国際空港
  イタリア ピサ ガリレオ・ガリレイ国際空港 季節運航便
  イタリア ヴェネツィア ヴェネツィア・テッセラ空港
  オランダ アムステルダム アムステルダム・スキポール空港 ハブ空港
  スペイン マドリード アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
  スペイン バルセロナ バルセロナ・エル・プラット国際空港
  スペイン マラガ マラガ=コスタ・デル・ソル空港 季節運航便
  スペイン バレンシア バレンシア空港 季節運航便
  ポルトガル リスボン ウンベルト・デルガード空港 季節運航便[30]
  ポルトガル ポンタ・デルガダ ポンタ・デルガダ空港 季節運航便[31]
  スイス チューリッヒ チューリッヒ空港
  イギリス ロンドン ロンドン・ヒースロー空港
  イギリス マンチェスター マンチェスター空港
  イギリス エディンバラ エディンバラ空港
  イギリス グラスゴー グラスゴー国際空港 [30]
東アジア
  日本 東京 東京国際空港
  日本 大阪 関西国際空港
  日本 名古屋 中部国際空港
  中国 上海 上海浦東国際空港
  中国 北京 北京首都国際空港
  韓国 ソウル 仁川国際空港 ハブ空港
南東アジア
  フィリピン マニラ ニノイ・アキノ国際空港 東京/成田経由便(2020年3月からソウル/仁川経由便に変更予定)[32]
南アジア
  インド ムンバイ チャットラパティー・シヴァージー国際空港 2019年12月22日より就航予定[33]
南西アジア
  イスラエル テルアビブ ベン・グリオン国際空港
オセアニア
  オーストラリア シドニー シドニー国際空港
アフリカ
  ガーナ アクラ コトカ国際空港
  ナイジェリア アブジャ ンナムディ・アジキウェ国際空港
  ナイジェリア ラゴス ムルタラ・モハンマド国際空港
  南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ ヨハネスブルグ国際空港
休・廃止路線
南アメリカ
  ブラジル フォルタレザ フォルタレザ国際空港
  ブラジル マナウス エドワルド・ゴメス国際空港
  ブラジル レシフェ グアラペス国際空港
  ガイアナ ジョージタウン チェディ・ジェーガン国際空港
ヨーロッパ
  オーストリア ウィーン ウィーン国際空港
  フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
  フランス リヨン サン=テグジュペリ国際空港
  ノルウェー オスロ オスロ空港
  スウェーデン ストックホルム ストックホルム・アーランダ空港
  ポーランド ワルシャワ ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港
  ルーマニア ブカレスト アンリ・コアンダ国際空港
  ロシア モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港 季節運航便
  ロシア サンクトペテルブルク プルコヴォ空港
  イギリス ロンドン ロンドン・ガトウィック空港
  ウクライナ キエフ ボルィースピリ国際空港
  トルコ イスタンブール アタテュルク国際空港 [34]
東アジア
  日本 東京 成田国際空港 2020年3月28日をもって羽田発着に変更
  日本 福岡 福岡空港 2019年5月8日をもって撤退[35]
  台湾 台北 台湾桃園国際空港 [36]
  香港 香港 香港国際空港 [37]
  中国 広州 広州白雲国際空港
  韓国 釜山 金海国際空港
南東アジア
  ベトナム ホーチミンシティ タンソンニャット国際空港
  タイ バンコク スワンナプーム国際空港 [38]
  シンガポール シンガポール シンガポール・チャンギ国際空港 2019年9月22日をもって撤退[39]
南アジア
  インド デリー インディラ・ガンディー国際空港
  インド チェンナイ チェンナイ国際空港
南西アジア
  アラブ首長国連邦 ドバイ ドバイ国際空港 [40]
  クウェート クウェート クウェート国際空港
  ヨルダン アンマン クィーンアリア国際空港
オセアニア
  グアム グアム グアム国際空港 [41]
  北マリアナ諸島 サイパン サイパン国際空港 [42]
  パラオ パラオ パラオ国際空港 [42]
アフリカ
  リベリア モンロビア ロバーツ国際空港
  セネガル ダカール レオポール・セダール・サンゴール国際空港
  南アフリカ共和国 ケープタウン ケープタウン国際空港
  エジプト カイロ カイロ国際空港

日本路線編集

 
デルタ航空 沖縄北谷町営業支店

成田空港もハブにしていたデルタは、1987年3月に日本乗り入れを開始した。旧社時代は成田国際空港からポートランドロサンゼルスニューヨークアトランタの各路線を運航していたが、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの直後、成田 - アトランタ便を除いたアジア路線から一時撤退した。

 
成田国際空港に駐機するデルタ機(2010年)

その後のノースウエスト航空との統合により、2009年から成田でのハブ機能を充実させた。2013年には外国航空会社として同空港で最多の運航便数を誇り、その便数は日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)に次いで3番目となっていた[43]

2017年冬季スケジュールでは、旧ノースウエスト航空の路線と合わせ、アトランタ、デトロイトミネアポリスシアトル、ロサンゼルス、ポートランド、ホノルルアメリカ7都市とグアムから成田、及び成田-コロールに向けて運航を行っていた。

名古屋/中部発着のデトロイト線では、デルタが運航する日本路線としては初めて、日本の特定地域の特産物を取り入れた限定機内食松阪牛使用)の提供をビジネスクラス以上の乗客を対象に実施するなど[44]、近年では日本人向けの機内サービス向上に努力していると評価されている。

また既得の旧ノースウエスト航空の以遠権を生かすことで、成田国際空港をハブ空港の一つとし、同空港からシンガポールマニラ上海/浦東などへのネットワークを形成していた。かつては関西国際空港からマニラ、台北、高雄クアラルンプールジャカルタ、中部国際空港からマニラへ向かう以遠権ルートもあった。なお統合前のデルタは名古屋/小牧 - ポートランド線・ロサンゼルス線を運航しており、11か月だけだが福岡 - ポートランド線を運航していたこともある。

2011年2月19日から、東京/羽田の発着枠拡大に伴いロサンゼルス[45] 便を開設し、1日1便を通年で運航している。

 
成田テクニカルオペレーションセンター

デルタは従前の成田乗り継ぎ便よりも、アメリカ本土からアジア各国への直行便を重視している。実際、太平洋路線のうち、日本路線の占める割合は、2009年の72%から2013年の49%にまで下落している。

日本の国内線でコードシェア便相手を確保できなかった(JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスに加盟しており、スカイチームには日本の航空会社は加入していないため、国内での地方空港からの旅客を取り込めないでいる)[46] ことや、アメリカ本土とアジア各国を結ぶ路線が増加したことから、日本経由の路線を減らす方針であると発表していた。2011年には成田空港で週196便運航していたが、2018年に入ってからは、1月8日にグアム便、5月6日に唯一の直行便だったサイパン便パラオ便を運休し、7月には上海/浦東便から撤退し、成田空港発は週53便まで減った[47]。また、富里市に同社が所有していたラディソン成田・機内食工場・研修施設を2016年秋に売却し、ホテルを除き閉鎖されている。

その一方、成田空港内にある格納庫の賃貸借契約に2014年10月1日からの使用開始で合意し、12月1日より「成田テクニカルオペレーションセンター」を開設[48][49]。同空港をアジア地域の拠点として活用する動きとされた[50]

2015年頃、日本市場での提携先を模索している時、スカイマーク民事再生法を申請し、債権者集会で再建案を決議することが決定した。当初は国交省が支持したANAホールディングスを中心とする案が有力であったが、ANA側が提示した再建案ではスカイマークが民事再生法申請前に運航していたエアバス機(A330)と発注していたA380が排除されていた。債権者であるエアバスイントレピッドが反発し[51]、イントレピッドはデルタを担ぎ出した。デルタ航空にしてみれば、欲しかった日本市場での航空会社を傘下にでき、日本に加盟航空会社が無いスカイチームへの加盟させれる可能性があったので、ANAとデルタが相対する構図となった。ANAはエアバスにA380など機材の購入を持ちかけて支持を取り付け、デルタはスカイマーク再建計画で敗北した[52]

上記のような騒動後、2015年末頃に日米航空交渉の目途がつき、羽田空港の昼間発着枠が新規割り当てされる可能性が出てきたが、デルタは従来の成田国際空港の地位低下を危惧し、羽田空港発着枠を新規に割り当てる際、成田空港発着枠への移行を要求した[53]

2016年1月13日、東京/成田 - ミネアポリス線の運航を廃止する可能性があることが報道されたが[54]、同年2月18日に日米航空交渉が合意に達し、2016年10月末からの冬期スケジュールから、アメリカ線の羽田発着枠は、昼間時間帯に日米双方5便、深夜早朝時間帯に双方1便の1日計12便で合意された。これを受けデルタは、「羽田空港の昼間の発着枠の部分的な開放に合意したことを非常に残念に思います。羽田空港では引き続き競争が制限され、厳しく規制された空港となると思われます」という立場を公表[55] した。しかし羽田就航をあきらめたわけではなく、アメリカ運輸省(DOT)に対し、ロサンゼルス・ミネアポリス・アトランタ線の新規枠での就航希望を申請したと発表し[56]、2016年7月20日、米国運輸省によりデルタのロサンゼルス線とミネアポリス線の割当が決定された[57]

デルタは今回の羽田発着枠の配分で、依然日本国内に提携航空会社をもたないデルタが自社以外のアメリカ系の航空会社(すなわちJALと提携するアメリカン航空・ハワイアン航空、ANAと提携するユナイテッド航空)よりも不利になると主張した。アメリカン・ハワイアン・ユナイテッドは日本路線からJAL・ANAが展開する国内線およびアジア路線のネットワークに容易に接続でき、JAL・ANAもまた国内線から太平洋路線を介してAA・HA・UAが展開する米州路線に接続できる。しかし、成田を拠点とし日本国内のネットワークが貧弱なデルタは、自社が成田と羽田の2つの「東京」空港で運航を強いられた場合、重要な顧客層の流れはデルタの既存の成田発着便から地理的優位性の高い競合他社の羽田発着に移るとみなした。そのため、2016年秋から、成田 - ニューヨーク/JFK線とその接続便の成田 - 大阪/関西線、成田 - バンコク線を運休(事実上撤退)した[58]

2019年5月16日、2020年東京オリンピックに対応した、2020年夏期スケジュールの羽田空港発着枠新規配分で、シアトル・デトロイト・アトランタ・ポートランド・ホノルルの5路線の仮承認を米国運輸省から受けた[59]。成田撤退の方針は変わらず、成田 - シンガポール線を同年9月22日、成田 - マニラ線も2020年4月に運休し、ノースウエスト航空時代から続いた成田発日本以遠路線からの撤退を同年8月9日に発表した[60]。これにより、デルタのアジア・太平洋路線におけるハブ空港は、同じスカイチームの創設メンバーでジョイントベンチャーを協業している大韓航空の拠点である韓国ソウル/仁川へ完全移行した[61]

2019年10月2日、デルタ航空国際事業部門社長のスティーブ・シアーが、「今のところ(羽田移管後に)成田に戻る計画はない」と記者会見で述べながらも、他社から請け負う機材整備や顧客管理など一部の部門は成田に残すとした。また、羽田移管後に日本でのハブ運航は行わないとの認識を示している[62]

2020年3月28日、同社が運航する成田便は、シアトル発のDL167便(到着最終便)とアトランタ行きのDL296便(出発最終便)を最後に全便が撤退し、成田が開港した1978年に、旧ノースウエスト航空で乗り入れを開始してから約42年の歴史が幕を閉じることとなった[64][65]。これに伴って、成田の「デルタ・スカイクラブ」ラウンジも閉鎖されたが、2014年に開設された同社の格納庫は現状存続する[65]

サービス編集

座席編集

長距離国際線では、デルタ・ワン(ビジネスクラス、旧名:ビジネスエリート)とデルタ・コンフォートプラス(プレミアムエコノミークラス、旧名:エコノミーコンフォート)およびメインキャビン(エコノミークラス)の実質3クラス制をとる。

コンフォートプラスはマイルではなく金額でアップグレードできることなどから、いわゆるプレミアムエコノミークラスに分類されることもある。シートそのものは基本的にメインキャビンと同じだが、10番台の列など機体前方に位置しており、前後座席感を10cm強広くとり、さらにリクライニング角度を約1.5倍増やしたもので、スペースにゆとりがある。また優先搭乗やスターバックスのコーヒーや上質なスナックが楽しめるといった特典がある[66]

その他のアメリカ国内線や近距離国際路線ではファーストクラスとコンフォートプラス、メインキャビンの3クラス制で運航されている(ごく一部のデルタ・コネクション便に限り全席メインキャビンを採用している)。例外的に、一部のアメリカ国内横断路線(ニューヨーク/JFK - サンフランシスコロサンゼルス間)においては長距離国際線同様にデルタ・ワンの座席をファーストクラスに替えて運航する。

近年は中長距離国際線やアメリカ国内線の長距離路線に使用するB767(-300ER/-400ER)、B777(-200ER/-200LR)、B757を中心に機内全面リニューアルを進めており、デルタ・ワンにフルフラットベッドシートの装着、コンフォートプラスとメインキャビンでは、最新のオンデマンドエンターテイメントシステム搭載を行なっている。

2017年10月30日よりデトロイト - 成田線に導入されるエアバスA350は、新仕様のビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」を32席搭載。世界初の個室スライドドアを設置して個室空間を提供し、全席通路アクセスができるフルフラットシートとなる。そのほかプレミアムエコノミークラスでは「デルタ・プレミアムセレクト」を48席搭載するほか、メインキャビン226席を搭載した計306席仕様になる[67]。なお、新仕様のビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスは、既存のボーイング777-200ER/LR型機にも搭載される。

機内サービス編集

長距離国際線では全席で機内食やアメニティを提供する。デルタ・ワンは、TUMI製ポーチのアメニティセット、コース料理や様々なアルコール類を含めた飲料が無料で提供される。メインキャビンにおいては飲料は原則としてノンアルコール飲料のみ無料であるが、例外的に日本発着便を中心とした一部路線でビールやワインを無料としている。また2016年7月より、日米路線(日本発ホノルル行を除く)にて、メインキャビンを含む全座席でアイスクリームを提供。9月15日以降は従来のアメニティに機内用スリッパを全座席で提供する[68]

短距離国際線およびアメリカ国内線ではユナイテッド航空アメリカン航空などの競合他社と同様、ファーストクラスでは食事・アルコール類を含めた飲料を無料とし、メインキャビンではノンアルコール飲料およびスナックが無料で提供される。なお、「EATS」という名称で有料で機内食を販売するサービスもある。

2016年、競合各社との差別化を図るため、ニューヨーク/JFK - ロサンゼルス、サンフランシスコ間で、エコノミークラスの乗客に対しても無料の機内食提供を試験的に開始。2017年3月1日からは、北米大陸横断路線の12路線に拡大することとしている[69]

機内インターネット編集

Gogo Inflight Internetの技術を使用した無線LANによるインターネット接続サービスを有料で提供している。国内線のみならず、2018年現在は長距離国際線の全ての路線でも使用可能である。

対象となる機材は以下の通り

  • 【Ku技術を使用】ボーイング757-200/ボーイング767-300/ボーイング767-400/ボーイング777-200/エアバスA330
  • 【2Ku技術を使用】ボーイング737-800/ボーイング737-900/ボーイング757-200/エアバスA319/エアバスA320/エアバスA321
  • 【2Ku技術導入予定】ボーイング737-700/ボーイング757-300/エアバスA350XWB

機内誌編集

機内誌は「Sky」(スカイ)を月刊で発行する。

Sky』(スカイマガジン)は、デルタ航空の機内誌である。毎月60万部以上が発行され、デルタ航空の全路線、全便の機内に搭載される。デルタ航空が2010年買収を完了したノースウエスト航空の機内誌「World Traveler」も「Sky」に統合された。

日本語版は毎年6回奇数月に発行され、デルタ航空の日本路線全便の機内に搭載される[70]。華報社が出版、2010年より販売取扱も行われている[71]

スカイマイル編集

スカイマイル(SkyMiles)は、デルタ航空のマイレージサービスである[72]。2009年10月にノースウエスト航空のワールドパークスと統合され、提携航空会社が大幅に増えた[73]。また、2011年1月1日よりマイル有効期限が廃止された[74]

スカイチーム加盟各社のほか、下記の航空会社と相互提携している。

以前実施されていたアラスカ航空との提携は2017年を最後に終了した[75]。アラスカ航空は2021年にワンワールドに加盟した。


アジア太平洋地域在住会員のみ、下記の航空会社の特典航空券が得られる[76](搭乗した場合の加算はできない)。

なおシンガポール航空(スターアライアンス)は、航空連合が異なるにも関わらずスカイマイルと提携していた時期があり、ワールドパークスとの統合後も、マイルの加算・利用ができたが、2010年5月15日にこの提携が解消されている[78]

空港ラウンジ編集

アメリカ国内の空港を中心に、「SKY CLUB(スカイクラブ)」の名称で空港ラウンジを提供している。利用対象はビジネスエリート・ファーストクラスの乗客やスカイマイルのメダリオン会員(上級会員)およびスカイチーム加盟航空会社の上級会員の一部を中心とするが、それ以外の乗客でも利用料を支払うことで入場できる。サービス内容はラウンジによってそれぞれ異なるが、飲料・軽食・雑誌・新聞類の提供はほぼ共通してなされる。日本においては、ハブ空港である成田空港において、第1サテライトと第2サテライトの二箇所でスカイクラブラウンジを運営していた。しかし、成田発着便の減便に伴い、第1サテライトのラウンジは2017年5月15日で営業終了した[79]。一方、ミネアポリス線などに就航した羽田空港では提携ラウンジを提供し、成田のラウンジ縮小を羽田のラウンジ提供強化という形で補っている[80](以前は、上級会員でもエコノミーシートでは羽田の提携ラウンジは利用不可となっていた。これは成田ラウンジと異なる運用で、上級会員から不満が出ていた。現在は、成田ラウンジと同様、エコノミーでも上級会員であれば羽田の提携ラウンジが利用可能となっている)。北米路線で成田からの撤退・羽田への集約を進め[81]、2020年3月には羽田空港第3ターミナルにデルタ・スカイクラブ・ラウンジを新設することを発表した[82]

コードシェア編集

スカイチーム以外では、下記の航空会社とコードシェア便を運航している。

なお、大西洋路線ではエールフランスKLMオランダ航空アリタリア-イタリア航空及びヴァージン・アトランティック航空と共同事業を行っており、どの会社がいずれの会社の運航便を販売しても利益とコストを分割し運営を効率化している。

その他編集

広告、宣伝活動編集

1996年アトランタオリンピック2002年ソルトレイクシティオリンピック2028年ロサンゼルスオリンピックコパ・アメリカ・センテナリオなどのオフィシャルエアラインを務め、MLBアトランタ・ブレーブスシンシナティ・レッズデトロイト・タイガースニューヨーク・ヤンキースニューヨーク・メッツセントルイス・カージナルスピッツバーグ・パイレーツサンディエゴ・パドレスワシントン・ナショナルズや、NFLバッファロー・セイバーズNHLロサンゼルス・キングスNBAロサンゼルス・レイカーズイングランドプレミアリーグチェルシーFCなどのスポンサーを務めている。
選手移動などで協力していて、同社機材ボーイング757-200などではVIP(オールファースト72席)仕様の機材などで運用されている。

2016年リオデジャネイロ五輪では、同社本拠地のアトランタで事前合宿していた出場予定のU-23サッカーナイジェリア代表がチーム内不手際で、前日までの現地(マナウス)乗り入れ出来ていない状況でチーム移送依頼があり、チームからの支払いの保証をとらずに6時間以内で手配し、救援チャーター便を仕立て、チームを試合開始6時間前までに現地へ輸送したりしている[84][85]

2018年3月23日、大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)のオフィシャル・エアラインに就任。大迫の活動拠点であるオレゴン州への日米間の移動をサポートするほか、日米路線の広告やプロモーション、キャンペーンなどに起用するとした[86]

予約システム編集

デルタ航空は「deltamatic」と呼ばれる予約システムを使用している。

制服編集

2020年現在、デルタ航空の客室乗務員、整備士、手荷物係の制服は、ランズエンド社の製品となっている。この制服は2018年5月から採用されているが、採用直後から着用している客室乗務員が身体上の不調を訴えるようになり、2019年12月には客室乗務員ら500人あまりがランズエンドを相手取ってアメリカ連邦裁判所に訴訟を起こす事態となった。ランズエンド側は、問題とされた制服について「厳格な世界基準通り、あるいは基準を上回っている」と回答して対抗しているが、デルタ航空側は、新しい制服への切り替えを準備している[87]

新型コロナウイルス対策編集

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大局面においては、アメリカ疾病対策センターの指針に沿って、機内の乗客と乗務員全員に対し常時マスクの着用を求めることとなった。同年7月23日には、デトロイト空港から離陸する機内で乗客2人がマスク着用を拒否したため、同機が搭乗ゲートに引き返して拒否した乗客を降ろす出来事もあった[88]

この他、空港チェックインカウンター等にはアクリル板の仕切りを設置し、旅券読み込み機能を備えた自動チェックイン機や顔認証システム自動改札機の導入など、大幅なタッチレス化を推進している[89][90]

航空事故編集

デルタ航空が起こした主な事故

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ デルタ航空、次期経営体制を発表 - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2016年2月4日
  2. ^ a b 吉田力『図解入門 業界研究最新航空業界の動向とカラクリがよーくわかる本 第2版』秀和システム、2014年、56頁
  3. ^ 「ミシシッピ・デルタ」(Mississippi Delta)はミシシッピ州の北西地域で、地形学上この地域はミシシッピ川の沖積平野である。ミシシッピ川河口部の鳥趾状三角州である「ミシシッピ川デルタ英語版」(Mississippi River Delta)とは異なる。
  4. ^ 沿革(デルタ航空)
  5. ^ アーカイブされたコピー”. 2008年4月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年4月15日閲覧。
  6. ^ デルタ航空、英ヴァージン株49%を取得 大西洋路線で共同事業へ”. フライチーム (2012年12月11日). 2014年9月11日閲覧。
  7. ^ デルタと英ヴァージン、独禁法適用除外の認定を受ける”. フライチーム (2013年9月24日). 2014年9月11日閲覧。
  8. ^ デルタ航空日本支社長に、森本大が就任 - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2012年5月14日
  9. ^ 全米ライフル協会への優遇措置、撤廃する企業が相次ぐ理由”. CNN (2018年2月26日). 2018年3月10日閲覧。
  10. ^ デルタ航空、政治的に異なる見解持つ団体との関係見直し”. 朝日新聞 (2018年3月6日). 2018年3月11日閲覧。
  11. ^ デルタ航空、森本支社長が退任、「一身上の都合」 - Travel Vision 2019年6月5日
  12. ^ デルタ航空日本支社長にヴィクター大隅が就任 - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2019年7月26日
  13. ^ その他に6大陸すべてに定期便を運航するのは、ユナイテッド航空ブリティッシュ・エアウェイズエミレーツ航空カンタス航空カタール航空南アフリカ航空など少数の航空会社にとどまる。
  14. ^ デルタ航空、25年末までに383機退役 767や777、CRJ” (日本語). Aviation Wire. 2021年8月25日閲覧。
  15. ^ Delta seeks up to 50 widebody aircraft
  16. ^ デルタ航空のA350、成田へ10月就航 ビジネスはドア付き個室
  17. ^ Delta set to place huge order with Airbus CNN Money 2017年12月13日
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  19. ^ デルタ航空の747、日本最終便 成田の旅客型ジャンボ、姿消す” (日本語). Aviation Wire. 2019年9月9日閲覧。
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  21. ^ デルタ航空のボーイング747-400型1号機が引退、来年本社の博物館に展示予定 - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2015年9月10日
  22. ^ デルタ航空博物館に歴史的な展示「747エクスペリエンス」がオープン - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2017年3月29日
  23. ^ ノースウエスト時代から日米便支えたジャンボ 写真特集・デルタ航空747日本退役
  24. ^ N668USの航空フォト
  25. ^ デルタ航空の747、12月退役 最終便はソウル発デトロイト行き
  26. ^ デルタの747-400、デトロイト/仁川線で定期便ラストフライトを追加
  27. ^ デルタ、デトロイト/仁川線で747-400の定期便ラストフライトがキャンセル
  28. ^ デルタ航空の747-400、完全退役前に誕生地のペインフィールドへ
  29. ^ デルタ航空、アメリカ/ハバナ間の3路線で定期便運航権を取得 FlyTeam 2016年7月13日
  30. ^ a b デルタ航空、ボストン、ニューヨーク、ポートランド発着で欧州5路線に就航 FlyTeam 2017年6月1日
  31. ^ デルタ、2018年5月からニューヨーク/ポンタ・デルガダ線に季節便で就航 FlyTeam 2017年9月30日
  32. ^ デルタ航空、羽田空港に来年3月に完全移転 正式発表 トラベルメディア「Traicy(トライシー)」 2019年8月10日
  33. ^ デルタ航空、ニューアーク/JFK〜ムンバイ線を12月22日開設 Traicy 2019年5月8日付
  34. ^ デルタ航空、ニューヨーク/イスタンブール線を運休 需要減や安全性懸念で FlyTeam 2016年4月21日
  35. ^ デルタ航空、福岡〜ホノルル線から5月撤退 「日本は引き続き重要な市場」 Traicy 2019年1月17日付
  36. ^ デルタ航空、東京/成田〜台北/桃園線から撤退 最終運航日は5月24日 Traicy 2017年1月14日付
  37. ^ デルタ航空、シアトル/香港線の直行便を運休へ 最終便は10月4日 FlyTeam 2018年6月15日
  38. ^ デルタ航空、成田/バンコク線を10月30日に運休へ 成田路線の再編で FlyTeam 2016年8月13日
  39. ^ デルタ航空、東京/成田〜シンガポール線から撤退 9月22日で Traicy 2019年8月2日
  40. ^ ユナイテッド航空、ワシントンDC/ドバイ線を運休 米系の中東路線ゼロに Flyteam 2015年12月11日付
  41. ^ デルタ航空、東京/成田〜グアム線を運休 需要低下で路線維持難しく Traicy 2017年9月20日付
  42. ^ a b デルタ航空、東京/成田〜サイパン・コロール線を運休 Traicy 2018年2月6日
  43. ^ 成田空港会社 2013年夏ダイヤ 定期航空会社別スケジュール発着回数(PDF)
  44. ^ デルタ航空、名古屋発デトロイト便の機内食で松阪牛と奥三河どりを提供 - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2015年4月1日
  45. ^ ロサンゼルス便の他に、デトロイト便も1日1便運航していた。東日本大震災の影響による需要減や燃料価格の高騰に伴い一時運休となったのち、2012年4月27日から運航再開されたが、既存の東京/成田発着便との重複により搭乗率は低く、同年の9月30日をもってデトロイト便は廃止された。このデトロイト便の枠は、翌日の10月1日以降、シアトル便に変更したうえで運航される予定であった。アメリカン航空やユナイテッド航空の反対により、仮申請に止まっていたが、結果として申請は認可され、2013年6月1日にB767-300ER使用での運航が開始された。
  46. ^ [1]
  47. ^ 中村宰和 (2018年5月17日). “成田空港開港40年 日本の表玄関は今/1 米航空大手デルタの成田離れ 相対的な地位低下懸念 /千葉”. 毎日新聞 (毎日新聞社). https://mainichi.jp/articles/20180517/ddl/k12/020/027000c 2018年5月31日閲覧。 
  48. ^ [2]
  49. ^ デルタ航空、成田空港に「成田テクニカルオペレーションセンター」をオープン - デルタ航空日本支社ニュースリリース 2014年12月1日
  50. ^ [3]
  51. ^ スカイマークの再建計画、イントレピッドに続きエアバスも不満か
  52. ^ スカイマークの再生、投票結果を受けデルタとイントレピッドがコメント
  53. ^ デルタ航空CEO、羽田発着枠「JAL/ANAがJFKに着陸できないのと同じ」不快感示す
  54. ^ Delta may drop Minneapolis flights to Tokyo(英語)
  55. ^ デルタ航空、日米航空交渉でコメント 「部分的な開放は非常に残念」
  56. ^ デルタ、羽田発着枠でロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ線を申請
  57. ^ 米運輸省、羽田昼間発着枠の割当決定 深夜からの移行とミネアポリス線
  58. ^ デルタ航空、羽田発着枠配分の影響で成田/JFK線などを運休 秋から
  59. ^ 米国運輸省、デルタ航空が申請した羽田と米国5都市間の新路線を仮承認
  60. ^ デルタ航空、米国運輸省の最終承認を受け、2020年春に羽田から米国行き7路線を運航
  61. ^ デルタ航空、羽田シフトで20年夏までに成田路線撤退へ トラベルビジョン 2019年8月8日
  62. ^ 米デルタの成田撤退「戻る計画ない」、羽田に投資集中”. 日本経済新聞 電子版 (2019年10月2日). 2019年10月20日閲覧。
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外部リンク編集