「オルトコロナウイルス亜科」の版間の差分

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== ヒトに感染するコロナウイルスの感染経路 ==
コロナウイルスの[[感染経路]]には、「'''飛沫感染'''」と「'''接触感染'''」がある、と考えられている<ref name="kantei_coronavirus">[https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html 首相官邸「新型コロナウイルスの感染症に備えて」]</ref>。
「飛沫感染」とは、感染者が[[くしゃみ]]や[[咳]]などをする時に、[[唾液|ツバ]]などの飛沫(=しぶき)とともにウイルスが飛び散り、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染してしまうことである<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
接触感染とは、感染者がくしゃみや咳をする時に口を手で覆うなどして手がウイルスを含んだ唾液で汚染され、手で触れてモノの表面にウイルスが付き、別の人がそのモノに触ってウイルスが手に付着し、その手で顔(口や鼻(や眼)の周囲などの[[粘膜]])に触ることで体内にウイルスが入り込むことである<ref name="kantei_coronavirus" />。特に多い接触感染の経路は例えば電車の[[つり革]]、バスのつり革、[[ドアノブ]]、各種[[スイッチ]]<ref name="kantei_coronavirus" />([[照明]]のスイッチ、[[エレベーター]]のスイッチ、[[エアコン]]のスイッチ、[[複写機|コピー機]]のボタン、[[PC]]の電源スイッチや[[キーボード]]、[[現金自動預け払い機|ATM]]の[[タッチパネル]]式スイッチ 等々)などである(また、[[スーパーマーケット|スーパー]]や[[ショッピングセンター]]の買い物[[かご]]の[[ハンドル|取っ手]]、[[ショッピングカート]]の取っ手 等々 も経由して感染する可能性がある)。
 
== 感染予防法 ==
コロナウイルスに対しては、通常のインフルエンザウイルスと同様の感染[[予防]]法が有効だと考えられている。つまり、'''手洗い'''、'''粘膜を護るために湿度を50~60%に保つ'''こと、などである<ref name="kantei_coronavirus" />。咳や発熱などの'''症状のある人に近づかない'''<ref name="kantei_coronavirus" />、'''人混みの多い場所に行かない'''<ref name="kantei_coronavirus" />、ということも重要である。'''マスク'''の着用も日本政府のサイトで薦められている<ref name="kantei_coronavirus" />(マスクについては多少但し書きはある<ref name="kantei_coronavirus" />)。
 
;手洗い
つり革、ドアノブ、スイッチなど様々なものに触れることにより、誰の手にも(コロナ)ウイルスが付着している可能性があるので、以下のような時にこまめに手洗いを行う<ref name="kantei_coronavirus" />。
* 外出後の帰宅時
* [[調理]]を行う前、および後
* [[食事]]前
*(自分の顔に触れる前は毎回)
 
「感染予防のための正しい手の洗い方」というものがあり(医療関係者が医療機関で行っている手の洗い方をほぼ踏襲している洗い方であり)、まず手を濡らし、石鹸をつけ、手のひら側をこする→手の甲の側を洗い→指先、爪の間を念入りにこすり→(指と指をからませるようにして)指の間をよく洗い→(親指を手で包むようにして)「親指のねじり洗い」をし→手首までしっかりと洗う<ref name="kantei_coronavirus" />。(なお、最後に関して、医療関係者や調理者などの規則やマニュアルでは、手首だけでなく、手首から「[[ひじ]]」にかけてまでしっかり洗う、とされており、そのほうがより一層安全である。)
 
;マスクの着用
 
感染者がマスクをすると咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされている<ref name="kantei_coronavirus" />。
一方、未感染者にとっては、相当混み合っている場所、また屋内・乗り物など換気が不十分な場所では、やはりマスクをすることは有効な方法のひとつだと考えられている<ref name="kantei_coronavirus" />。(ただし、屋外や人の少ない場所では、マスクをつけていてもつけていなくても さほど変わりは無い<ref name="kantei_coronavirus" />。)
 
;(部屋の)湿度を50~60%に保つ
空気が乾燥すると、のどの[[粘膜]]の防御機能が低下してしまうので、乾燥しやすい室内では[[加湿器]]などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つ<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
; 普段からの健康管理
普段から、十分な[[睡眠]]とバランスのよい[[食事]]を心がけ、[[免疫力]]([[自己治癒力]])を高めておく<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
;モノの表面の殺菌・消毒
コロナウイルスの表面は[[エンベロープ (ウイルス)|エンベロープ]]と呼ばれる[[脂質]]で覆われており、[[消毒用アルコール|アルコール]]による[[消毒]]が可能で、石鹸などの[[界面活性剤]]にも弱いといえる<ref>{{Cite web |url=https://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html |title=中国武漢から流行している新型コロナウイルス(2019-nCoV)による新型肺炎について|accessdate=2020-01-28|author=峰宗太郎|authorlink=|date=2020-01-23|website=ぱそろじすと・あっと・ざ・らぼ|publisher=峰宗太郎|quote= |language= }}</ref>。
 
== 感染後の症状と治療法 ==
[[風邪]]、その他重篤な[[呼吸器]][[症候群]]、[[肺炎]]において、いずれもウイルス性疾患であるため、[[抗生物質]]は無効である。
 
[[ヒト]]に対し安全性・有効性の両方が確認されている[[ワクチン]]は、治療用・予防用どちらも存在しない。
 
風邪と同様、[[解熱薬]]やその他の[[対症療法]]によって治療する<!--(それくらいしか対処できない現状である)-->。
 
=== 風邪症候群 ===
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このウイルスについて、日本の[[厚生労働省]]は単に「'''新型コロナウイルス'''」と2020年1月時点で呼称している<ref>{{Cite web|url=https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html|website=www.mhlw.go.jp|accessdate=2020-01-27|title=中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生について|publisher=日本厚生労働省}}</ref>。
 
=== 治療法・抗生物質やワクチン ===
 
'''治療は、コロナウイルスを原因とする風邪に際して行っているのと同じ'''で、[[解熱薬]]やその他の[[対症療法]]で行う<!--(要するに一般的な対処しかできない)-->。
 
ヒトに感染するコロナウイルスは、以下に掲げる[[風邪]]、その他重篤な[[呼吸器]][[症候群]]、[[肺炎]]において、の'''いずれもウイルス性疾患'''であるため、'''[[抗生物質]]は無効'''である。
 
[[ヒト]]に対し安全性・有効性の両方が確認されている'''[[ワクチン]]は、治療用・予防用どちらも存在しない'''
 
=== ヒトにおける感染経路 ===
 
コロナウイルスの[[感染経路]]には、「'''飛沫感染'''」と「'''接触感染'''」がある、と考えられている<ref name="kantei_coronavirus">[https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html 首相官邸「新型コロナウイルスの感染症に備えて」]</ref>。
「飛沫感染」とは、感染者が[[くしゃみ]]や[[咳]]などをする時に、[[唾液|ツバ]]などの飛沫(=しぶき)とともにウイルスが飛び散り、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染してしまうことである<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
接触感染とは、感染者がくしゃみや咳をする時に口を手で覆うなどして手がウイルスを含んだ唾液で汚染され、手で触れてモノの表面にウイルスが付き、別の人がそのモノに触ってウイルスが手に付着し、その手で顔(口や鼻(や眼)の周囲などの[[粘膜]])に触ることで体内にウイルスが入り込むことである<ref name="kantei_coronavirus" />。特に多い接触感染の経路は例えば電車の[[つり革]]、バスのつり革、[[ドアノブ]]、各種[[スイッチ]]<ref name="kantei_coronavirus" />([[照明]]のスイッチ、[[エレベーター]]のスイッチ、[[エアコン]]のスイッチ、[[複写機|コピー機]]のボタン、[[PC]]の電源スイッチや[[キーボード]]、[[現金自動預け払い機|ATM]]の[[タッチパネル]]式スイッチ 等々)などである(また、[[スーパーマーケット|スーパー]]や[[ショッピングセンター]]の買い物[[かご]]の[[ハンドル|取っ手]]、[[ショッピングカート]]の取っ手 、釣り銭として受け取った小銭や紙幣、舐めて塗らして貼付した切手、スマートフォン等々 からも経由して感染する可能性がある)。
 
=== ヒトにおける感染予防法 ===
 
コロナウイルスに対しては、通常のインフルエンザウイルスと同様の感染[[予防]]法が有効だと考えられている。つまり、'''手指や顔を石鹸でう'''、'''うがい'''、'''粘膜を護るために湿度を50~60%に保つ'''こと、などである<ref name="kantei_coronavirus" />。咳や発熱などの'''症状のある人に近づかない'''<ref name="kantei_coronavirus" />、'''人混みの多い場所に行かない'''<ref name="kantei_coronavirus" />、ということも重要である。'''マスク'''の着用も日本政府のサイトで薦められている<ref name="kantei_coronavirus" />(マスクについては多少但し書きはある<ref name="kantei_coronavirus" />
 
;石鹸による手指からひじまでの洗浄、アルコールによる消毒・殺菌、うがい、洗顔
つり革、ドアノブ、スイッチ、小銭、紙幣、スマートフォンなど様々なものに触れることにより、誰の手にも(コロナ)ウイルスが付着している可能性があるが、'''コロナウイルス'''の表面は[[エンベロープ (ウイルス)|エンベロープ]]と呼ばれる[[脂質]]で覆われており、'''[[消毒用アルコール|アルコール]]による[[消毒]]が可能'''で、'''石鹸などの[[界面活性剤]]にも弱い'''といえる<ref>{{Cite web |url=https://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html |title=中国武漢から流行している新型コロナウイルス(2019-nCoV)による新型肺炎について|accessdate=2020-01-28|author=峰宗太郎|authorlink=|date=2020-01-23|website=ぱそろじすと・あっと・ざ・らぼ|publisher=峰宗太郎|quote= |language= }}</ref>ので、以下のような時にこまめに手洗いを行う<ref name="kantei_coronavirus" />。
* 外出後の帰宅時
* [[調理]]を行う前、および後
* [[食事]]前
*(自分の顔に触れる前は毎回)
 
「感染予防のための正しい手の洗い方」というものがあり(医療関係者が医療機関で行っている手の洗い方をほぼ踏襲している洗い方であり)、まず手を濡らし、石鹸をつけ、手のひら側をこする→手の甲の側を洗い→指先、爪の間を念入りにこすり→(指と指をからませるようにして)指の間をよく洗い→(親指を手で包むようにして)「親指のねじり洗い」をし→手首までしっかりと洗う<ref name="kantei_coronavirus" />。(なお、最後に関して、医療関係者や調理者などの規則やマニュアルでは、手首だけでなく、手首から「[[ひじ]]」にかけてまでしっかり洗う、とされており、そのほうがより一層安全である。)
 
;マスクの着用
 
感染者がマスクをすると咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされている<ref name="kantei_coronavirus" />。
一方、未感染者にとっては、相当混み合っている場所、また屋内・乗り物など換気が不十分な場所では、やはりマスクをすることは有効な方法のひとつだと考えられている<ref name="kantei_coronavirus" />。(ただし、屋外や人の少ない場所では、マスクをつけていてもつけていなくても さほど変わりは無い<ref name="kantei_coronavirus" />。)
 
;(部屋の)湿度を50~60%に保つ
空気が乾燥すると、のどの[[粘膜]]の防御機能が低下してしまうので、乾燥しやすい室内では[[加湿器]]などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つ<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
; 普段からの健康管理
普段から、十分な[[睡眠]]とバランスのよい[[食事]]を心がけ、[[免疫力]]([[自己治癒力]])を高めておく<ref name="kantei_coronavirus" />。
 
== 脚注 ==
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* 原澤亮 「動物ウイルスの新しい分類(2005)」 『獣医畜産新報』 58号 921-931頁 [[2005年]] ISSN 0447-0192
* 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 [[2006年]] ISBN 4830032030<nowiki/>なわ
*[https://astamuse.com/ja/published/JP/No/WO2005004868?fbclid=IwAR1iRYQp8U45ndWLUhegsMr9bI17hUaefj46Hc_r_laWDhNQ6muQbjR1Qto 「抗コロナウイルス剤」この技術は特許登録された実績があります/出願人:アリジェン製薬株式会社 発明者:藤井信孝 山本直樹]
 
== 関連項目 ==