「ダックテイルズ」の版間の差分
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Tatawidepine (会話 | 投稿記録) |
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カッコ内話数は吹替版準拠。
=== シーズン1 ===
[[ドナルドダック|ドナルド]]が就職面接に行く日の朝、ベビーシッターの手配が上手くいかず、仕方なく三つ子の甥[[ヒューイ・デューイ・ルーイ]]を大富豪の伯父[[スクルージ・マクダック]]に預けることにする。スクルージはかつて世界一の冒険家として名を馳せていたが、冒険をやめて既に10年が経っていた。ドナルドとは何か因縁がある様子で、自邸にやってきた三つ子にも厳しく接する。軟禁され、暇を持て余していた三つ子の前に、変わり者の女の子ウェビーが現れる。ウェビーはスクルージ邸の家政婦、ミセス・ビークリーの孫娘で、同年代の友達が全くおらず、やってきた三つ子を見て大喜びする。4人はスクルージの倉庫へ暇つぶしに行くが、
デューイは、倉庫の絵画にスクルージ、ドナルドに加え、まだ見ぬ母とおぼしき女性(デラ・ダック)が描かれているのを見て、ウェビーと共にデラ失踪の謎を解き明かそうとする。2人が邸宅の書庫でデラのことを調べると、「セレネの槍」が深く関わっていることを知る。最初は2人だけでその秘密を追うが、最終的にはヒューイ、ルーイもそこへ加担する。一方、ウェビーはふとしたことから年上の女の子リナと親友になり、邸宅へ招き入れる仲となる。ところが彼女は闇の魔女でおばのマジカ・デ・スペルに取り憑かれており、行動を制限されていた。マジカもまたスクルージと因縁があり、2人の友情を利用して彼が持つ幸運の[[10セント硬貨 (アメリカ合衆国)|10セントコイン]]を奪う機会を狙っていた。(#3・5・11・22)
ある時、スクルージは三つ子
15年前、マジカはスクルージの10セントコインの力に目を付け、手に入れるべく彼と対峙したが、逆にコインの中に封じられてしまう。その際、自分の影からリナを創り出し、スクルージに復讐をするためのスパイとしてこの世に遺していた。そして今、彼が家族を失ったことを知ったマジカは、リナを操ってコインを奪い、自身の肉体を解放する代わりにスクルージをコインに封じた。一方、三つ子たちは、ミセス・ビークリーからスクルージが破産寸前になるまでデラを捜索し続けていたことを聞き、スクルージとの和解を決心する。家族の働きによりスクルージは解放され、マジカは魔力を失い敗走する。ウェビーを守るためにマジカに反逆したリナは消されてしまった。(#24・25)
=== シーズン2 ===
デラは無事だったが、怪物の妨害でセレネの槍を直せず月で10年が経つ。月の[[将軍]]ルナリスと[[中尉]]ペナンブラから月の住民もその怪物に脅かされてきたことを知ったデラは、持ち前の優しさで怪物と和解する。ルナリスは
ドナルドが子育てに疲弊する姿を見たスクルージ達は、彼に二週間の[[クルーズ客船|クルーズ旅行]]を贈る。ドナルドはその出際にセレネの槍が着陸するのを見て駆け寄るが、デラを
ドナルドは月で囚われるが、ペナンブラと共に地球侵略の全貌を知る――ルナリスは、地球侵略の最大の障壁となるのはスクルージであること、彼の力の源は三つ子であることを独自の調査で知っており、三つ子の命を狙う計画を立てていた。ところが月に地球へ行くほどの技術はなく、デラに対し人格者を装うことで宇宙船の技術を手に入れようとした――。家族の危険を知ったドナルドはルナリスと対峙するが、揉み合いのうちに月のロケットで飛び立ってしまう。(#42)
スクルージはグロムゴールドと「期限までに財産が多かった方が相手の全財産をもらう」という賭けをしていたが、勝ち目がないと悟ったグロムゴールドは、マジカを始めとするスクルージの天敵達に助けを求める。一方、ルーイは金儲けのために家族を危険に曝したことでデラから外出禁止を命じられていた。これに反発したルーイはグロムゴールド達に加担し、全員の財産をグロムゴールドに譲渡させることで彼を勝たせる。ところがルーイはわざと書類に不備をつくり、その財産を全て自分のものにする。(#46・47)
== キャラクター ==
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;[[ドナルドダック|ドナルド・ダック]](Donald Duck)
:声 - [[山寺宏一]] / 英 - [[トニー・アンセルモ]]
:三つ子の伯父で育て親。心配性で過保護な性格からしばしばスクルージと対立する。従来のシリーズ同様に短気で怒りやすく、とにかく運が悪いが決して諦めない根性を持っているなど、旧版よりオリジナルに近い設定になっている。旧版では数話のみの登場だったが、本作ではレギュラー出演している(ただし登場回数はそれほど多くない)。本作では1話で就職面接を受けたフリントハートから支給された白の帽子と黒の水兵服<ref>コミックシリーズと同じ服装。</ref>を着ており、他作品でも見られる青い水兵服姿は1話の冒頭や回想のみに登場する。
: 以前は双子の姉<ref>本作で姉であることが友人であるストークレスの口から明らかになった。</ref>デラや共にスクルージと冒険していたが、デラが行方不明になったことをきっかけに、一時期スクルージと疎遠になっていた。第1話時点では港に係留した船で三つ子と共に水上生活を送っていたが、デューイがエンジンをかけっぱなしにしたことで半焼してしまい、現在はスクルージ邸のプールに船を置いてもらっている。スクルージ邸ではよく自分勝手な振る舞いをし、その度にミセス・ビークリーから叱責を受けている。▼
▲: 以前は双子の姉<ref>本作で姉であることが友人であるストークレスの口から明らかになった。</ref>デラや共にスクルージと冒険していたが、デラが行方不明になったことをきっかけに、一時期スクルージと疎遠になっていた。第1話時点では港に係留した船で三つ子と共に水上生活を送っていたが、デューイがエンジンをかけっぱなしにしたことで半焼してしまい、現在はスクルージ邸のプールに船を置いてもらっている。
;[[ヒューイ・デューイ・ルーイ|ヒューイ・ダック]](Huey Duck)
:声 - [[代永翼]] / 英 - [[ダニー・プディ]]
:本名は同じくヒューバート。赤い野球帽
: 他の2人と比べ、性格は旧版の三つ子に
;[[ヒューイ・デューイ・ルーイ|デューイ・ダック]](Dewey Duck)
:声 - [[永塚拓馬]] / 英 - [[ベン・シュワルツ]]
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;ミセス・ビークリー(Mrs. Beakley)
:声 - [[品田美穂]] / 英 - [[トックス・オラグンドイ]]
:名前はベンティナ。マクダック邸のハウスキーパーで、執事や子守などのあらゆる仕事を任されている。旧版以上にルールにとてもうるさいが、常にクールな頼もしい存在。デザイン上も旧版の肥満体型から、筋肉質な体型へと変更されている。過去にスパイだった経歴があるらしく、知的な上に高い戦闘能力を持っており、局長を務めるドレイク教授<ref>従来同様[[沢りつお]]が声を担当している。</ref>からの紹介でスクルージとは当時のスパイパートナーでもあった。
: 「ダークウィング・ダック」の大ファンであるランチパッドの影響で、彼女もこれにハマる。
;[[ランチパッド・マクワック]](Launchpad McQuack)
:声 - [[田中進太郎]] / 英 - [[ベック・ベネット]]
:飛行機
: 旧版ではスクルージを「大将」と呼んでいたが、本作では「旦那」と呼び、丁寧語を使っている。旧版ではスクルージの運転手をしていたダックワースのポジションも担当している。
;デラ・ダック(Della Duck)
:声 - [[岡村明美]] / 英 - [[パジェット・ブリュースター]]
:ドナルドの双子の姉で、三つ子の母親。一度やると決めたら最後までやり遂げる性格。ドナルドやスクルージと共に
:後に月の住民の協力によりセレネの槍を修復し、地球に帰還する。それからすぐの間は母親としての立ち振る舞いに悩むが、最終的には家族として馴染むことができた。息子にはそれぞれジェット(ヒューイ)、ターボ(デューイ)、レベル(ルーイ)と名付けようとしていたが、誕生時に不在だったため、ドナルドが名付けた。
:月に行く前はランチパッドではなくデラが飛行機を操縦していた。現在ランチパッドがサンチェイサーと呼んでいる機体も、元々はデラが「クラウドスレイヤー」と呼んでいた。
;ジャイロ・ギアルーズ(Gyro Gearloose)
:声 - / 英 - [[ジム・ラッシュ]]
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;クアックファスター(Mrs. Quackfaster)
:声 - / 英 - [[スーザン・ブレイクスリー]]
:マクダック
;ダックワース(Duckworth the Butler)
:声 - [[佐々木薫]] / 英 - [[デビッド・ケイ]]
:スクルージの忠実で優秀な執事。旧作と違い既に逝去しているが、現在も幽霊の姿でマクダック邸に常駐し、スクルージのピンチに駆け付ける。スクルージの誕生日会にて、ビーグルママの息子の一人であるブラックアーツ・ビーグル<ref>スクルージをマジックショーに参加させ、霊魂を呼んだ。その霊魂がダックワースだった。</ref>によってあの世から物質世界に呼び出された。そして自分が幽霊であることを利用し、三つ子が招待した悪党達を追い払った。ドラマティックな演出も御手の物。
:遅くともデラが月へ行くまでは存命で、回想場面やスクルージがタイムトラベルで過去のクリスマスパーティーを訪れたシーンでは喋っている。
=== 周辺人物 ===
;グラッドストーン・ガンダー(Gladstone Gander)
:声 - / 英 - [[ポール・F・トンプキンス]]
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: マクダック邸からとある杖を取った。それによりバッバは、マクダック一族のとある要因となる。
;フェントン・クラックシェル・カブレラ(Fenton Crackshell-Cabrera)▼
=== その他 ===▼
:声 - [[宮本隆之]] / 英 - [[リン=マニュエル・ミランダ]]▼
:無給でジャイロのインターンをしているドジな青年。旧版ではスクルージの会計士だったが、本作では職業が異なり羽の色も違っている。警察官の母親<ref>旧作では母親はテレビばかり見るニートであった。</ref>と二人暮らし。▼
: 人々の役に立つ発明をしたいと思っているがうまくいかないことが多々あり、何度かクビにされかけている。トイレを研究室にされている。とある一件から、ジャイロが開発したロボットスーツを着てスーパーヒーローのギズモ・ダックに変身するようになる。▼
:旧版ではギズモ・ダックはロボダックと翻訳されていたが、本作では原語版と同じ名前になっている。本作のギズモ・ダックのスーツは音声認識で様々な機能を使い分け、起動パスワードは「戯言を言うたわけ者」。正体を知っているのはスクルージの他に新たにその場にいたデューイとランチパッド、そして勘付いたジャイロ<ref>旧作ではフェントンだと知っている描写がなく、特にリマスター版のゲーム版ではスクルージからジャイロは気づかないと発言から知らない様子。</ref>が加わった。▼
; リナ・デ・スペル(Lena de Spell)▼
: 声 - / 英 - [[キミコ・グレン]]▼
:少し影があるクールな女の子で、ウェビーにとって初めての同性の友達。紫色の宝石でできたペンダント状の魔法のお守りを持ち歩いている。元々はマジカがスクルージに復讐するためのスパイとして動き、常に行動を制限されていた。▼
:マジカからの自由を条件にウェビーに近付くが、彼女に友情を感じるようになり、マジカがスクルージと対峙したときにはウェビーを守る。▼
: 声 - / 英 - リブ・ベアアー▼
: オカルト好きで変わり者の女の子。図書館でウェビーと出会い、すぐに打ち解ける。リナの魔法のお守りをダックバーグの砂浜で拾い、ずっと持っていた。▼
=== 敵 ===
;フリントハート・グロムゴールド(Flintheart Glomgold)
:声 - [[野川雅史]] / 英 - [[キース・ファーガソン]]
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;ボイド・ドレイク(B.O.Y.D.)
:声 - / 英 - [[ニコラス・カントゥ]]
:マーク・ビークスにより作られた小型[[人造人間|アンドロイド]]で、一見するとビークスの実の子に見える外見をしている。正式名称は、「ビークス・オプティミスティック・ユース・ドロイド」
:
;ビーグル "ママ"(Ma Beagle)
:声 - / 英 - [[マーゴ・マーティンデイル]]
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:声 - [[松川裕輝]] / 英 - エリック・バウザ
:ビーグル・ボーイズ "オリジナル"のメンバー。食いしん坊で太っていた旧版と違い、1番痩せ型でほとんど喋らず唸るだけ。なお、バギー・ビーグルは登場せず、他にも旧作にも登場しなかった多くの兄弟達がいる。
▲;フェントン・クラックシェル・カブレラ(Fenton Crackshell-Cabrera)
▲:声 - [[宮本隆之]] / 英 - [[リン=マニュエル・ミランダ]]
▲:無給でジャイロのインターンをしているドジな青年。旧版ではスクルージの会計士だったが、本作では職業が異なり羽の色も違っている。警察官の母親<ref>旧作では母親はテレビばかり見るニートであった。</ref>と二人暮らし。
▲: 人々の役に立つ発明をしたいと思っているがうまくいかないことが多々あり、何度かクビにされかけている。トイレを研究室にされている。とある一件から、ジャイロが開発したロボットスーツを着てスーパーヒーローのギズモ・ダックに変身するようになる。
▲:旧版ではギズモ・ダックはロボダックと翻訳されていたが、本作では原語版と同じ名前になっている。本作のギズモ・ダックのスーツは音声認識で様々な機能を使い分け、起動パスワードは「戯言を言うたわけ者」。正体を知っているのはスクルージの他に新たにその場にいたデューイとランチパッド、そして勘付いたジャイロ<ref>旧作ではフェントンだと知っている描写がなく、特にリマスター版のゲーム版ではスクルージからジャイロは気づかないと発言から知らない様子。</ref>が加わった。
▲; リナ・デ・スペル(Lena de Spell)
▲: 声 - / 英 - [[キミコ・グレン]]
▲:少し影があるクールな女の子で、ウェビーにとって初めての同性の友達。紫色の宝石でできたペンダント状の魔法のお守りを持ち歩いている。元々はマジカがスクルージに復讐するためのスパイとして動き、常に行動を制限されていた。
▲:マジカからの自由を条件にウェビーに近付くが、彼女に友情を感じるようになり、マジカがスクルージと対峙したときにはウェビーを守る。
;[[マジカ デ スペル|マジカ・デ・スペル]](Magica de Spell)
: 声 - / 英 - [[キャサリン・テイト]]
162 ⟶ 169行目:
: 声 - / 英 - [[ランス・レディック]]
: 月の将軍。当初はデラに対し寛大な人格者として接するが、最終的に地球侵略のために利用する。
; ペナンブラ中尉(Lieutenant Penumbra)▼
▲=== その他 ===
: 声 - / 英 - [[ジュリー・ボーウェン]]
: 月の中尉。当初はデラの優しい心に疑念を抱き、地球が月を侵略するための先鋒と考えていたが、徹底した優しさを見て彼女を信頼するようになる。
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: 声 - / 英 - [[オミッド・アブタヒ]]
: 犬の戦士にして、魔神族<ref>厳密には、彼の九世の祖、つまりご先祖様の恋人がランプの魔神だったため、先祖がこれを解放し、夫婦となったという。</ref>の末裔。彼がダックバーグにやって来たのは、イフリートの夜明け<ref>スクルージ曰くなにも起きないと言われたが、実際は彼の誕生日</ref>迄にかつての冒険の知り合いであったスクルージにランプ<ref>彼の先祖の夫がそのランプの魔神だったので、彼はランプを盗んだビーグル・ママに「そのランプに“まだ”魔神がいると思っていたのか」と煽った</ref>を返してもらう約束があったからだ。
▲; バイオレット(Violet Sabrewing)
▲: 声 - / 英 - リブ・ベアアー
▲: オカルト好きで変わり者の女の子。図書館でウェビーと出会い、すぐに打ち解ける。リナの魔法のお守りをダックバーグの砂浜で拾い、ずっと持っていた。
;ジム・スターリング(Jim Starring)
:声 - / 英 - [[ジム・カミングス]]
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