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後述のように各地で呼び名は異なるものの、専用の香り([[フレーバー]])が付けられた[[タバコ]]の葉に炭を載せるなどして熱し、出た煙をガラス瓶の中の水を通して吸うという基本的な構造は同じである。大きさは小さい物で高さ30cmからあり、一般的な物は60–80cmほど、大きい物では1mを超すものも多い。また、フレーバーには果物からスパイス、花、コーヒー、ガムなど多くの種類がある。
 
1回の燃焼時間が1時間程度と長く、重さもあり気軽に持ち運びはできない。そのため、[[紙巻きたばこ]]が普及している地域ではあまり知られていないが、煙が水を通る間に多少冷やされることもあって、昼間の気温が高い[[インド]]や[[中近東]]で人気がある。特に中近東では[[喫茶店]]に置いてあることが多く、昼間から喫茶店で男性が水たばこを嗜む姿をく見かける。
 
中国では水タバコを水烟といい、烟缶と呼ばれるフッカーと同様の形状のものや、水烟筒と呼ばれる[[尺八]]に似た筒状のものや、水烟袋と呼ばれる携帯に便利な大きさのパイプに似た形状の喫煙具で吸われている<ref>川床邦夫『中国たばこの世界』<東方選書> 東方書店 1999年、ISBN 9784497995681 pp.174-187.</ref>。烟缶は[[ウイグル族]]に嗜まれ、使われる葉たばこもフッカーと同様だが、水烟袋は18世紀以来中国全土に普及した喫煙具で、刻みたばこを押し固めたものを用いる。