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[[ファイル:Kasukabe Angel-Dome Shiro Statue 1.jpg|thumb|right|240px|春日部市立春日部第1児童センターに設置されているシロの立体像]]
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[[野原しんのすけ|しんのすけ]]に拾われて野原家で飼われている[[雑種]]犬<ref>[[双葉社]]の公式設定では雑種犬とされているが、しんのすけは[[わたあめ]]犬と称している。1997年10月10日放送「テレビドラマのロケ隊が来たゾ」では[[マルチーズ]]と何かの雑種と推測されていた。</ref>で性別はオス。名前の由来は体の色(被毛)が白い事による。[[小型犬]]ではあるが室外で飼われている。
 
年齢は不明だが、[[2007年]][[4月27日]]放送「ぼく、野原シロのすけです」では5歳でしんのすけの双子の兄という設定となっていた。人間の言葉を話す時の一人称は「ぼく」。「ぼく、野原シロのすけです」以外でも人間の言葉を話す回がある<ref>[[クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王|アクション仮面VSハイグレ魔王]]、1996年9月1日放送「超(スーパー)ヒーロー鉄骨しんちゃんだゾ」、2003年7月5日放送「犬の惑星」、2003年12月6日放送「ネネちゃんのウサギがしゃべったゾ」、2014年4月11日放送「宇宙警察犬・ロボドッグだゾ」が該当する。</ref>。誕生日は不明。
 
4匹兄弟の1匹として生まれ、母親はボルシチ、父親は未登場で不明だが飼い主は「ボルシチが家から脱走した際に出会った行きずりの野良犬」と推測しており、シロに似た容姿だろうと称している<ref>原作46巻より。</ref>。飼い主一家の父が犬に触れると[[呼吸困難]]・[[不整脈]]になる病気「突発性犬アレルギー」(架空の病気)を発症し犬が飼えなくなってしまった。兄弟3匹はすぐ引き取られたが、ボルシチとシロはなかなか引き取り手が見つからずボルシチは[[保健所]]へ託す事となった。それに反発した飼い主一家の長女るんが、誰かが拾ってくれるよう家族には内緒にシロを段ボール箱に入れて(兄と母親は知っていたが黙認していた)路上へ置き去りにし(実際はしんのすけが拾うまで見守っていた)、しんのすけに拾われて野原家で飼われる事となった。
 
== 登場 ==
原作第1巻、アニメ[[1992年]][[5月25日]]放送分「子犬を拾ったゾ」にて登場。道端に箱で捨てられた所をしんのすけが拾ってきた。初登場時は家の中での糞や、[[野原みさえ|みさえ]]のお気に入りドレスを食いちぎる等行儀が悪かったが、気弱ながらも次第にかなり利口な犬となる。野原家(特にしんのすけ)の行動に苦労する一方であるが、しんのすけの事は人間の中で一番大好きな存在である。また、映画『アクション仮面vs.VSハイグレ魔王』では安全な場所に避難する際はしんのすけが自発的に一緒に連れて行く、ひまわりが生まれた際は「シロの妹」と紹介させるために病院に同行させる、等としんのすけにも大切にされている。
 
== 性格 ==
[[ファイル:Kasukabe Kojima BLDG Crayon Shin-chan Signboard 1.JPG|thumb|right|300px|しんのすけとシロ]]
犬だが変わり者揃いの野原一家では数少ない常識を持つ。しんのすけ(みさえ)に散歩をサボられた際は自ら散歩に出向く、エサをもらえなかった際は[[商店街]]で芸を披露して観客からエサやお金を貰う、しんのすけやみさえの代わりにおもちゃを片付ける、洗濯物を取り込む、[[ラディッシュ]]の[[水]]やりをサボったしんのすけの代わりに世話して育てる、おつかいをサボったしんのすけの代わりにおつかいに行って[[八百屋]]の店主に[[生姜]]が欲しい事を口答で必死に伝えて生姜を購入する、ひまわりの面倒を見る等人間並みの行動力を持っており、そのポテンシャルの高さはひろしも認める程である。知能も非常に高く人間の言葉がほぼ理解できている。街の人たちからは可愛がられており、人脈も広い。ひまわりにも高い所に登る際の台にされる、登る際に足でけられる等の粗い扱いをされることもあるが、慕われている。例として、ひまわりの手を噛んだ<ref>実際には噛んでおらず、ひまわりが家事で忙しいみさえに相手してもらえないことで、構ってもらうためにシロに協力を依頼してやった芝居である。大泣きも芝居で、みさえに抱いてもらう際にシロに向かって親指を立ててサイン(=「グッジョブ(良い芝居だった)」や「OK」を意)している。</ref>際にみさえに怒鳴られてしんのすけに連れられて家を出たが、ひまわりは安否を気にして最も悲しんでおり、再会できた時は抱擁して喜んだ。
 
一方、酒癖が悪い一面もあり、1995年4月10日放送「酔っぱらいシロだゾ」ではビールの入ったドッグフードを食べてしまった際暴れん坊に豹変し、「自分はライオンだ」と思い込み、家の中を散らかした挙句、みさえにも噛み付く等暴走の限りを尽くした。その上、2階のバルコニーに上がった時は今度は「自分は鷲だ」と思い込み、空を飛ぼうとダイブした所でみさえに止められた。その後は二日酔いに悩まされた<ref>最後はしんのすけに水をくれた。</ref>。マイペースな一面も持ち合わせており、勝手に一人で散歩に出かけたり、家庭内で何らかのトラブルが発生し一家がパニックに陥っている中、外でのんびり昼寝したりエサをせがんだりしている。
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== 特技 ==
特技は自分の体を丸める「[[綿菓子|わたあめ]]」や自分の股間をかきむしる「チンチンカイカイ」<ref>アニメ「シロに芸を仕込むゾ」(1993年3月1日放送)で覚えた。ただし、この回ではしんのすけの言う通りに技ができていたわけではない。「ジャンプ」→「わたあめ」、「チンチン」→「チンチンカイカイ」など。</ref>。他にも逆立ち、バック転やバック宙等、[[体操]]選手並みの芸も持つ。
 
また、床を汚すと怒られるため家の中で雑巾を足の下に敷いたり、玉乗りをしながら移動する程器用でもある。一度[[アイドル]]犬の代役として芸をこなした経験もある(「シロのCMデビューだゾ」)。