「テフヌト」の版間の差分

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[[File:Egyptian - Menat with the Heads of the Deities Shu and Tefnut - Walters 541515.jpg|thumbnail|女神テフヌトと、兄にして夫の神シューを描いた[[メナト]]という楽器]]
 
創造神[[アトゥム]]を親に持ち、アトゥムの[[自慰]]によって生まれたとされる([[ラー]]と習合されたため、ラーともされる)。配偶神は[[兄]]でもある[[大気]]の[[神]][[シュー(エジプト神話)|シュー]]。彼との間に[[大地]]の[[神]][[ゲブ]]と[[天空]]の[[女神]][[ヌト]]を成した。[[雌]][[ライオン]]もしくは、ライオンの頭を持った[[女神]]として描かれる。[[夫]]であるシューの[[妻]]としての伝承ばかりでテフヌト単独での伝承は、ほとんど見られない。テフヌトは天空を押し上げる夫を助け、一心同体の存在として世界の安定のために働く
 
== 他の神々との習合 ==
テフヌトは、シューの妻となる前に家出をしたという神話があり、宮殿で退屈していたテフヌトは父親(ここでは[[太陽神]][[ラー]]とされる)に何も告げず、南のヌビア砂漠へ家出してしまう。獰猛な雌ライオンとなって気ままに駆け回っていたテフヌトに父親は、息子シューと[[知恵]]の[[神]][[トート]]に依頼し、ようやく連れ戻すことに成功した、という内容である。
雌ライオン姿を持つことから、エジプトの女神[[バステホル]][[セクメト]]、セクメトと同一視された女神[[バステホル]]と同一視されることがある。
 
[[ヘリオポリス]][[神話]]では[[創造神]][[アトゥム]]の自慰によって誕生したとされる。[[兄]]でもある[[夫]]、[[大気]]の[[神]][[シュー (エジプト神話)|シュー]]との間に[[地|大地]]の神[[ゲブ]]と[[天空神|天空の女神]][[ヌト]]をもうける。
 
[[夫]]であるシューの[[妻]]としての伝承ばかりでテフヌト単独での伝承は、ほとんど見られない。
 
他のエジプトの女神[[ハトホル]]、[[セクメト]]、[[バステト]]と同一視されることがある。
{{Commonscat|Tefnut}}